アイアンをいつかはミズノに変えたいと思っている初心者へ

日本人でミズノというスポーツメーカーを知らない人はいるのでしょうか。

養老工場で叩き上げる軟鉄鍛造アイアンは、ゴルファー羨望のクラブです。

多くのスポーツマンが知っているミズノですが、何故か初心者には少し敷居が高いように思えます。

そんなミズノについて考えてみます。

ゴルフ初心者のみならずとも皆が知っているミズノとは

ミズノの創業は1906年(明治39年)4月1日で、なんと創業100年以上の企業です。

創業者の水野利八が故郷の「美濃」の間に「津」をいれて、「美津濃兄弟商店」の社名で起業しています。

1987年に社名表記を漢字の「美津濃」からカタカナの「ミズノ」に変更して現在に至っています。

社名の英語表記はMizunoです。

長年に亘ってスポーツ全般の商品を開発販売しているため、ゴルフ初心者に限らず知らない人はいないのではないでしょうか。

またほとんどの人がミズノの何かしらのスポーツ用具を使った経験があることでしょう。

これはオリンピックから小さなスポーツ大会まで、スポーツ文化の発展と振興に協賛や用具の提供などで貢献しているからです。

100年以上続く企業は社会貢献にも力を入れています。

ミズノは1933年に国産第1号ゴルフクラブ「スターライン」を製造発売しています。

1943年には養老工場を開設し、1949年に養老工場でゴルフクラブの一貫生産をスタートしており、ゴルフとの関わりも浅からぬ歴史があります。

その後は数々のゴルフクラブが製造され、特に軟鉄鍛造アイアンは世界中のゴルファーに使用されています。

今もなおその輝きは衰えることなく、クラブメーカーのリーディングカンパニーとして多くの名器を製造し続けています。

ミズノが作るアイアンの歴史

ミズノはゴルフクラブの製造において長い歴史と養老工場の職人が造るという拘りを持っています。

そのクラブは中上級者のスコアに拘るアスリート系のゴルファーに強く支持されることから、初心者には敷居が高く感じられる傾向にあるのでしょう。

さらに製品は購買者のレベルに合わせて設計製造されるため、初心者には難しいスペックが多いかもしれません。

ミズノと言えば軟鉄鍛造アイアンが有名で、養老工場の職人が軟鉄を叩いて製造するアイアンは世界水準の技術であることは間違いありません。

またフィーリングや打感を少しでも良くするため、アイアン専用に使う軟鉄を製鉄会社に製造させたり、鍛造工程を細分化して質の向上に努めています。

そして少しでも日本人の体型や体格に合った、打ちやすいクラブを製造するため研究を重ねています。

職人魂の塊とも言えるクラブは、ファンの心をガッチリつかんで放しません。

初心者に向くミズノのアイアンとは

初心者がミズノのアイアンを使うには敷居が高くなるような説明が多くなりましたが、ここで初心者向けのアイアンについて説明します。

最近のアイアンセットは5番アイアンからセット販売されるケースが多くなりました。

アイアンは番手に合わせて飛距離を打ち分けるクラブで、その飛距離はヘッドスピードで決まります。

そしてその速さに合せてシャフトの硬さが決まります。

シャフトの硬さをフレックスと言い、硬いX、少し硬いS、軟らかいRで表示されます。

初心者はシャフトが軟らかめのRシャフトが良いとされていますが、体格が良くて力の強い人は最初からSシャフトでも構いません。

ゴルフショップでヘッドスピードは簡単に測れますから、まずは自分のヘッドスピードを知ることが大切です。

ヘッドスピードが分かったら、ボールを打つ部分のヘッドを選びましょう。

ヘッドはマッスル、キャビティ、ポケットキャビティ、中空、ハイブリッドタイプと色々な種類があります。

初心者はキャビティかポケットキャビティタイプがおすすめです。

両方とも重心が深く低い構造で、ボールが高く上がりやすくなっていて、しかもミスにも寛容なのがこのヘッドの特徴だからです。

他にも色々と選ぶ基準はありますが、少なくともシャフトの硬さとヘッド形状は覚えておいください。

ミズノが造る初心者向けのアイアン

ミズノから初心者向けのアイアンが販売されていますので紹介しましょう。

ミズノJPX900フォージドアイアンは初心者でも使いやすいアイアンです。

フォージドとはミズノお得意の鍛造アイアンのことです。

フォージドで造られたポケットキャビティのヘッドは、ボールが上がりやすくミスにも寛容な上に、打感も満足いく仕上がりです。

ミズノのアイアンは上級者向けにMPシリーズやミズノプロシリーズがありますが、JPX900はクラブを簡単に扱え、上級者モデルと変わらない打感の良さを感じることができます。

