ドライバーのヘッドスピードは45m/s未満でも飛ぶ

ドライバーで飛距離をもっと出したいと思いませんか。

ヘッドスピードが40m/sがアマチュアゴルファーの平均値と言われますが、もうひとつ上の45m/sを目指して頑張っている人も多いことでしょう。

ところでヘッドスピードを速くすることができれば、本当に飛距離は伸びるのでしょうか。

今回はその点についてお話しします。

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ドライバーで何ヤード飛ばしたい?

まずドライバーで飛距離を出したいと思っていても、具体的に何ヤードを目標にしていますか。

ただ、飛ばしたいと思うだけでは明確な目標がなく、ゴールもありません。

ヘッドスピードが速いゴルファーのほうが、飛距離が出る『可能性』が高いのは事実です。

それでは自分にとって適正なドライバーの飛距離はどのくらいを目安にすれば良いのか考えてみましょう。

ドライバーの適正な飛距離を考えるには、9番アイアンの飛距離を参考にします。

一般的には9番アイアンの飛距離の約2倍が目安になります。

9番アイアンで120ヤード前後の人はドライバーで245ヤードくらい飛べば良いと考えてください。

アマチュアの場合、アイアンでロフトを立てて使えていないことが多く、実際は9番アイアンの2倍よりも飛ぶ傾向にあります。

つまりドライバーが240ヤード飛ぶにもかかわらず、9番アイアンが100ヤード程度ということであれば、アイアンのスイングを見直す必要があるかもしれません。

ヘッドスピードが速いだけではドライバーは飛ばない

ドライバーで飛距離を出そうとするとヘッドスピードを上げようと闇雲に頑張るゴルファーがいます。

前項でヘッドスピードが速いほうが飛距離が出る『可能性』が高いとお伝えしました。

しかし単純にヘッドスピードが速いだけでは、実際のところ飛距離は伸びないのです。

飛距離を出すために重要なことは、次の4つです。

・ボール初速(ヘッドスピード×ミート率)を上げる
・適正なバックスピン量
・適正な打ち出し角度(ヘッドスピードに応じて変わる)
・スライス、フックといった極端に曲がる打球を打たない

