【ゴルフの謎】スタンスの広さが飛距離を生むのは間違い?

ゴルフにおけるスタンスは、アドレスに入る上でも重要視されています。

そのスタンスの広さで飛距離が決まると言われていますが、基本のスタンス幅と飛距離が狙えるスタンス幅が違うのも不思議なものです。

そこで正しいスタンスの決め方について考えます。

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ゴルフスイングが安定するスタンスの広さとはどのくらい?

ゴルフでスタンスをとるとき、適当に開いてスタンスの広さを決めていることはないと思います。

自分なりの基準があって、毎回同じくらいの幅でスタンスをとり、あとは状況に合わせて変えているのではないでしょうか。

一般的に肩幅がスタンスの幅と言われていますが、この肩幅には確固たる理由があるわけでありません。

他のスポーツをみると、柔道では自然体として肩幅で開いた足は踏ん張りが利いて前後左右からの揺さぶりに耐えることができると考えられています。

また大相撲の横綱が土俵入りするとき、四股を踏む前の鬼気迫る仁王立ちも肩幅です。

日本人にとって肩幅は安定する姿勢なのでしょうが、近代ゴルフはスコットランドから発祥してますので、自然体や仁王立ちはおそらく関係がないはずです。

そこでゴルフにとって安定するスタンスの幅について考えてきます。

スタンスの広さより重要なものがある?

ゴルフにおいてスタンスを決まる動作はとても重要です。

それは安定するための広さだけではなく、オープンスタンスやクローズドスタンスのように方向や球筋を決める上でも重要になってくるからです。

スタンスの向きはすなわち体の向きなり、それはスイングによるヘッドの軌道に繋がります。

一般的にオープンスタンスは、飛球線に対して左側に開く姿勢をとるため、球筋はスライスして右へと飛んでいきます。

またクローズドスタンスは、飛球線に対して右側を向くため、打ち出す方向がターゲットよりも右ですが、ボールにフック回転を与えるため結果的に左方向に打つことになります。

ただしバンカーではオープンスタンスで、両足の広さはワイドスタンスにするのが基本です。

スイング中、砂に足を取られてバランスを崩さないようにするためですが、同時に砂を爆発させるエクスプロージョンショットには強烈に打ち込むためのスイングが必要なこともあります。

スタンスの広さとゴルフの飛距離との関係性

スタンスの広さとスイングスピードは関連があると言われています。

ワイドスタンスにすると飛距離がアップすると考えられ、多くのトッププロは「ここ一番!」のときに、大きなスタンスをとって大きなスイングをしています。

ただしこのスタンスの広さは、スイングのときの上半身の安定のためではありません。

飛距離を生み出す要件は、打ち出すボールの初速と打ち出し角、そしてスピン量と言われています。

このうちの初速をヘッドスピードで割るとミート率が算出されます。

いかにフェースの芯でゴルフボールをとらえたか、しかも強いインパクトを与えるために速いスピードで振り抜いたかが重視されます。

フェースの芯でインパクトするためには、ボールの後ろからフェースが直進してくる方が確実ですし、強いインパクトも同じことが言えます。

この直進的にスライドするヘッドは、理論的にはインパクトゾーンの内側で可能になるのです。

このインパクトゾーンとはスタンスをとった両足の内側です。

つまりスタンスの広さが長いインパクトゾーンになることから、飛距離アップへと繋がる可能性が高まると考えられたわけです。

飛距離に結びつかない可能性もあるスタンスの広さ

スタンスが普段の広さよりも小さいと、飛距離は落ちるのでしょうか。

スタンスの幅がインパクトゾーンであれば、広いほどヘッドは走るようになり飛距離は期待できます。

対してスタンスを少しだけ狭くしたとしても、飛距離が落ちることはないはずです。

もしかすると、かえって飛距離が伸びるゴルファーもいるかもしれません。

まずインパクトゾーンを活用するためには、ギリギリまでコックのリリースを待つことができること、そしてスムーズに重心移動ができることが必須条件です。

その上で長くなったインパクトゾーンで加速するために、フォロースルーと称して直進的にヘッドをスライドさせる技がなければなりません。

単に足を開いたからでは、飛距離はアップしないのです。

それどころか大きく開いた足によって腰周りの筋肉や筋がパンパンに張ってしまい、腰の回転の妨げとなっているかもしれません。

その点、スタンスを狭くすると腰周りに張りはなくなり、体の捻転は楽になるはずです。

スタンスの広さはゴルファー個人の基準で決める

アマチュアゴルファーの大半は、スタンスの広さが飛距離に結びつくことはないはずです。

逆にスタンスを狭くすることで体の回転が良くなり、ミートの確率が上がって飛距離アップに繋がる可能性が高くなります。

ただスタンスの狭い広いには個人差があって、同じ幅でも違う評価があるものです。

肩幅を基準にしても、その肩幅が広いと感じる人は大勢います。

これは日常的な歩行とも関係があるようで、プロゴルファーの1歩は歩測するために約90センチの1ヤードで刻んでいます。

一方でアマチュアゴルファーの1歩は60センチでも広いほうと言われていて、傾斜地では50センチ以下になることもあるようです。

つまり歩くという動作でもこれだけ歩幅が違うのですから、股関節周りの筋肉が柔らかいプロゴルファーとほぼ運動をしない一般ゴルファーでは、スタンスの広さが違っても当たり前と思ったほうが良いはずです。

ちなみにプロゴルファーの肩幅は、肩の外側とシューズの内側でスタンスを基準にしていることが多く、アマチュアゴルファーは肩の外側とシューズの外側を基準にすることが多いようです。

ゴルフでもっとも安定したスタンスの広さとは

スタンスの広さも重要ですが、皆さんはスタンスはつま先を基準にしますか、それともかかとを基準にしますか?

ゴルフの構えはつま先を15度程度開くのが一般的です。

つま先を開くことで、腰の回転が良くなりスムーズなスイングができるようになります。

そのつま先がスタンスの基準になると、肩幅よりも広くなる場合があります。

また逆にかかとがスタンスの基準であれば、つま先に合わせてスタンスをとると狭くなってしまいます。

一応、スタンスの基準がつま先か、かかとかには正解があります。

基準とするのはかかとです。

飛球線と平行になっているかの確認は、つま先を基準にしますが、スタンスを広さはかかとを基準にしているようです。

つま先とかかとのどちらであっても、体の回転やヘッドスピードの速さに影響を与えることは少ないので、足を広げたら飛ぶという神話は捨てたほうが良いかもしれません。

その上で、もっとも安定するスタンスのとり方は、スクワットをすることです。

一定の幅でスタンスをとって、つま先をわずかに開いて、腰を落として屈伸するときの足幅こそが安定していることは間違いありません。

正しいスタンスの広さと選定方法

ゴルフにとってスタンスは重要ですが、意識的に広さを変えても結果は大差がないかもしれません。

広いスタンスが飛距離を生むというのは、半ば神話のようなものです。

スクワットを数回行えば、正しいスタンスの幅が分るはずです。

やってみてください。