アプローチの本当の意味が分かればゴルフの攻めは変わる!

グリーン周りからのショットをアプローチという場合があれば、100ヤード以内のショットすべてがアプローチだという場合もあります。

どちらもゴルフ用語として使われますが、本当の意味は少し違うようです。

今回はアプローチの意味とスコアメイクの方法について考えます。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

アイアンに対するドライバーの重量差を知れば曲がらなくなる

アイアンのスイングリズムと、ドライバーのスイングリズムが違うと軌道が安定せず、いつまで経ってもス...

パター選びはヘッドだけでなくネックの種類にも注目したい!

パターを選ぶ時、真っ先にヘッドに目が行きますよね。そのため好みのヘッドを見つけるのはそう難し...

ウェッジのソール形状は大切?プロがソールを削る理由

初心者がウェッジを選ぶときに、必ずと言って良いほどワイドソールのものやハイバンスのものをすすめら...

ゴルフ用語の「タメ」を知ってもスライスは直らない!

ゴルフでは「タメがないからスライスする」、また「君にはタメが必要」と聞きますが、何を指した言葉だ...

2種類あるパターアドレスと左肘を抜くパッティングの重要性

パターに自信がないときは、アドレスの仕方を見直してみてはいかがでしょう。両肩と両肘とグリップ...

ドライバーの修正にウエイトを使うとバランス調整が必要

ドライバーのヘッドに鉛のウエイトを貼っているゴルファーが少なくなってきています。それは性能の...

市販クラブではライ角が合わない身長180センチの人の対処法

ショットしたボールが左右に散ってしまうのは、スイングが悪いのではなく、ゴルフクラブのライ角が合っ...

ゴルフでミスショットをしない方法を種類別に見てみよう

ゴルフは、『ミスのスポーツ』だと良く言われます。止まっているボールを打つわけですので一見簡単...

2つあるアイアンの角度の意味と目安として使う番手とは?

アイアンのフェース面にはロフト角があり、シャフトと作るライ角があります。それぞれの角度の意味...

ゴルフ用語の『フェース』には意外に深い意味がある!

ゴルフクラブのフェースの意味はご存知でしょうか?実は「フェース=顔」 ではなく、「フェース=...

一般的なドライバーの長さが114.3cmになったのは飛ぶから?

ドライバーの長さは通常inch(インチ)で表記されますが、日常生活ではcm(センチ)が多く、分か...

便利なグリップ、バックライン有りの握り方と合わせ方

皆さんバックライン有りのグリップ、使っていますか。有ると無しではグリップの感触は大きく違いま...

ドライバーのヘッドスピードの平均は?飛距離との関係は?

ゴルフでは、ドライバーの飛距離がゲームの優位性に大きく影響します。ドライバーの平均飛距離が2...

ユーティリティのロフト角を番手ごとに検証してみよう!

今や、ほとんどのゴルファーが使っているのがユーティリティです。一昔前は、ロングアイアンを打ち...

ドライバーがスライスばっかり?重心距離が長いせい?

ドライバーは構造上スライスしやすいと聞いたことありませんか。そこで、なぜスライスしやすいのか...

スポンサーリンク

アプローチの意味を知るとゴルフが上手くなる?

アプローチの本当の意味を知ると、今よりもゴルフのスコアが良くなるかもしれません。

まずアプローチという用語について確認しましょう。

多くのゴルフ専門誌やネット情報では、ピンに寄せる「100ヤード以内」のショットのことをアプローチと定めています。

ただこの距離はゴルフ規則が定める定義ではないので、慣例的に使われてきた距離ということになりそうです。

ゴルファーの飛距離にもよりますが、ウェッジの距離をみるとピッチングが100ヤード、アプローチウェッジが90ヤード、サンドウェッジが80ヤードと刻むことができます。

もちろんロフト角やヘッドスピードによって距離に違いはありますが、およそウェッジの範囲内をアプローチと定めていることが分かります。

ただピンに寄せることを目的としないショットであれば、アプローチショットとは表現しません。

砂の中から脱出することを1番に掲げるバンカーショットは、リカバリーショットと使うほうが多いようです。

アプローチが上手くなるためには、その1つ前のショットの精度を高くすることが常用だということが分かります。

ゴルフ場のレイアウトを知らないとアプローチの意味がない?

ウェッジでピンを狙えるショットがアプローチとするならば、それ相応のショットができなくてはなりません。

仮に100ヤード手前からピンを狙う場合、もっとも大切なことは方向性です。

ピッチングウェッジをフルショットすれば、100ヤードに達するのですから、ピンの前後はあっても遠くない範囲に寄せることはできます。

しかしピンとボールを結ぶ飛球線から打ち出す方向性が1度違うだけで、計算上なんと160センチずれてしまい、1.5度ずれるとワンピンも離れることになるのです。

ゴルフ場の平均的グリーンの面積は500平方メートルといわれていますから、丸いグリーンであれば半径は約12メートルしかありません。

その12メートルの中間点にピンが立っているとしたら、3度ずれるとグリーンからこぼれてしまう計算です。

つまり横方向にブレが出ると、偏ったピンの位置ならグリーンからこぼれる可能性が高くなります。

そのため方向性にブレが出やすくなるバックスピンを狙うアプローチショットに意味はなく、打ち出す方向をとにかく安定させることこそが大切なのです。

ゴルフコースでピンを狙うのがアプローチの意味?

