アイアンの打ち方がわからなくなったときの自己分析法

一度はアイアンの打ち方がわからなくなったと悩んだことはあるでしょうか。

一生懸命に練習をする人ほど陥るようですが、「真面目さ」が原因で片付けてられることが多いようです。

今回は、アイアン特有のスイング軌道を理解し、迷いの原因となるスイング欠点を見つける方法を紹介します。

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アイアンの打ち方がわからなくなったときは練習に打ち込むこと!

アイアンの打ち方がわからなくなった経験はあるでしょうか。

経験したことがない人は、「そんな馬鹿な」と思うかもしれませんが、意外に多くの人が打ち方がわかからなくなって困っているようです。

この「わからなくなった」というのは、記憶が喪失したようなものではありません。

少し速めに歩くとき、右足を前に出すと自然に左手が出ると思いますが、この動きを頭で考えてから行動に移そうとすると、右・左・右…と動かすうちに混乱してきます。

やがて両手を動かさずに足だけを動かして歩くようになったのと同じ状態です。

つまりゴルフの練習を繰り返して、しかも真剣に取り組んでいることで、アイアンの打ち方に不自然さが出てきたわけです。

では練習を止めて、自然に動けるようになるのを待つのかといえば、その対処法は間違っています。

打ち方がわからなくなるほど練習をしたら、5年や10年くらいゴルフをしなくても、身体から抜けることはありません。

いままで以上に真剣な練習をすることで、納得できる打ち方ができるようになるはずです。

テークバックが原因でアイアンの打ち方がわからなくなった

アイアンの打ち方がわからなくなった原因の1つ目として、「テークバックにこだわりすぎ」というのがあります。

飛球線と平行にスタンスをとり、同じく飛球線に対して垂直にフェースをセットすると、スクエアなアドレスができます。

このアドレスのポイントは飛球線にありますが、残念なことに飛球線にこだわったこのゴルフスイングをしたことで、打ち方がわからなっていくことがあるのです。

ターゲットに向けて打ち出すためには、アドレスでセットしたフェース面を再現しなくてはいけません。

そのためにはインパクトをする前から、フェースを合わせる必要があります。

しかしテークバックでヘッドを後方に引くことで、ダウンスイングでも同じように再現される、もしくはフェースがターゲットに面してインパクトができると、考えてしまったことに打ち方を迷う原因があったのです。

スイングのメカニズムは理解しているはずですから、この不合理なスイングフォームを改善すれば悩みから解放されるはずです。

打ち方がわからなくなった原因は縦振りのアイアンスイング

アイアンのヘッドを飛球線の後方線上に引いても、インパクトでその軌道は通れません。

トップの位置はインサイドにあるので、ヘッドは身体の前方に向かって振り出すからです。

ゴルフスイングは軸を中心とした円の軌道です。

アイアンの場合は軸移動が少ないので、野球のバットを振ったときをイメージすると分かりやすいと思います。

ただゴルフスイングの場合は、上から下へのスイングも加わるため、斜め下に向けてスイングもしているのです。

打ち方がわからなくなった人の多くは、この上から下へのスイングを強調してしまい、インパクトゾーンでヘッドの正しい軌道ではない直進性を望んだからです。

本来はインパクトの直前までフェースは開いていて、インパクトでスクエア、フォロースルーで閉じるという「開閉」の動きが正しいフェースローテーションです。

したがってテークバックで再現性を求める「ヘッドを後ろに引く」のは誤りということになります。

謝った再現性を求めると、ダウンスイングでヘッドを直進させようとして、縦振りになります。

これが結果としてアウトサイドインのスイングになり、フェースが開いてスライスの原因となるわけです。

わからなくなったのは対処法が原因ともいえる

アイアンの打ち方が縦振りになると、90度の右回転した左肩と左腕は、飛球線に対して平行な状態でトップを迎えています。

左腕をピンっと伸ばしたことで、もしかすると少しだけ左肩が沈んだ姿勢をとっているかもしれません。

この状態でのダウンスイングは、ヘッドのヒールが先行するアウトサイドインになるため、インパクトでスライスカットしてしまいます。

ゴルファーとしては、スライスを直したいと思うのは当然のことでしょう。

ヘッドを真っ直ぐに引くテークバックを修正せずに、インパクトでのフェースの角度で対処しようとしたことで、あとから打ち方がわからなくなったということになります。

インパクトでフェースを面が開くときの対処法で、もっとも簡単なのがフックグリップです。

グリップの握り方を変えて応急的な対処をするのは大事ですが、アイアンの場合はすべてがフルスイングではないので、球筋がストレートのときもあれば、フックしたりスライスしたりと、バラつきが出てしまいます。

アイアンの打ち方が複雑化してわからなくなったかもしれない

アイアンの打ち方がわからなくなったときに、スライスなどの症状を改善させるための対処法を行ってしまうと、より複雑になって根本原因を見つけにくくしてしまいます。

さらにスライスから派生した修正部分を対処法で続けた結果、本来の打ち方がわからなくなることがあるのです。

ミスショットを対処法で切り抜けると次々に問題点が出てきて、やがて打ち方がわからなくなった状態に陥るわけです。

参考にするのであれば、『正しいスイング』『基本のスイング』などの教本を見て、自分のスイングとの違いを分析してみると、複雑化しないで修正することができるはずです。

ここで、1つだけ問題点があります。

レッスンプロなど他人の目だとすぐにスイングの欠点を見つけてくれて修正に取り掛かることはできますが、自分のスイングがアウトサイドインなどとは考えていないことが多く、修正までにたどり着くことができないケースがほとんどなのです。

アウトサイドインが悪影響を与えていることを知っていても、自分には関係ないと思い込んでいると、違う原因を探すことになり、結果的に打ち方がわからなくなったということになります。

わからなくなったなら自分を打ち方を録画しよう

アイアンの打ち方がわからなくなったときは、自分のスイングを録画しましょう。

俯瞰(ふかん)して自分のスイングを見つめ直すと、1発で欠点を発見することができるかもしれません。

自分でイメージしていたスイングと、実際に目にしたスイングのギャップで、心理的なダメージを受けるかもしれませんが、特効薬であることに間違いはありません。

まず練習場で、飛球線の後方からヘッドの軌道がわかる「引いた映像」を撮ることです。

インサイドからボールに向かって振り出していればOKですが、飛球線と平行にスイングをしていればアウトサイドインだと思ってください。

修正法はインサイドから振り出すスイングをすることです。

そのためにはテークバックで、インサイドにヘッドを引かなくてはいけませんが、すでにクセがついているので難しい場合が多いようです。

ヘッドを後ろに引こうとするときは、アイアンのシャフトを地面と平行にしてから、テークバックを始めるようにします。

ターゲットに面している左手甲を右90度回転させて、飛球線と平行にしてヘッドを上げると、アーリーコックになります。

このテークバック法であれば、物理的にヘッドを後方に引くことができないので、打ち方の迷いの原因を取り除くことができるはずです。

アイアンの打ち方がわからくなったら客観的視点が必要

アイアンの打ち方がわからなくなったときは、症状から分析して対処法をとると、複雑化して余計にわかりにくくなってしまいます。

自分のスイングを客観的に分析するために録画してみましょう。

意外にも簡単に欠点が見つかるものです。