『ゴルフルールよもやま話』救済措置で本当に救済される?

来年度よりルールが変わり、救済措置も大きく影響を受けるものが出てきます。

そんな救済措置には、次のようなパターンがあります。

①OB/ロストボール
②アンプレヤブル
③ウォーターハザード
④修理地/カート道路上/カジュアル・ウォーター
⑤動かせない障害物等
⑥新ルール上でのドロップ

今回は、それぞれの基本ルールの振り返りと変更点を確認して、アマチュアゴルファーを救済するものなのかを考えてみましょう。

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OB/ロストボールの場合の救済措置ルール

ゴルフにおける救済措置と言いながら、そうではないと感じるOBです。

まず響きがダメっぽいような気がしませんか。

ティーグラウンド、セカンドショット以降、いずれの場面でもやってしまいがちなOB。

ルール上は1打罰ということですが、精神的にはそれ以上の効果があるように思える今日この頃です。

ちなみにいまだに1打罰なのか2打罰なのか分からなくなる方も多いようです。

あと、OBの場合に多いのがプレイング4。

ロングホールならまだ良いですが、ショートホールでプレイング4を選ばなければいけなくなるとがっかりきますね。

ロストボールも同様です。

特にボールの行方を追いかけていて、ここにあるはずのボールがなかったときは1打罰以上の精神的ダメージがあります。

アンプレヤブルによる救済措置ルール

林の中に打ち込んだようなとき、前に大きな木があってこれ打てないなと思うと宣言します。

これも1打罰になるわけです。

OBの打ち直しでこの仕打ちと思うようなときでも、容赦なくカウントされます。

また、アンプレヤブルでドロップする際にもルールがあります。

2クラブレングスの範囲内のドロップであること、ピンとボールがあった箇所を結んだ後方線上でなければならないこと。

これらを逸脱するドロップは、再ドロップしないと更に1打罰となるということです。

そんなこと、プロゴルファーではない私達アマチュアゴルファーに言われても困ります。

大概、コンペでもここら辺は少し曖昧に処理されることもあるようです。

あとアンプレヤブルでも、個人的に少しありがたいものが来年からルール変更になりそうです。

バンカー内のアンプレヤブルで、バンカー外に2打罰でドロップ可というものです。

あごの高いバンカーで、何打叩いたか分からなくなることが多々あるようなゴルファーにとっては、少しだけありがたい救済措置かもというところです。

どうせなら、1打罰で勘弁してもらいたいとも考えてしまいます。

ウォーターハザードの場合の救済措置ルール

いわゆる「池ポチャ」です。

人の性格が良く分かるのもウォータハザードがあるときですね。

同伴者が3、4人いれば、必ず「左、池ですねー」とかプレッシャーがかかること言う人いますよね。

プレッシャーかけても実力からしたら結果は変わらないかもしれないのですが。

また最近は物理学に少し疑問を感じます。

なぜ、ゴルフ場に限って重力場に差があるように感じるのでしょうか。

前述のバンカーやウォーターハザードなどは、ボールに対して働く重力が違っているように思う方がいるようです。

パー3で距離120ヤードと短い距離ながら、グリーンまで前面に池、そしてグリーン周りはバンカー、グリーン奥はすぐにOBというセッティング。

「どうしたら良いの?」という場面にも良く遭遇するのがゴルフだと感じませんか。

そういうときに限って、トップやダフってしまってトリプルボギー6点と心を何度折られたことでしょう。

奇跡的に水切りショットで対岸に届いたこともありますが、そんな曲芸はもう2度とできない可能性大です。

ルール上はウォーターハザードの場合、救済措置として1打罰で打ち直しということになるのですが、前述のようにパー3であることが多く、1打罰がそれ以上の精神的ダメージを与えることは間違いないでしょう。

また、ローカルルールでプレイング4というパターンもありますが、パー3でプレ4選択した時点でもうボギー確定。

「これは救済なの。」と叫んでしまいたくなるルールです。

そういえば、10年ぐらい前の全英ゴルフトーナメントで、最終日、最終18番ホールでウォーターハザードにつかまって、そのハザードから何とか脱出しようとしているプレーヤーの姿を思い出しました。