初心者だから、何を使っても一緒ということはありません。

人間の手の感触と体で感じる打った感覚は初心者でも十分に感じることができます。

ミズノのアイアンセットは値段が高いかもしれませんが、本気でゴルフを始めよう、生涯のスポーツとして取り組もうと考えているゴルファーは、ぜひ試打をしてみてください。

他のアイアンとの違いを感じられるはずです。

ゴルフは上達するにつれて、アイアンも上級者向けに変わっていくものです。

いつかはMPシリーズやミズノプロを使う日がやってきますので、その登竜門としてJPX900を使用するのも良いかもしれません。

クラブセットの揃え方

ゴルフクラブはアイアンだけではありません。

ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、ウェッジ、パターといったクラブが必要です。

アイアンセットをミズノJPX900フォージドアイアンで揃えると5番~PWまでの6本が揃っています。

これにパターとアプローチ、サンドウェッジを加えると9本になります。

あとはドライバーとユーティリティを揃えれば11本です。

これだけで十分にラウンドすることができます。

ゴルフクラブはルール上、ラウンドで最高14本までしか使えませんが、必ず14本を使う必要もありません。

初心者はクラブが長くなるほど扱いにくく、ミスも多くなります。

そのため将来買い揃えることを前提に、11本からスタートするのも良いと考えられます。

ドライバー、ユーティリティ、ウェッジともにミズノ製品はありますが、全てを同じメーカーにする必要はありません。

確かに同じブランドの同じシリーズのクラブをでセットしたほうが、各クラブの親和性が良くなり全体的に扱いやすいセッティングになります。

しかし、アイアンを番手通りの飛距離を正確に打てれば、他のクラブは自分に合う気に入ったクラブを使えば良いでしょう。

パターとウェッジも自分に合ったクラブを選ばなければスコアは良くなりません。

あえて全てのクラブをミズノで揃える必要はありませんが、どうせなら揃えてみることをおすすめします。

いつかはミズノプロで決めてみたい

もし初心者が全てのクラブをミズノで揃えたいのなら、アイアンセットを使いこなせるようになってからにしてください。

きっとそのときは中上級者にレベルアップしているはずです。

そこまでレベルアップしたら、クラブセットをミズノプロに変えてみましょう。

2019年現在のミズノプロシリーズでセッティングをしてみます。

まずドライバーはミズノプロタイプEかSをチョイスします。

タイプEはシャローヘッドで、慣性モーメントが効いているため高く真っ直ぐボールを打ち出すことができます。

対してタイプSはディープヘッドで重心が高く、Eタイプよりヘッドを小ぶりにして操作性を高めています。

ミズノプロシリーズはフェアウェイウッド、ユーティリティのラインナップも充実していますからこのシリーズから選ぶと良いでしょう。

このチョイスがドライバーとの親和性が特に高いと考えられます。

アイアンはミズノプロ920でどうでしょうか。

このアイアンのヘッドはダブルポケットキャビティ構造と呼ばれおり、二段加工でバックフェースの重量を削っています。

そうしてキャビティ周辺に重量配分を増やし、スイートスポットを広くしてミス対する寛容性を高めてくれています。

アイアンに求めるものは飛距離よりも正確性ですが、このアイアンは飛距離が出て、尚且つミスにも強い構造な上に、鍛造アイアンの打感も最高です。

またパターとウェッジはミズノに拘る必要はないでしょう。

この時点では、すでに自分に合ったクラブを所有しているはずだからです。

上達してもクラブはミズノで大丈夫

初心者もゴルフ熱が高まるにつれて、いつかはミズノのアイアンを使ってみたいと思うようになるかもしれません。

初心者から中上級者へレベルアップすると、その実力に合ったスペックのゴルフクラブが必要になるからです。

レベルアップの段階でゴルフクラブも変わっていきますが、いつかはミズノと思うなら今日からミズノでも良いのではないでしょうか。

どの段階でも対応したモデルが選べますし、さらに上手くなっても、ミズノにはさらなる上級者向けのクラブが揃っています。