ユーティリティとウッドとの状況別の使い分けを把握しよう

ゴルフでは、ロングホールや距離が長めのミドルホールにおいて、セカンドショットでそれなりの距離を打たなければならない状況が発生します。

こうした距離のあるセカンドショットを打つ場合には、ユーティリティやウッドを選択することになります。

そのためこれらのクラブもある程度の技術が必要です。

今回は、ユーティリティとウッドの基本的な技術を確認し、その状況別の使い分け方を見ていきます。

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スコアアップに必要なセカンドショットにおけるユーティリティとウッド

ゴルフ場には、ロングホールや400ヤードを超えるような長いミドルホールがあります。

このような距離の長いホールで、パープレーを行おうとすれば、やはり各ショットで飛距離を稼ぐ必要が出てきます。

もちろんドライバーで飛距離を稼ぐことができれば一番良いのですが、アマチュアゴルファーで300ヤードを飛ばせる方は、数少ないのではないでしょうか。

そうなると、セカンドショットでウッドやユーティリティを使って、距離を稼ぐショットが必要になります。

セカンドショットで飛距離を稼ぐことができれば、多少ドライバーでテンプラなど距離が出なかった場合でも、パープレーに向けてのリカバリーが十分にできることになり、気が楽になるでしょう。

ただウッドやユーティリティは、ゴルフクラブという大きな括りではアイアンと同じですが、いずれもアイアンより長いクラブになりますので、アイアンとは少し違った打ち方が必要です。

