ユーティリティの飛距離とロングアイアンの代わりに使う19度

ユーティリティは、ゴルフの歴史では新しく出てきたクラブです。

飛距離も出せますし、上級者のゴルファーはスイングを少し変えることで、グリーンでボールを止められるように打つことも可能です。

使いやすいクラブではありますが、飛距離はフェアウェイウッドの方が上です。

しかしアマチュアのゴルファーでは、フェアウェイウッドが苦手な人も多くユーティリティを好んで使う人が増えています。

ロフトが立っている19度、17度といった20度以下のユーティリティは、ロングアイアンと同じ難易度がありますが、最近それを解消するクラブが増え、200ヤードの距離が簡単に打てるようになりました。

今回はユーティリティの説明から、フェアウェイウッドとの使い分けやアプローチまでのことを説明します。

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ユーティリティクラブとは

ユーティリティクラブとは、ロングアイアンに代わるクラブとして開発されました。

アマチュアはヘッドスピードが遅いことが多く、ロングアイアンを使うと長いシャフトをしならせられずに、打ちこなせるゴルファーは少数でした。

そこで3番4番アイアンの飛距離を出せるように開発されたのが、ユーティリティです。

ユーティリティとは、万能、役に立つ、実用的といった意味です。

海外ではユーティリティとは呼ばず、ハイブリッドと呼んでいます。

そんなユーティリティは、ヘッドの形状によって、アイアン型、ウッド型に分かれています。

アイアン型はロングアイアンを優しくしたようなもので需要は少なく、ウッド型が多くなっています。

ユーティリティには、番手表記のタイプとロフト表記のタイプがあります。

打ちやすく開発されたクラブですが、18度や19度はユーティリティの中ではシャフトが長くなりますので、ロングアイアンが打てるようなヘッドスピードがないと打ち切れないかもしれません。

