ゴルフスイングで手首を使わないのは迷いを払拭するため?

ゴルフスイングでコックをリリースするタイミングに迷いがでたとき、手首を使わないノーコックのスイングに変更することがあります。

ノーコックのスイングのメリットとデメリットまた注意するポイント、さらに練習の仕方についてご紹介していきます。

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ノーコックとは手首を使わないゴルフスイングのこと

手首を使わないゴルフスイングのことを「ノーコック」と言います。

わざわざノーコックと分類するのには、それなりの理由があるわけですが、1番の目的は「正しいインパクト」をしたいからです。

コックを使うタイミングがずれると、フェースが開いてスライスしたり閉じてフックしたりと、スイング軌道が正しくても球筋が安定しないということがあります。

そこでノーコックを選択して、インパクトでフェースを合わせるタイミングを除外したわけです。

コックを使わないということは、アドレスのときの構えのままテークバックをして、その形を維持してトップからダウンスイングをします。

インパクトではアドレスの形と変わっていませんから、なにも考えずに素直にボールを打てば良いだけです。

気をつけるのはスイング軌道で、フォロースルーがターゲットよりも右方向ならフック、左方向ならスライスの可能性があります。

またアドレスでは、インパクトの姿勢をイメージしておくことが大切です。

アドレスとインパクトであまりにも違う姿勢になれば、フェースが合わないことが考えられます。

手首を使わないゴルフスイングは飛距離が落ちる

ゴルフスイングで手首を使わないと、アドレスと同じ形でインパクトを迎えることができます。

しかしコックを使わないと、飛距離はダウンしてしまいます。

コックとは左手を前に突き出して、親指を立てたときにできる、左手首の直角のことを言います。

アドレスでグリップを握っているときには、120度から150度程度の角度ですが、トップの位置で親指と腕の角度が90度になるのは自然のことです。

なにも考えずにゴルフクラブを引けば、普通は徐々に90度に近づいていき、トップの位置で完全なコックができます。

コックができていれば、グリップエンドを先頭に振り下ろすことができるので、理想的なダウンスイングになります。

グリップが右腿の辺りまで達したときに、左手甲を90度左回転してターゲットに向け、同時90度のコックを元の形に戻すとヘッドが下りてきます。

通常のスイングに、この左反転とコックのリリースを加えることで、ヘッドスピードは上がり強いインパクトが可能になるのです。

つまり飛距離アップにはコックの活用が欠かせないわけです。

手首を使わないゴルフスイングをする理由

ゴルフスイングで手首を使わないと、飛距離がダウンすることが分かっていても、あえて使わない理由があります。

コックを使うスタンダードなスイングは、右腿の辺りで左手甲を左反転させ、コックをリリースしなければ、飛球線に合わせたフェースでインパクトができません。

ここがゴルフの難しいところなのですが、練習を重ねるといずれはタイミングを取れるようになるものです。

ところが実際のコースでは、クラブの性能をすべて活かすようなフルスイングばかりではありません。

それどころか、数ヤード単位で距離を調整するように、インパクトで強弱をつけなければいけないわけです。

スイング幅の変化に対して、コックをリリースするときの複雑な動作のタイミングも変える必要があります。

技量が進むほどターゲットとする距離の幅は短くなり、プロなどは1ヤード以内を狙っていくことになります。

距離感に迷いが出るとスイングに影響し、結果的にミスショットを誘発します。

そこでノーコックにして、スイング中にコックの複雑な動きを消してしまうわけです。

手首を使わないとゴルフスイングのタイミングが気にならない

ゴルフスイングで手首を使わないのは、コックをリリースするタイミングに不安があるからです。

コックには飛距離というゴルファーにとっては魅力的なものがある一方で、スイングを崩す要因にもなっています。

一般ゴルファーの多くは、コックを意識せずに使っているので、リリースのタイミングにこだわることはないと思います。

ところが本気で飛距離アップを狙うと、コックをリリースするタイミングを遅らせるようになります。

アドレスの状態で左手甲を飛球線と平行にして、同時にコックを作るとシャフトは地面と平行になります。

この状態でコックをリリースしながら、左手甲をターゲットに向けるだけで、ボールをインパクトすることができるでしょう。

さらに右手を添えてこの動作をすれば、ある程度の飛距離を出すことができます。

ヘッドが90度回転して飛球線と垂直になるタイミングと、スイングによるインパクトのタイミングがピッタリ合わすためには、ギリギリまでコックを維持しておく必要があるのです。

手首を使わないゴルフのメリットと注意するポイント

コックをギリギリまでリリースしないことが飛距離アップに繋がるわけですから、技量が上がれば上がるほど狙いたいのは当たり前のことです。

同時に正確な距離や方向も大事なことで、「飛べばイイってもんじゃない」わけです。

ゴルフスイングに迷いが出たときは、シンプルなスイングをするのが1番です。

手首を使わないでアドレスの形のままスイングをすれば、左手甲の反転もコックのリリースもなくなり、ボールに向かってヘッドを振り下ろせば正確なインパクトができます。

ここで気をつけたいのは、飛距離を望まないことです。

飛距離を狙おうとすると、テークバックが大きくなって、トップの位置が高くなります。

トップの位置が高くなると、身体の左サイドが伸びてしまって、肩の回転が浅くなります。

結果として捻転不足になり、アウトサイド・インで手打ちのスイングになるので、打ち出すボールはスライスするでしょう。

このスライスを修正するために、またスイングをいじりだすと、もう元へは戻れなくなってしまうかもしれません。

手首を使わないゴルフスイングの練習法

手首を使わないゴルフスイングのメリット・デメリットを確認してきましたが、それでもノーコックにしたいと考えているのであれば練習で習得しましょう。

まず両足を揃えてつま先を90度に開き、次にノーコックでハーフスイングをしてボールを打ちます。

このとき回転軸を意識して、バランスを崩さないように心がけてください。

つまり、自分自身がコマの芯になって、ゴルフクラブを回転させているイメージです。

このイメージで横振りのスイングが身につくと、多少コックが入っても気にならないはずです。

スタンスを広げてもコマをイメージしたスイングができれば、ノーコックのスイングはできているはずです。

ノーコックで大事なことは、「コックにはこだわらないこと」です。

手首を使わないというのは、意識的に使わないだけで、スイング中に軽くコックができたとしても、インパクトでなんの影響もありません。

なぜなら、コックを使うスイングが自然なスイングだからです。

手首を使わないゴルフスイングは対処療法

手首を使わないゴルフスイングは最終手段です。

コックを使ったスイングに悩んで、上手くタイミングが合わせられなくなったとき、ノーコックのスイングに切り替えると、調子を戻すことができます。

ただし飛距離ダウンは必至ですから、コックを意識しなくなったら戻せる程度のスイング改造にしておくことが大切です。