またウッドとユーティリティは、クラブの構造が違うため使い分けも必要なのです。

以後の項でウッドとユーティティの種類別の打ち方を見ていきます。

ウッドの打ち方

ウッドは、次のような特徴があります。

•シャフトが長め
•重心が深い
•ヘッドが前後に大きい
•ソールが広い

特にシャフトが長いことにより、初心者にとっては練習の中心であるミドルアイアンとは違った感覚になることが多いでしょう。

なお、これらの特徴のため、ウッドとユーティリティの使い分けが必要となる点も後述していきます。

ウッドの打ち方は、次のような事項に注意する必要があります。

①アドレス、ボールの位置

アドレスとしてはミドルアイアンよりもシャフトが長い分、ボールよりも離れることになります。

またボールの位置は、ドライバーでの左足かかと位置とミドルアイアンでの体の中心との間になることが多いようです。

より具体的な位置に関しては、練習場でのショットを打ちながら、自分の最適な位置を見つけていく必要があるでしょう。

②バックスイング

ウッドはシャフトが長いため、インパクト時のヘッドの方向などのブレが生じやすいクラブです。

そのためフルスイングの4分の3程度のバックスイングでのショットを心がけると、ミスショットの確率を減少させることができます。

③インパクト

構造上、ボールは高く上がるような深い重心になっているので、ボールを打ち上げるような動作は必要ありません。

スイングは「低く・長く地面の上を滑らせるイメージ」で行うのが、アイアンとの大きな違いです。

このイメージは、ちょうどほうきで掃くイメージに近いです。

④ボールのライ状況の確認

特にラフに入った場合には、ボールが浮いているか、沈んでいるかでショットが変わってきます。

ボールが浮いている場合は、テンプラを防止するために、右足体重でボールを払い打つようにすれば良いでしょう。

ボールが沈んでいる場合には、フェアウェイでの感覚で打つとトップしてしまう可能性があります。

そのため、左足体重で打ち込むようなイメージで打てば良いでしょう。

ユーティリティの打ち方

ウッドの次に飛距離の出やすいクラブとしてはユーティリティがあります。

ユーティリティの特徴としては、次のことが挙げられます。

・シャフトはウッドよりは短いが、アイアンより長い
・重心はウッドより浅く、アイアンより深い
・ヘッドは前後にはそれほど広くない
・ソールもそれほど広くはない

ユーティリティは、アイアンとウッドの良いところを取り入れたクラブといわれます。

距離はウッドほどではないですが、シャフトが短い分ウッドより振りやすくなっているため、ウッドが苦手な方にはオススメです。

そんなユーティリティの種類としては、ウッド型とアイアン型の2種類があります。

ウッド型であれば、前述のウッドの打ち方に近い形でのスイングとなり、アイアン型ではアイアンと同じ感覚で打てるようになっています。

また、深いラフからの脱出やアプローチに利用するといった用途も考えられます。

なお、飛距離がウッドより出ない分、使い分けも検討しなければなりませんが、次の項で検討していきます。

ユーティリティとウッドの使い分けが必要な理由

前述のように、ユーティリティとウッドはそれぞれにクラブの構造が違います。

主な相違点は次の通りです。

【1】ソールの広さの相違

ウッドは、ユーティリティと比べてソールが広い構造になっています。

従って、地面をすべる面積が大きいため、ウッドはユーティリティに比べて、多少ダフリ気味のショットでもソールが滑ってくれます。

このようにウッドのほうがダフリには強い構造になっています。

ただし、これはフェアウェイに関してのことで、深いラフの場合には、逆にソールの広いウッドは芝を倒しながら滑ってしまい十分なショットが打ちにくい状況となります。

【2】クラブのシャフトの相違

ユーティリティは、ウッドより少し短い構造になっています。

従ってクラブコントロールが行いやすく、特にウッドが苦手な初心者には、ユーティリティのほうがスイングしやすいでしょう。

メーカーによってかなり違いがあるところに、ウッド用の細いシャフトを装着したモデル、アイアン用やユーティリティ用の太いシャフトを装着したモデルがあります。

【3】ヘッドの形状の相違

ヘッドの形状が違うため飛んでいくボールの弾道も違ってきます。

ウッドは重心が深く、高弾道でキャリーが出しやすい一方、ユーティリティは重心が浅いので強い直線的な弾道で中弾道が得意なクラブです。

従って、同じロフトでもユーティリティの方が若干キャリーが飛ばないことになります。

このように、いずれもセカンドショットをうまく打つためのクラブではありますが、これらの特徴や相違点を考慮して使い分けが必要です。

ウッドとユーティリティの使い分けが必要な状況

前項のようにウッドとユーティリティの相違点があるので、両者を使い分けていく必要があります。

なお使い分けに関しては、個人のクセなどによって違う点はありますが、おおよそ次のようなことはいえるでしょう。

ドライバーが得意もしくは好きであったり、クラブが長くてもボールに当てられる、またアイアンが苦手な方は、ウッドを多用したほうが良いでしょう。

ウッドのほうがユーティリティよりも飛距離があり、セカンドショットで少しでもグリーンに近づける攻め方が向いています。

対してアイアンが得意もしくは好きであったり、長いクラブが苦手、ドライバーが苦手という方は、ユーティリティを多用したほうが良いでしょう。

ウッドは距離を稼ぐことはできますが、ショットした方向性が悪かったりすればセカンドショットでのOBという可能性もありますし、トップなどでボールがほとんど飛ばない可能性もあったりします。

そのような可能性を排除するには、飛距離は落ちますが、ユーティリティを利用して方向性を確保するようなショットを心がければ良いのです。

ちなみに初心者の方は、なかなか長いクラブを安定してスイングすることは難しいので、ユーティリティがオススメです。

クラブセッティングと使い分け

前項においては、特にウッドの得意、不得意によって使い分けが必要であるということでした。

ウッドが得意なゴルファーは、もちろん最低1本ウッドが14本のクラブに入ってくることになるかと思います。

ただ、ユーティリティが一切ないという選択もあるのですが、前述までのようにユーティリティはウッドとアイアンの良いとこどりをしたクラブであり汎用性は高いので、ウッドとロングアイアンの距離を埋めるレベルのユーティリティは1本あったほうが良いでしょう。

対してユーティリティが得意なゴルファーは、ウッドを入れずすべてがユーティリティにしておいても構わないでしょう。

ウッドを入れてしまうと、つい打ってみたくなる衝動に駆られてしまい、大怪我をしてしまうかもしれないからです。

結果としてアイアンは5番から、ウェッジをPW、AW、SWと3本入れると想定すると、ドライバーとパターを1本ずつと合わせて全部で10本なので、ウッドとユーティリティ合わせて4本入れられる計算です。

ウッドを多めにするならウッド3本とユーティリティ1本、ユーティリティを多めにするならユーティリティ4本といったセッティングはどうでしょうか。

もちろんバランス型でウッド2本、ユーティリティ2本でも良いと思います。

それぞれのマネジメントに合ったクラブセッティングをして使い分けることをオススメします。

自分の得意、不得意を把握してユーティリティとウッドを使い分けよう

ゴルフラウンドでは、ロングホールや長いミドルホールをパーかそれより少なくホールアウトできると、間違いなくスコアアップにつながります。

そのためには、セカンドショットで距離を稼げることは武器になります。

ただ、セカンドショットでOBなどのミスショットがあると、逆に大たたきの原因になりかねません。

自分の得意、不得意を把握した上で、ユーティリティとウッドを使い分けてください。