例えば頑張ってヘッドスピードを45m/sに上げたとしても、ミート率が悪ければ初速は上がりません。

また打ち出し角度が悪ければ、ボールは綺麗な放物線を描けず効率的に飛んでいきません。

「スライスばかりしていたら?」

「スピン量が極端に多かったら?」

このように色々改善すべきポイントはあり、ヘッドスピードばかり気にしても効率的ではないのです。

特に女子プロゴルファーを見ていると分かりますが、ヘッドスピード42m/s前後で240~250ヤード飛ばします。

飛距離を出すためにはヘッドスピードが全てではないのです。

ヘッドスピード45m/sを目指すよりミート率1.4を目指す

ドライバーで飛距離を出すために考えるべきポイントを伝えました。

ヘッドスピードが影響するポイントは、初速とスピン量です。

まずスピン量ですが、ヘッドスピードが速いほうが多くなる傾向があります。

それでも最近のドライバーには低スピンモデルも多数あり、ヘッドスピードが要因のスピン量(スイングの問題は除く)はあまり意識しなくても大丈夫です。

問題になるのは初速です。

初速はヘッドスピードとミート率で決まります。

それでは初速が60m/sになるにはどの程度のヘッドスピードとミート率が必要になるのでしょうか。

・45m/sのゴルファーはミート率1.33
・42m/sのゴルファーはミート率1.42

これを見て、ヘッドスピードが速いほうがミート率が悪くても大丈夫と思った人は要注意です。

ミート率が高いということは効率的に初速を上げているというだけでなく、インパクトの角度、スピン軸の安定なども得られるからです。

つまり初速以外の飛距離に重要な要素にも影響してくるということです。

ヘッドスピードよりもまずはミート率を高めるスイング作りが効果的です。

ドライバーはシャフトのしなりを使う

ドライバーのヘッドスピードを上げるとき、何をどのようにしたら良いのでしょうか。

多くのゴルファーが、より体の回転を意識して速く動かしてみたり、思い切り腕を振ってみたりしているのではないでしょうか。

中にはトップの位置をより深く高くすることで捻転差を利用して、ヘッドスピードを上げようとしている人もいるかもしれません。

そうしたことも影響はしますが、まずアマチュアのヘッドスピードが上がらない理由として、シャフトのしなりを使えていないことがあります。

実際どんなに体を速く動かしたり、腕を振ったりするよりも、シャフトのしなりで加速させるほうがヘッドスピードは簡単に上がります。

ヘッドスピードが40m/sのゴルファーでもシャフトのしなりがうまく使えていなければ2~3m/s、またヘッドを加速させるタイミングを正しくすれば、インパクトで45m/sも意外に簡単に出てしまうかもしれません。

シャフトのしなりを使うために重要なポイントは次の通りです、

・グリップをしっかり握る(ずれないように)
・トップでヘッドの重さを使って反動をつける(トップで止めない)
・ダウンスイングからインパクトにかけて腕の振りを減速させる
・インパクトではなく、インパクト後にヘッドスピードが最大になるようにイメージする

ヘッドスピード45m/sを目指すなら46インチ以上、軽くて硬いシャフト

最後に、どうしても45m/sのヘッドスピードを目指したいという人のために、簡単だけれど難しい方法をお教えします。

女子プロゴルファーは平均42~43m/s前後のヘッドスピードですが、45m/sを出す選手がいます。

彼女は往年の名選手を師匠とし、女子プロゴルファーの中では飛ばし屋の分類です。

背も大きくスタイルも良く、人気がある選手です。

そんな彼女がなぜ、ヘッドスピードを45m/sを超えて出せるのか、その秘密はドライバーにあります。

男子プロゴルファーでも基本的には45インチ前後のドライバーを使います。

しかし、彼女は46インチのシャフトを使っています。

シャフトが1インチ長くなると、単純計算ヘッドスピードは1m/s上がると言われています。

女子プロゴルファーの場合、長くても45インチ程度ですから、セッティングで既に差が出ています。

簡単だけれど難しいとお伝えしたのは、46インチのドライバーを再現性高くミート率を上げていくことがとても難しいということです。

彼女は力強く振り抜くスイングに見えますが、実はコンパクトなトップから振り抜いているのです。

長ければ長いほど再現性を高める努力が必ず必要になりますので、チャレンジしてみたい方はあきらめずやってみてください。

45m/sに近づけながらヘッドスピードとミート率を両立する練習

最後にドライバーでヘッドスピードとミート率を両立させる練習方法を紹介します。

45m/sとは言わずとも、ミート率を維持しながら今のヘッドスピードよりも速くする方法をお教えします。

《即効性のある練習方法》

こちらは特別な道具を一切使いません。

自分の持っているドライバーを逆さまに持って、思い切り素振りをしてください。

後は、いつも通りスイングするだけです。

人間の筋肉は、短期的に動きを記憶する(再現しやすくなる)傾向があります。

そのため、ドライバーを打つ前にこの練習をしてから打つとヘッドスピードが多少速くなります。

《継続して効果が出る練習方法》

ドライバーに限らず、FW、UT、アイアンのヘッドスピードを上げることで飛距離全体のアップを目指します。

そのためには継続したトレーニングが必要ですが、アマチュアではなかなか難しいです。

そこでおすすめする練習器具が『スーパースピード ゴルフ』です。

45インチのドライバーと同じでヘッドが重りになっています。

緑(255g)、青(290g)、赤(335g)の3本がセットになっていて、軽い→重い順に5~10スイングを行います。

それだけで筋トレとストレッチのような効果が期待でき、継続して行うことでヘッドスピードそのものの底上げが狙えます。

ドライバーは飛距離とコントロールのバランス

ドライバーの飛距離とヘッドスピードについて話をしてきました。

飛ばすクラブとは言いますが、再現性高く、コントロールの効くドライバーショットがスコアアップには必要不可欠です。

リズム良くラウンドをするためにも、無理せず自分のコントロールできる範囲でドライバーを振るようにしましょう。