初めてゴルフラブを揃えるときは、フルセットでという場合が多いです。
しかしながら慣れて上達してくるとクラブを変えたくなりますよね。
特に一番飛ばすドライバーは、上達した自分に合った物に変えたいものです。
そんなドライバーのメーカーは海外にも日本国内にも色々あります。
気になるメーカーの特徴を知ることで選び方の幅が広がるため、押さえておきたいポイントです。
良く知られているゴルフクラブメーカー以外にも、プライベードブランドなどもあります。
それぞれの特徴を押さえてドライバー選びに役立ててください。
ドライバーは好きなメーカーからピックアップするのが良くある選び方
現在ドライバーには多くのモデルがあります。
取り扱うメーカーが色々とあるため、いざ購入しようと思っても選び方に戸惑ってしまいますよね。
そのようなとき、ネットなどで調べてそのまま通販で購入してしまうのだけは避けたいところです。
一番良いのが、ゴルフショップで詳しい店員に相談することです。
店に足を運ぶ頃には、詳しい知り合いからドライバーの情報を聞いていたり、ネットで情報を得ているでしょう。
その情報を持って店員に相談をしてみてください。
ドライバー選びの楽しみは、自分の好みのメーカーを見つけること。
メーカーとドライバーを探す楽しみは、車を購入するときの車種選びにも似ています。
見た目を重視したり、細かい性能を気にしたり、有名なメーカーを選びたいなど人それぞれです。
本当のところ、現在はどこのメーカーのドライバーも性能はそう変わりません。
ひとつ気をつけるのが重量で、自分にあった重さを選ぶのは外せません。
そこで数社ですがメーカーを紹介するので、ドライバー選びの参考にしてください。
ドライバーの選び方に迷う場合はとりあえずダンロップ
ダンロップのクラブは販売数が日本で一番です。
ドライバーのゼクシオがとにかく人気ですが、値段が高いことから車で言えばベンツやレクサスとも言われます。
ところで値段が高いのに販売数が多いのはなぜでしょうか。
それは、ゼクシオが打ちやすいと評判のクラブだからです。
選び方に迷ってゴルフショップに行けば「打ちやすいクラブだからおすすめです」と言われることも多いです。
また値段が高いだけあって、下取りに出した場合に高値で売ることができます。
そしてまた新しいゼクシオを購入する資金に当てて、何代も使い続けるゴルファーもいるそうです。
お金持ちの中年の男性向けのような気もしますが、そうでもありません。
女性ゴルファーや若いゴルファーにも人気があります。
以前ある雑誌での調査がありました。
年齢も性別もバラバラな15人のアマチュアゴルファーにゼクシオを振ってもらったところ、13人が自分のクラブよりヘッドスピードが上がったとのことです。
その数値は、飛距離に換算してみると5～6ヤードのアップです。
このことから幅広い層に高い評判があるのもうなずけます。
また日本人にあった設計をしているのも、ダンロップというメーカーの頼もしいところです。
テーラーメイドはドライバーでとても人気のあるメーカー
テーラーメイドはアメリカのカールスバッドに本社があるメーカーで、世界的な人気がとてもあります。
一般のゴルファーからトッププロまで愛用者はたくさんいます。
クラブ販売をやめたナイキゴルフと契約していたプロの多くが、このテーラーメイドを選択したのはそれだけの理由があるのです。
そんなテーラーメイドはアディダスの傘下になってから知名度もさらに上がりました。
その上、日系のメーカーより比較的安価で手に取りやすいです。
タイミングが良ければ、全国にあるアウトレットショップなどでお買い得なドライバーに出会えます。
そこではそれほど古くないモデルでも半額などで手に入る場合もあります。
そのためテーラーメイドのドライバーを入手した多くのゴルファーが、良い買い物をしたと満足しているようです。
このようにお買い得が多いメーカーだからという選び方もあります。
製品はスタイリッシュなものが多く、男性ゴルファーだけでなく女性ゴルファーにも人気です。
テーラーメイドは、クラブの中で特にドライバーをメインにウッド系に力を入れているメーカーです。
