アイアンと連携させようかと迷うときのウェッジを揃える視点

アイアンセットの中に含まれているウェッジよりも、単品で販売されているもので揃えるとアプローチが上手くなりそうな気はしませんか?

一方で連続性を考えると、番手間の距離がきっちり刻まれているアイアンセットに含まれているウェッジのほうが扱いやすいようにも思えます。

そこで今回はウェッジを揃えるときの視点について考えます。

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アイアンセット以外でウェッジを揃えるときのポイント

最近のアイアンセットは5番アイアンからピッチングウェッジまでで、それ以降は自分で揃えるのが主流になっているようです。

昔のアイアンセットは3番アイアンからサンドウェッジまで10本セットが主流でしたが、扱いが難しい3番、4番アイアンを抜いてフェアウェイウッドやユーティリティを入れることが多くなっていきます。

やがて3番、4番は自分で選べるセットの組み方ができるようになります。

またウェッジも同様に、自分の好みのものを揃える傾向が強くなったことから、アイアンセットのオプションとしてアプローチウェッジ、サンドウェッジが選べるようになります。

この選択が正しいのかについては、ゴルファーの技量やホームコースのレイアウトにもよるでしょう。

憧れで購入したロブウェッジが使いこなせず、キャディバッグに納まったままラウンドが終了したり、リバーサイドやリンクスなど風の強いコースでは高く上げるウェッジが向いていない場合があります。

アイアンセット以外のクラブを入れるときは、自分の技量とコースでの適用性、そして全体のバランスを考えることが必要です。

ピッチングウェッジはアイアンセットとして揃えるべきか?

アイアンセット以外のウェッジを揃える場合、どこまでをアイアンセットにするのかを明確にしなければなりません。

一般的にアイアンは9番アイアンまでで、それ以降はウェッジとしています。

ただし実際のケースでは、ピッチングウェッジを10番アイアンとして使うことが多いようです。

一般的なアイアンセットは、番手間の飛距離がおよそ10ヤードで設定されていますから、仮に9番アイアンが110ヤードであれば、ピッチングウェッジは100ヤードということになります。

しかしながら自分の好みで揃えた場合、番手間の飛距離の刻みが揃うとは限りません。

もしかすると、112ヤードや108ヤードになることだってありえます。

わずか2ヤードであっても、ピンを狙うアプローチの場合には、グリーンオーバーや手前のバンカーといった結果になるかもしれません。

ウェッジを自分の好みのもので揃える場合、ピッチングウェッジを10番アイアンとして扱うのか、アプローチ用のウェッジとして扱うのかを、最初に判断しなければなりません。

アイアンセット以外で揃えることができるウェッジの本数

キャディバッグに入れられるゴルフクラブの本数は14本です。

ドライバーとパターを抜くと残りは12本で、そのうちフェアウェイウッドやユーティリティを3本入れると残りは9本です。

そして5番アイアンから9番アイアンまでで5本ですから、4本のウェッジを揃えることができます。

仮にピッチングウェッジをアイアンセットに組み込むと残りは3本になり、さらにバンカー用のサンドウェッジ1本は必須ですから、実際にアプローチ用として揃えることができるのは2本しかありません。

このように限られた本数ですから、どの場面で使うかを想定することが大切です。

ピッチングウェッジの距離を100ヤードとしたとき、100ヤード以下の中間距離で1本、グリーン周りで1本と選ぶのが常道です。

またピッチングウェッジを中間距離用として器用に使いこなせる技量があれば、グリーン周り用として、低い弾道でスピンが効くタイプと高い弾道でピンポイントに落とすタイプを選ぶこともできます。

9番アイアン以下をウェッジでカバーできるように揃える

アイアンセットにピッチングウェッジを含めないという選択もあります。

9番アイアンまでをアイアンセットで揃えることで、アプローチ用としてのウェッジの本数を増やします。

懸念される110ヤードから100ヤードの距離ですが、もちろん9番アイアンが担当します。

一般的にはグリップを親指の太さ1本分、1インチ(約2.5センチ)短く握ると、飛距離は5ヤード短くなります。

指の太さ2本分で10ヤードの距離をカバーできるのであれば、問題ないという考え方があっても不思議ではありません。

そもそもコースレイアウトに対してクラブの性能を考えると、残り100ヤードのアプローチの回数は微々たるものです。

一般のアマチュアゴルファーのグリーンオンする距離は、40ヤード以内が6割以上を占めているそうです。

自分が6割に入っているかは別としても、アプローチの2回に1回は40ヤード以内からとも考えられます。

そうした使用頻度を考えると、選択肢を広くするためにもアプローチウェッジの層を広げておくことは重要です。

アイアンセットにないバンス違いのウェッジを揃える意味

アイアンセットの利点は全体としてのバランス、つまり統一性に魅力があるわけです。

それは番手間の飛距離を規則的に揃えることによって保たれているわけですが、一方でアイアンの性能で距離を出すことを期待しているとも言えます。

40ヤード以内からのアプローチの場合には、自分の技量で距離を調節しなければなりません。

ウェッジの性能でこだわるとしたら、ロフト角とバンス角、そしてフィーリングです。

ロフト角は打ち出す角度であり、スピン量にも繋がりますから、ウェッジの球筋を決定づける大きな役割があります。

またバンス角が大きければ、芝草の抵抗を受けずにヘッド抜けの良さを助けてくれますし、バンス角が小さければ短い芝の上でもクリーンなアプローチショットが可能になります。

究極は同一モデルで同じロフト角のもので、バンス角だけが違う2本を揃えると、迷いなく40ヤード以内のアプローチを狙えることでしょう。

そこで重要になってくるのがフィーリングです。

アイアンやウェッジはフィーリングに合ったものを揃える

アイアンセットのウェッジであろうと単品のウェッジであろうと、自分のフィーリングに合わなければ上手く噛み合うことはありません。

すでに消えてしまった言葉で「勘ピューター」というのがありましたが、まさに勘が良くないとアプローチは成功しません。

測量機器を持たずに距離を測り、振り幅によるインパクトの反発力を数値計算していなくてもちょうど良い強さで打つわけです。

しかもアプローチの場面は毎回違いますし、季節や天候によって芝の強さも違っていますから、唯一無二の1打であることは間違いありません。

アドレスで迷いが出るようでは、フィーリングが合っていません。

どんな距離であれ、このウェッジを使えば必ず寄せることができると思える道具が必要です。

それは必ずしも評価の高いウェッジとは限らず、もしかするとセットに含まれているウェッジかもしれないわけです。

名声高きウェッジを揃えるゴルファーが必ずしもアプローチの名手とはなっていないことを前提とするならば、自分にとって信頼のおけるウェッジを揃えることこそが、上手にアプローチができるための第1歩になるのでしょう。

アイアンに含まれるか否かより信頼感の高いウェッジを揃える

アイアンセットに含まれているウェッジを使うべきか、自分が必要とする球筋や距離に合ったウェッジを揃えるか、どちらが良いかは個々のゴルファーによって違います。

主流となるのは使用頻度を考慮して揃える方法ですが、実際には信頼感の高いウェッジを持ったほうが成功する確率は高くなるのではないでしょうか。