パターの打ち方は数あれどルール違反はすることなかれ!

ゴルフでは、スコアアップのために、パター技術の向上は不可欠です。

一方でパターには、過去の経験やゴルフメーカーの研究により様々な形状のパターが存在します。

また、パターの形状が同じであっても個人ごとの感覚の違いから、様々な打ち方のパターンがあります。

今回は、これらのパターンがそもそもルールにおける違反に当たらないのかを確認して、円滑なプレーが行うための方法をまとめます。

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ゴルフにおけるパターの打ち方

パッティングでボールを思ったところに打つためには、インパクト時のフェースの向きとパターのヘッドの軌道が大事であり、インパクト付近でできるだけまっすぐにヘッドを動かす必要があります。

ただ、この動作を行うにあたっては、個人ごとの体質や運動能力、感覚によって様々です。

また、パターの形自体も多種多様な形状があります。

まず、ヘッドの部分の形にも多様なものがあります。

主にヘッドの形が丸みを帯びているマレット型、古くから使われているピン型に分かれるでしょう。

グリップに関しても、太いもの、細いもの様々です。

また、パター自体が長い長尺パターも存在します。

それからパッティング姿勢に関しても、深く前傾を取る人、そうでない人など様々ですし、握り方自体も逆ハンドで握るような人もいます。

これらの様々な形状パターンが存在するため、それぞれにおける留意点があります。

基本的にはパターの打ち方は自由だとは思いますが、以後の項目では、種類や打ち方で留意すべき違反事項がないか見ていくことにします。

マレット型パターの打ち方

マレット型パターとは、パターのヘッドが半円状の形をしており、ヘッドが大きいことが特徴のパターです。

投影面積が大きく、目標に構えやすいといった形状になっています。

このマレット型パターは、ヘッドに一定の重さと面積があり、方向がとりやすい形状でもあるため、直進性の高いボールが打ちやすいです。

多少芯を外してもボールの転がりは変わらないといった特徴を有しています。

マレット型パターの打ち方としては、「ストレート軌道」でのインパクトが求められることになります。

パターの打ち方には、自分を中心に弧を描くような「イントゥイン軌道」とまっすぐに引いてまっすぐに打ち出す「ストレート軌道」の2種類があります。

マレット型パターは、前述のように直進性が非常に高く、多少芯を外してもボールは転がっていくため、「ストレート軌道」でも十分に対応できるものです。

なお、基本的にはゴルフの規格に沿ったパターでありますので、使うこと自体はまったく問題ありません。

後述の違反事項について気をつけてもらえればよいでしょう。

ピン型パターの打ち方

ピン型パターとは、アメリカのPING GOLF社で開発されたものがベースとなっており、ヘッドのトゥ部分とヒール部分を重くしたうえで、フェース裏側の打点部分を削っているものです。

そのため重心部分にバランスよく重さがかかるように設計されており、芯を外してもヘッドがぶれにくくなっています。

こうしたピン型パターは古くから存在するパターであり、皆さんも一番頻繁に目にする形状ではないでしょうか。

プロでも、多くのゴルファーが使用しています。

最近ではスコッティキャメロンなどが有名なピン型パターのメーカーとして挙げられるでしょう。

ピン型パターの打ち方は、「イントゥイン軌道」が基本といわれています。

前述のように、パターの打ち方には自分を中心に弧を描くような「イントゥイン軌道」とまっすぐに引いてまっすぐに打ち出す「ストレート軌道」の2種類がありますが、ピン型のパターはフェースの開閉がしやすく、ヘッドをコントロールしやすいという利点があるため、「イントゥイン軌道」が適しているといわれます。

なお、基本的にはマレット型同様に、ゴルフの規格に沿ったパターでありますので、使うこと自体はまったく問題ありません。

後述の違反事項にだけ気をつけてください。

パターに関するルール違反

パターに関しては、以下のルール違反事項があります。

(1)アンカリング

ゴルフのパターに関しては、ボールを打つプレイヤーに関して、クラブ全体の動きをコントロールすることを求めています。

従って、ストローク時に基点を作るような動きは禁止されています。

基点を作るような動きは、アンカリングと呼ばれていて、例えば次のような動きをすることをいいます。

・パターのグリップエンドをあごにつけてストロークする

・パターのグリップエンドを胸につけてストロークする

・パターのグリップエンドを腹につけてストロークする

いずれも短いパターではなく、長尺パターが対象となると考えられますが、例のように基点を作る動きは2016年度より禁止されており、違反の場合には2打罰となります。

(2)ボールを押し出す打ち方

パターに関しては、グリップの長さの規定はなく、またシャフトを握ってストロークしても違反がないというように違反事項は少ないのですが、ボールを押し出す動きは違反とされています。

規定上も「プレーヤーは球をクラブのヘッドで正しく打たなければならず、押し出したり、掻き寄せたり、すくい上げてはならない。」とされています。

具体的な例としては、テイクバックをせずにカップ方向にヘッドを押し出すような動きをすることです。

この違反の場合も、2打罰となります。

パターに関するルール違反にならない打ち方

前述のように、パターに関しても違反事項があり、パッティングの際には違反事項に当たらないような留意は必要です。

まずアンカリングに関しては、長尺パター以外で、前述のような基点を作る動きをすることは物理的に難しいでしょうから、長尺パターを利用しているゴルファー以外は特段の留意は必要ないでしょう。

長尺パターを利用されているゴルファーは、前述の打ち方になっていないかご確認ください。

もうひとつのボールを押し出す打ち方に関しては、長尺パターに限らず、すべてのパターで気をつける必要があります。

パターの練習を行う際にフォロースルーチェックで押し出す動きを練習する場合もあるでしょう。

そうした練習では良いのですが、本番で間違ってもテイクバックを取らない動きはしないように留意してください。

パターの練習時に押し出す練習をする場合には、同時にテイクバックをある程度行う練習も取り入れると良いでしょう。

なお、2019年度より新ルールが適用になっていますので、新ルール上でのパターの改正事項も次項で確認していきます。

2019年新ルールにおけるパターに関する違反事項

2019年1月より、ゴルフにおける大きなルール改正がありました。

パターに関する事項も改正がありますので本項で確認していきましょう。

まず、正式な呼び名は「パッティンググリーン」と呼ばれるようになりました。

さらに大きなルール改正としては、パットを行うときのピンの処置についてです。

従来であれば、ピンを抜いていました。

これは旧ルールにおいてパットを行う際に、ピンが刺さったままでピンにボールが当たってしまうと2打罰になってしまうということからピンを抜く必要がありました。

しかし2019年よりこのルールがなくなり、ピンにボールが当たってもペナルティがなくなり無打罰となりました。

このルール変更は、プレー時間を短縮するために導入されたルールです。

またこの改正に伴い、カップの淵からホールの上にあって、ボールの一部でも地表面から下がっていればホールアウトが認められるようになりました。

このことは、ピンにボールを当ててカップインを狙えるということになります。

つまりショートパットでもピンを狙ってさえいれば、多少強めに打っても入る確率が高くなるものと考えられています。

2019年の改正点はピンに関してだけであり、その他特段に違反事項が増えたわけではなく、前述のルール違反事項がなければパットの打ち方に制限がかかるような改正はありませんでした。

新ルールも把握して違反のないパターの打ち方を確認しよう

パターにはいろいろな形状があり、また個人の打ち方のタイプ別にいろいろな打ち方があります。

またルール改正もあり、ピンを刺したままのパッティングが認められるようになりました。

円滑なプレーができるように、改正も含めパターの打ち方の違反事項を再確認しましょう。