ゴルフ場での修理地/カート道路上/カジュアル・ウォーターの場合の救済措置ルール

ドライバーが安定していないと、前述以外のところにもボールは飛んでいくものです。

ゴルフは基本的にあるがままで打つルールの競技なのですが、状況的に「これは無理」という場合には救済措置を受けることになります。

【修理地】

本来は、本コースの中なのですが、コースメンテナンスのために修理を行う場合があります。

コースによって修理地の表示はそれぞれですが、打球が修理地に入ってしまった場合には、無罰で1クラブレングス内にボールをドロップすることになります。

修理地はたまに見かけますが、あまり気にならないでしょうか。

しかしながら、せっかくティーショットが良いところに打てたのに、その場から打てないなんてと思うこともありますね。

【カート道路上】

ティーショットが曲がってしまったときOBにならず、カート道路に落ちてしまうことがあります。

ボールがカート道路に残ってしまった場合にはそのまま打つと、クラブは確実に痛んでしまうので、1クラブ・レングス内にボールをドロップすることになります。

これは無罰です。

これをインテンショナルに使えると、飛距離のないゴルファーなら「新幹線」が使えるので嬉しいところですが、まずもって9割9分9厘、OBになるでしょう。

【カジュアル・ウォーター】

大雨の時には、バンカーなどが池に早変わりします。

その時にはさすがに湖の中から打つことができないので、無罰でドロップすることになります。

それは、ウォーターハザードが大雨であふれてしまったような場合も同様です。

ちなみに最近多い台風前の大雨の中でグリーンが湖状態になることがあります。

この場合は処置に困るところです。

プロであれば、プレー中止となるところですが、アマチュアはゴルフ場が中止しない限り続行します。

そこで、プレー中はパターで打てないことを確認した上で、2パット扱いと同伴者と取り決めることも仕方ないことでしょう。

ただし、そんな大雨の状況でゴルフをするのは、かなりのゴルフ好きに限られます。

動かせない障害物等のゴルフルール

障害物と一口に言ってもいろいろあります。

まず、ゴルフ場で動かせないような障害物としては、排水溝のふたやスプリンクラー、看板などの人工物が上げられます。

こうした動かせない障害物にかかった場合には無罰でドロップすることになります。

ティーショットがまったく安定しないと、林の中に打ち込むことが多いことでしょう。

すると林の中は、木の根も張っていますし動かせない障害物にならないのかと考えてしまう方も多いのではないでしょうか。

ただこの場合、アプレヤブルで1打罰でドロップせざるを得ません。

次に動かせる障害物としては、バンカーレーキや吹き流し、修理地の杭などです。

救済措置として、障害物が動かせる場合には障害物を動かして大丈夫です。

またバンカーレーキでボールが止まっていた場合にはバンカーレーキを動かせますし、もし動かしてバンカーにまでボールが転がった場合は、無罰で止まっていた場所にリプレースとなります。

OB杭も抜こうと思えば抜けるものですが、動かせる障害物かと思いきや抜いてしまうとルール上は2打罰になります。

新ゴルフルール上でのドロップ

いろいろ検討はされてたようですが、特段にドロップのルールに変更はなかったようです。

しかし、アマチュアがプレーする場合にはクラブ・レングスではなく実力に応じたドロップなど認めてほしいと思うのです。

ハンディによって、ピンに近づける距離を加味してくれるとかはありがたいですかね。

ゴルフに置いては救済措置で多用されるドロップですが、意外と正しいドロップ方法は知らないでしょうか。

腕を伸ばした状態で肩の高さからボールを落とすというのが正解です。

もし、ボールが二アレストポイントよりホールに近づいてしまった場合や、携帯品などに触ってしまった場合、2クラブレングス以上に動いてしまった場合には無罰にて再ドロップすることになります。

救済措置ルールを覚えて活用

ゴルフルールは、ケースによって変わるので覚えるのは大変です。

文中でいろいろなルールを確認してきましたが、実際にはゴルフプレー中に経験しながら覚えていくものなのでしょう。

救済措置ルールは本来、ゴルファーを救済しプレーを少しでも早くすることが目的ですから、きっとゴルファーの役に立つものと思います。

また来年度から変わるルールですが、少しでも自分のプレーに役立つものを見つけ出していきましょう。