アプローチでウェッジを使い分けする前に知っておきたいこと

多くのゴルファーはアプローチで使えるウェッジをいくつか持っているはずです。

距離や球筋として選択するほかにも、得意クラブとして使い分けをしていると思いますが、そもそもの役割はあるものです。

今回はウェッジの歴史と役割を紹介します。

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ウェッジを使い分けてアプローチショットのリカバリーをする

アプローチショットがグリーンから外れても、リカバリーが上手ければピンを狙うことができます。

実際にグリーンオンするアプローチショットの距離は、40ヤード以内というデータがあります。

このことから思い通りにセカンドショットで乗せることができず、グリーン近くからアプローチをしていることが分かります。

つまりウェッジを練習することがスコアを作る上で重要だということなのです。

上手いリカバリーショットは、ボールが置かれている状況とターゲットまでの距離を考慮してウェッジを使い分けることが必要です。

そのためには正確なショットを打てることが最低条件になります。

正確なショットは、狙い通りの距離と方向で打ち出せるということですが、そのためには正しいインパクトが必要です。

振り幅の大小に関係なく、スイング軌道を一定にできること、またスイングの最下点が不動であること。

その上でターゲットに向けたフェース面やロフト角に合わせた打ち出し角ができれば、いくつかあるウェッジを使い分けして距離や球筋を変えてピンを狙うことができるようになります。

アプローチを距離で使い分けるウェッジの選び方

アプローチに使用するウェッジには、ピッチング、サンド、アプローチと大きく3つの種類があります。

ピッチングウェッジはアイアンセットに組み込まれていることが多く、9番アイアンの1つ下の番手となるので、メーカーによっては10番アイアンと呼ぶこともあります。

基本的にはアイアンの最下位の番手として使用するため、9番の1つ下のアイアンとして残り100ヤード程度のフルショットで使うことでしょう。

ちなみにピッチングウェッジの距離を100ヤードとしているのは、アイアンの番手間の距離が10ヤード刻みになっていることから、9番アイアンを110ヤードと想定して10ヤードマイナスで割り出したものです。

距離についてはゴルファーにより多少の差はありますが、重要なことは9番アイアンよりも10ヤードマイナスが使い勝手の良いクラブと考えられていることです。

アイアンセットはもちろんのこと別途に購入する場合でも、9番アイアンのロフト角に合わせたものを選ぶと、距離に対する使い分けが容易にできるはずです。

サンドウェッジを使い分けるためにアプローチウェッジが誕生

2つ目のウェッジは、1926年に初めてウェッジとして作られサンドウェッジです。

それまでニブリック(9番アイアン)を開いてバンカーショットをしていたのですが、さらにロフト角の開いたウェッジで砂に打ち込むだけでタコ壺バンカーからの脱出が容易になるということで流行します。

まさに「クサビ」を語源とするウェッジによって、砂からの脱出が簡単になってきますが、アプローチに使うのはずっと先のことだったようです。

当時のアプローチは、テンプラリーグリーンのように高低差がないところに立つピンに向けて転がして近づけるのがセオリーでしたから、チッパーとジガーを使い分けることのほうが重要だったはずです。

しばらくするとコースレイアウトが変化し、グリーンの形状も変わるようになります。

同じころジーン・サラゼンがサンドウェッジの底にバンスを取り入れたタイプを考案し、これが大流行します。

バンカー用のバンスのあるタイプと、グリーンに直接アプローチをして止めるショットを使い分けられるよう2つのタイプのサンドウェッジが主流となっていきます。

バンカー用とアプローチ用にウェッジを使い分けた理由

サンドウェッジをバンカー用とアプローチ用とに使い分けるようになったのは、ソールの膨らみであるバンスが影響したからです。

和製のゴルフ用語であるバンスは、跳ね返すという意味の「bounce」なのでバウンスのほうがより近いかもしれません。

日本では「ボールがバウンドした」ときにバウンスという言葉を使っていますが、まさに砂の上でウェッジのソールがはずむことで、ザックリを防いでくれる役割があります。

当初のサンドウェッジにバンスはなかったので、すくい上げるようなバンカーショットだったはずです。

ところがバンスが考案されたことで、ボールの手前にソールを打ちつけるだけで簡単に脱出ができるエクスプロージョンショットが考案されます。

そうしたミスなく脱出できる優れもののサンドウェッジですが、ソールの膨らみは芝の上では邪魔なものにもなりました。

リーディングエッジが浮いてしまい、トップの危険性が高くなったからです。

そこでバンスをなくしたアプローチ用とバンカー用の2つのサンドウェッジが使われるようになり、やがてアプローチ用はアプローチウェッジへと変化していくことになります。

アプローチウェッジはロフト角で使い分けることが重要

3つ目のアプローチウェッジは、アプローチ用のサンドウェッジのバリエーションとして作られていきます。

一般的なピッチングウェッジのロフト角は44度、一方のサンドウェッジは54度ですから、そこには10度の開きがあります。

ザックリした飛距離の差は20ヤードですから、使い分けを考えると50度前後のプラス1本が欲しいと思うのは当然のことです。

そこでピッチングとサンドの中間にアプローチウェッジを入れることになるのですが、同時にサンドウェッジよりもロフト角の大きな56度や58度があれば、止まる球筋を打ち分けることができるようになります。

また、現在ではアプローチウェッジの中に、極端にフェースが開いている60度や62度のロブウェッジもあるほどです。

もちろんそれまでのウェッジでもフェースを開けば併用することはできますが、特殊な技量を持たずに普通にスイングをすればロブショットが打てるのですから、アプローチウェッジを数多く持つことで、攻めるアプローチの幅は広がるはずです。

2本のアプローチウェッジ以外にも使い分けると便利

現在はアプローチウェッジの比重が大きくなり、ピッチングウェッジ以外に最低2本程度はアプローチ用にウェッジを持っているはずです。

オーソドックスなアプローチ法のピッチエンドランは、ピッチ(空中)とラン(転がり)が等分になるようにピッチングウェッジを使用します。

ピンまでのグリーン面がうねっている場合には、ラインを読まずに済むのでチップ(空中)ショットを選択する場合もあります。

運が良ければ直接カップに入れることもできる、チップインを狙う攻めのアプローチが可能になります。

さらにロブウェッジを振り子のようにスイングすると、ピンポイントにボールを落とすことができる設計です。

ロブショットはフォロースルーでシャフトを立てると、打ち出すボールは高く上がりスピンもかけることができます。

ここで必要なのは技量よりも振り切る勇気を持つことです。

またグリーン周りの草丈が深く密集しているラフでは、アプローチウェッジにこだわることなく、バンスのあるバンカー用のサンドウェッジを選択すると、ヘッドは草に絡まることなくアプローチすることができます。

あとはこうした使い分けを実践で覚えることができれば、リカバリーは完璧になるはずです。

アプローチ用のウェッジはロフト角に合わせた使い分けが必要

アプローチで使用するウェッジは、ボールの置かれている状況や打ち出す球筋を考慮して使い分けをしたほうがスコアを容易に作れるようになります。

すべてのウェッジはロフト角に合わせてインパクトをすること、これさえ外さなければミスショットにはならないはずです。