使われているシャフトは、スチールとカーボンがありますが、主流はカーボンシャフトに変わりつつあります。

ユーティリティとフェアウェイウッドの飛距離と使い分け

クラブセッティングに昔はフェアウェイウッドが必ず入っていましたが、シャフトが長いためか3番ウッドを使わなくなったゴルファーも多くいます。

その代わりに使われれるようになったのが、ユーティリティです。

当たらないフェアウェイウッドより、当たりやすく飛距離を出せるユーティリティをクラブセッティングするゴルファーは増えてきているのです。

ここで、フェアウェイウッドとユーティリティの使い分け方を説明します。

フェアウェイウッドとユーティリティを両方入れておくと飛距離が被ることが多くなります。

まずフェアウェイウッドは、フェアウェイから打つことで飛距離を出すクラブです。

つまりクラブとしての性能は、ラフから打つとヘッドが芝の抵抗に負けてしまい、飛距離が出なくなるミスが多くなります。

このミスを防ぐことができるのが、ユーティリティです。

ヘッドの形状がフェアウェイウッドに比べ小さくなっていますので、ラフでも打ち込んで脱出することができ、しかも飛距離を出すことができます。

しかしスイングが正しければ、フェアウェイウッドは決して難しいクラブではありません。

フェアウェイウッドの一番の武器は、その飛距離にあります。

ユーティリティでは、出すことのできない飛距離です。

ユーティリティで一番ロフトが立っている17度でフェアウェイウッドの5番、19度でフェアウェイウッドの7番ぐらいの飛距離しか出せない構造です。

クラブセッティングをするときは、飛距離と扱いやすさを考えて購入するべきです。

ユーティリティは構造的に重心が浅くなってますので、重心の深くて長いフェアウェイウッドと比べて扱いが簡単に感じますが、ダフる可能性はユーティリティの方が高いです。

ボールの手前を打ってしまっては、飛距離が出なくなります。

どのライにあるときユーティリティが有効なのか理解し、フェアウェイウッドと使い分けてください。

ユーティリティ19度20度23度の飛距離の目安

ユーティリティの飛距離は、一般的に19度で200ヤード、20度で190ヤード、23度180ヤードが目安の距離です。

ユーティリティがロングアイアンと違うのは、フェアウェイウッドより低く飛ぶまでは同じですが、ボールのランが出ることがロングアイアンとの違いです。

ロングアイアンが得意なゴルファーは、アマチュアでもシングル級かヘッドスピードがかなりある人だけです。

普通のゴルファーは、ロングアイアンで打ち切れない人が殆どですので、ロングアイアンでボールが止まるかどうか分からないゴルファーが多いはずです。

反対にユーティリティは使うゴルファーが増えてますので、弾道が強いためある程度ランが出ることを知っている人は多いことでしょう。

ロフトが立っている20度以下の19度、17度を購入しても、ヘッドスピードがないと打ち切れずボールが上がらない可能性があるため、購入するときは注意をしてください。

ユーティリティで飛距離を出すのに最適なのは19度なのか

ユーティリティで飛距離を出すなら20度以下のクラブを選べば、200ヤード以上飛ばすことができるようになっています。

ユーティリティで19度を使えるゴルファーは、アイアンでいうと3番アイアンを使いこなすことができるようなものです。

コースに出ると、200ヤードの距離を打つクラブの選択に迷うことがあるはずです。

グリーンの周りは手前は花道が広がっているが後ろはバンカー、左右も深いラフが見えていれば何とかグリーンに乗せたいはずです。

各メーカーによって同じロフトでも違うタイプが販売されています。

飛距離重視と方向性重視です。

方向性重視は、難しいとされる20度以下のユーティリティであっても、飛距離重視に比べれば扱いやすい構造になっています。

元々ユーティリティは弾道が強いのですが、19度なら更にボールが上がらないため、風の影響を受けることが少なくなります。

風が強いときには、飛距離稼ぎの頼りになるクラブだと考えられます。

ユーティリティはグリーンで止まるか

ユーティリティはクラブの特徴として、弾道が低くボールが転がりやすく作られています。

そのためグリーンを直接狙うと転がってこぼれることがあります。

男子プロは、フェアウェイウッドで飛距離を出したあと転がしたり、高く上げたりできるので、フェアウェイウッドを使うことが多く、ユーティリティを使うのは風が強いときを除いて小数派のようです。

グリーンで止めることや飛距離を求めるのなら、ユーティリティではなくフェアウェイウッドを使うべきです。

ユーティリティでボールの転がりをなくして、グリーンを狙うには弾道を高くすることが必要になるからです。

仮にやろうとしたら、打ち方は払い打てるように左足寄りにボール1個分ずらして置きます。

重心のかけ方は、ボールを上げたいので右足体重です。

そこからボールを長く捕まえるイメージで打つことが重要です。

200ヤードを19度で打つことができるゴルファーだと、この打ち方で190ヤードのグリーンを狙えるはずです。

打つときに右肩が突っ込まないように注意しないとダフリやトップに繋がります。

ただこの打ち方を習得するよりはショートウッドに入れ替えたほうが得策かもしれません。

アプローチでユーティリティの19度を使う

グリーン近くでミスをするとスコアメークができないので、アプローチはゴルフの中でも重要な要素です。

カラーやフェアウェイからウェッジを使うことが殆どのはずです。

パターばかり使うゴルファーもいますが、グリーンまで距離があると強く打ったり、弱く打ったりしてしまい、結局寄せきれない経験をしたゴルファーも数多くいるはずです。

ゴルフ中継でプロがユーティリティで寄せたりしている所を見たことありませんか。

ユーティリティは飛距離を稼ぐだけではなく、アプローチでも使えるものです。

19度のようなロフトが立っているユーティリティなら、パターと同じ感覚で打つことができます。

芝の短い冬場のゴルフでは有効な武器になるでしょう。

ただしウェッジに比べればクラブヘッドがかなり軽いので練習が必要になります。

そのためゴルフコースに出ることが少ないアマチュアが使うには難度が高くなります。

アプローチを打つときに、ヘッドの重みが違うクラブを使っているとアプローチで重要な距離感が狂ってしまいます。

練習をしているゴルファーでしたら関係ありませんが、コースでいきなり使うのは避けるべきかもしれません。

ユーティリティの飛距離と使い分け

ユーティリティは説明してきたように、アマチュアには苦手だったロングアイアンの代わりに登場してきました。

元々ロングアイアンの難しさ解消のためにメーカーが開発したのですが、いまやフェアウェイウッドに代えてユーティリティを使うゴルファーもいます。

アイアンと重心のバランスが似ているので使いやすいからでしょう。

また慣れているゴルファーはアプローチに使うようですが、あまりラウンドしないゴルファーはかえって失敗をまねくことにもなります。

自分のヘッドスピードで求める飛距離、弾道が得られるか判断したうえでクラブセッティングに加えていくことは大切です。