重心の位置の変更ができたり、軽量化もされているので飛距離にも定評があります。
キャロウェイは日本人にもやさしいゴルフメーカー
キャロウェイはアメリカのサンディエゴに本社があるメーカーですが、日本用としてクラブ全体の40％を販売しています。
また国内海外問わず多くのプロゴルファーが契約しているメーカーで、国内では石川遼プロなどが契約しています。
そして契約フリーのプロからも選ばれて使用されていました。
日本人向けのドライバーは、日本人の体型を研究して設計されています。
そのため打ちやすさと安定した飛距離で高く支持されています。
ボールをとらえやすいクラブの作りになっているので、飛距離が伸びたと感じるゴルファーも多いです。
AIが設計に関わった最新モデルは、人間の常識を越えたかつてない飛距離を生み出すことを謳っています。
ドライバーも手ごろな価格のものが多く、初心者も安心して購入できるメーカーです。
それからパターで有名な「オデッセイ」を買収してパター事業に参入しました。
それによってさらにブランド力が高まり、幅広い層から支持されています。
ブランド力にこだわった選び方をするなら、キャロウェイもふさわしいでしょう。
ドライバーのメーカーの選び方ではピンも外せない
アメリカのフェニックスに本社があるピン。
ピンと言えばパターのイメージですが、プロからのドライバーの評価も高いです。
契約フリーのプロが使用してるところも良く見かけます。
使用するプロは「使いたいから使う」ということで好んで使用しているそうです。
そしてピンは、プロに受けるだけのメーカーではありません。
ピンのポリシーは「アマチュアが難しいと思うクラブは作らない」だそうです。
ドライバーは、ミスヒットに強くボールの上がりやすさや弾道の強さに定評があります。
びっくりするほどボールが上がるので、打った感じが気持ちが良いですね。
どのレベルのゴルファーにも、安心して打つことができるドライバー作りをしています。
デザインが個性的なので好き嫌いが分かれ、見た目での選び方では分が悪そうです。
その見た目からか大嫌いというゴルファーもいるのは確かです。
そのようなゴルファーが、どうしてもすすめられて試打をし、あまりの良さに驚いて考えを改めるということもあるそうです。
ゴルフショップに行くと、店員がその性能を良く分かっているのですすめられることも多いです。
選び方に迷うのはドライバーのメーカーがたくさんありすぎるから
ドライバーの人気のメーカーは他にもまだあります。
優秀なメーカーがたくさんあるので選び方に困ってしまいますよね。
例えば、ピンと同じようなイメージのタイトリスト。
タイトリストはボールにおいては最大手の存在ですが、クラブの人気はボールと比べると限定されるようです。
日本勢ではミズノ、ブリヂストン、ヨネックス、ヤマハ、プロギアなどがあります。
会社としての知名度はとても高いのですが、ゴルフクラブのシェアはダンロップに劣るのが実情です。
他には日本のメーカーで高嶺の花なのが本間ゴルフで、ジャスティンローズがやイボミが契約しています。
また、リーズナブルなプライベートブランドのクラブがあります。
ゴルフ5のプライベートブランドも有名でしたが、クラブから撤退をしてしまったようです。
他にはつるやゴルフが販売しているブランドもあります。
個性的な日本のメーカーはシェアは少ないですが、なにしろ日本人向けの設計なので打ちやすいです。
性能は問題のない作りをしていますが、購入できるお店は限られます。
ドライバーはゴルフが楽しくなるメーカーの選び方が大切
メーカーごとのドライバーの性能の差は、ルールで制限されているためそう大きくありません。
しかし見た目や振ったときの感じ方で、人によって打ちやすいクラブと打ちにくいクラブというのは存在します。
それを踏まえて、ドライバーのオススメの選び方は、フィーリングの合う自分が好きなメーカーの中から選ぶこと。
手にするのが楽しくなるようなメーカーのドライバーを見つけてください。
そうすると練習にも力が入り、上手く打てるよう頑張れるはずです。
ゴルフライフも楽しくなることでしょう。