ピンに向かってショットすることをアプローチの意味としたとき、「ピンに近づける」ことと解釈されることが多いようです。

確かにスコア上はワンパット圏内に寄せたいところですが、無理にワンパットを狙う必要はありません。

グリーン上のパターの規定打数は2打を想定しているので、パー4であれば2打がパーオン、残りの2パットでパー、これを繰り返すと72打でホールアウトできます。

つまりアプローチで大事なことは「ピンに寄せる」ことよりも、2打で確実にカップインできる位置につけることなのです。

確実に2パットするためには、アプローチで「下」につけることです。

ピンを狙ってオーバーするよりも、手前からパッティングできれば、運よく1パットの可能性もあります。

一方で奥からのパッティングは、勾配によって難しい状況が想定されます。

ゴルフ場の基本的なレイアウトは、アプローチ地点からグリーン面が見えるようにしています。

手前からグリーン面が見えているのは、「受けグリーン」ということです。

グリーン面の意味を考えてアプローチしよう

上りのパットと下りのパットの難易度を比較すれば、だれでも下から攻めるほうを選択するはずです。

そこでグリーンの手前から転がして乗せるアプローチショットにすれば、ピンよりも下につく可能性が高くなります。

あえてデッドにピンを狙って攻める必要はなく、「やさしいアプローチ」で、あとは方向性を重視すれば2パット圏内につけることができるはずです。

グリーンの形状にもよりますが、カップを切るときは星型の一筆書きの順にしています。

グリーンの芝は、ゴルファーが歩くことでダメージを受けます。

その歩行を回避するために、対角線上にカップを切るのが常道だからです。

ここで気がつくかもしれませんが、次のホールに向かうグリーン上の経路は、常に歩いているので傷んでいることが想像できるはずです。

その傷んでいる部分にはカップを切ることはできないので、星型の中心を使います。

そして傷みやすい歩経路になる部分には、ボールが転がらないように高めの傾斜をつけているはずです。

こうしたゴルフ場のグリーン面の意味を理解できれば、「手前」から「下」につけることができるようになるはずです。

ゴルフにおけるスコアメイクの意味を知ってアプローチショット!

ゴルフ場のグリーン面の意味が理解できれば全体的な傾斜が予測できるので、おのずとアプローチショットのターゲットポイントは決まります。

しかしグリーンの手前に大きなガードバンカーがあり、しかもカップはバンカーを越えた直ぐの箇所に切られていることがあります。

傾斜は分かっていても、そこをターゲットにすることのほうがリスクの高いときもあるものです。

その際バックスピンで戻る球を打てれば問題ありませんが、アマチュアには難易度が高いのでおすすめはできません。

こんなときは、花道(エプロン)からグリーンを狙い、最初の1パットで寄せられるようにします。

基本はグリーンの中心にボールが止まるようにしますが、バンカーが邪魔であれば左右どちらでも、バンカーにかからない箇所からグリーンオンを狙いましょう。

スコアメイクの鉄則は「ミスショット減らす」ことです。

もしも乗せられないようであれば、無理はせずにグリーン手前で止めて、寄せワンのアプローチを選択しましょう。

アプローチの前に意味を確認できればゴルフは上手くなる

寄せワンのアプローチで、もっとも重要なことはダフリやトップなどのミスショットをとにかく避けることです。

本来はピンに寄せるアプローチショットを止めて、ミスショットを回避するために安全策をとったのにもかかわらず、寄せようという思いが強すぎてダフリやトップになることがあります。

ダフリやトップにならないアプローチができること、そしてOKパット並みの確実な寄せができることが、アクシデントを回避してエプロンにボールを運ぶための条件になります。

アプローチの箇所からピンまでに何も障害がない状況を想定します。

パッティングと同じように、転がして近づけるアプローチであれば、もっともミスを防ぐことはできるはずです。

そのためアプローチウェッジよりもロフト角の立っている8番アイアンを選択して、振り子のゴルフスイングをすれば、転がり主体のアプローチができるはずです。

あとは距離感を養うために、振り幅と距離を一致させる練習を繰り返せば、失敗しないアプローチが可能になります。

その上でアプローチの前に意味を確認すれば、正しい攻め方ができるようになります。

「アプローチ」はゴルフコースの距離を意味したものではない

アプローチの意味を「100ヤード以内のショット」と、距離を目安にすることはありますが、ピンに寄せるショットはすべてアプローチだといえます。

ゴルフコースに潜む罠を避けて、寄せワンのアプローチができるようになれば、スコアメイクができるようになるでしょう。