アイアンのシャンクはフェースの開きだけが原因ではない!

アイアンショットでシャンクするときには、必ずなにか原因があるものです。

フルスイングと距離を調節するスイングではその原因が異なりますし、また修正の仕方も変わってきます。

ここからはアイアンのシャンクの原因と修正法を紹介します。

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アイアンがシャンクする原因はフェースが開くから

アイアンをフルショットしてシャンクするときは、原因としてまずフェースの開きが考えられます。

トップからインパクトに向けてグリップを振り下ろすとき、そのスイングの勢いはグリップよりも先に左腰が反応してしまいます。

脳内では「フルショットするぞ!」が構築され体に信号を送っていて、テークバックからダウンスイングへの切り返し時点でそれが実行されたわけです。

トップからインパクトまでの時間は約0.3秒ですが、脳から信号が体に伝達されるのには0.2秒かかると言われています。

短距離のオリンピック選手並みの反応があっても、ギリギリ間に合うかどうかというようなタイミングです。

そのためインパクトで行う動作は、すでにアドレスやテークバックの段階で決まっているとも言え、腰がスライドするのは体が勝手に反応したのではなく、指示通りに動いた結果タイミングがズレただけということになります。

つまりその左腰のスライドを止めれば、正面でボールをとらえることができるので、シャンクを直すことはできるはずです。

シャンクの原因を見つけても想いだけでは直らない

アイアンがシャンクする原因は、前項で説明したようにダウンスイングと同時に左腰がスライドすることで、左肘が外側に逃げてしまいフェースが開くからです。

フルスイングのイメージでテークバックをして、トップで切り返してダウンスイングに入ると同時に腰が左側にスライドしてしまいます。

腰がスライドすると右肩が下がり、左肘を曲げて外に逃がして、左脇が空いた状態でインパクトを迎えます。

スイングで体が動いているとはいえ、すごくバランスの悪い姿勢になっているので、とてもアドレスのときのフェースの形を再現できるとは思えません。

このとき腰のスライドを止めることで、姿勢が正されてシャンクを止めると考えるのが普通だと思いますが、ここまでスイングが崩れていると、想いだけでは正しいスイングに戻すことができません。

そのため荒療治とも言えますが、全く違うスイングをしばらく続けると、腰が絶対にスライドしないフォームへと変更することができるようになります。

シャンクの原因を克服できる不思議なアイアンショット

ダウンスイングで腰がスライドするのは、そもそもアドレスからテークバックまでの間に重心である背骨が右足の上に移動したことで、右から左へ移動することになったわけです。

トップの位置では重心が右足の上にあり、そこからインパクトまでの間で元の位置に戻そうとして、結果的にフライングしたのが腰のスライドです。

そもそもテークバックで重心を右足の上に移動しなければ重心移動は起こらないため、最初から腰のスライドはなくなると考えられます。

つまり「元を断つ」ことで、シャンクの原因となるフォームを修正しようということです。

そのためにはボールの前に両足を揃えて立ち、アイアンを構えてスイングします。

両足が開いていませんから、重心を移動することはできません。

このスイング方法は、ジュニアの指導を目的として設立した坂田塾の塾頭だった坂田プロが提唱したものです。

ヘリコプターの羽根のように軸を固定してスイングをすることから、『ジャイロスイング』と呼んでいたようです。

かかとに重心を置いて円のスイングを心がければ、シャンクは止まるはずです。

シャンクする原因はアイアンショットの緩みとも考えられる

アイアンはフルショットよりも距離を調節するアプローチタイプを選択するのほうが断然多いでしょう。

この距離を調節するスイングで起こるシャンクは、インパクトの直前でのスイングスピードの緩みが原因です。

通常通りのアイアンショットのリズムでスイングをして、5ヤード短く打とうと考えると、やはり脳からインパクトを緩めなさいと信号が出ます。

どのくらいのインパクトの強さが距離と合うのかを数値で表すことはできなくても、ほぼ狂いなくターゲットに近づけられるのは、この脳からの指令によるものです。

しかし本来の距離調節の打ち方は、スイングの振り幅とターゲットまでの距離を一致させて、それを練習で体に覚えさせることで寄せるようにするものです。

ところがインパクトを緩めるスイングは、トップの位置が同じなのでスイング幅は変わりません。

そのためインパクトの強さはスイングスピードで調節しているわけです。

このスイング調節の仕方が悪いためにシャンクが起こることになります。

ストップ信号が原因でシャンクが引き起こされる

距離を調節したアイアンショットでシャンクが起きる原因のひとつは、インパクトの直前でスイングを止め、体だけがスイングを続けたために、フェースが開いてヒールからボールに向かったためです。

それはトップから振り下ろしたときに、そのスイングスピードは強すぎと感じ、インパクトの直前でストップをかけた結果です。

つまり振り出した瞬間に脳から「ストップ!」と信号が出て、直前でギリギリ間に合ったからフェースが開いたと考えられます。

間に合わなければ、インパクト後に動きが止まるのでしょうが、運が良いのか悪いのか直前でヘッドの動きは止まります。

実際にはピタリと止まることはなく、ヘッドの動きが弱くなっただけです。

ただダウンスイングをしている体の動きは、スタート時点の強いスイングのままです。

この状態でインパクトを迎えるのですから、腰が左側にスライドしてインパクトのパワーを弱めるか、左肘を逃がしてグリップの動きを弱めるしかありません。

どちらもフェースが開きヒール側からボールに向かっていくことになります。

アイアンがシャンクする原因が分かれば練習で直す!

アイアンショットの振り幅と、ターゲットまでの距離が一致していないことがシャンクの原因ですから、修正手段は「一致させる」ことしかありません。

これは体で覚えてもらうしかないため、0時からのスイング幅、3時からのスイング幅、5時からのスイング幅で繰り返し練習をしましょう。

振り幅が小さくなるほど捻転が浅くなり、手打ちになる恐れがあります。

練習場のアイアンマットにボールをセットしたら、その先に丸めて棒状にしたタオルを置いてみてください。

もしも手打ちになると、スイング軌道はアウトサイドインでボールをとらえるので、前方に置いたタオルに触れることになるはずです。

少し慣れてきたら、タオルを曲げてインサイドインの軌道に形を合わせると、さらに緊張感のある中で正しいインパクトができるようになりシャンクは止まるはずです。

シャンクが起きるのは正しいスイングをしていないからで、小手先で修正するのではなくスイングそのものを直す練習をすることが大切です。

シャンクする原因と修正するためのアイアンの練習方法

アイアンがシャンクするのは、フルスイングのときと距離調節をしたときで違います。

どちらもフェースが開くことでシャンクは出ますが、それぞれ原因は違うものです。

そのためフェースを開かないようにするのではなく、フェースが開いた原因を修正していくために繰り返し練習していくことが大切だと言えるでしょう。