アイアンの構え方はハンドファーストでないといけないのか

皆さんはアイアンの構え方はどのようにしていますか。

人によって構え方は異なりますが、一般的には少しロフトを立てて構えます。

あらかじめハンドファーストの形にして構えるということです。

実際そのハンドファートが良いと言われていますが、それは正解なのでしょうか。

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ハンドファーストとハンドレイト

ドライバーやアイアンなど打つときに、『ハンドファーストを意識して』と言われたことがありますか。

実はハンドファーストもあればハンドレイトもあります。

まずは、そのふたつの違いを話します。

・ハンドファースト

ハンドファーストとは、クラブヘッドに対して手が先行してインパクトしている形のことです。

なぜ、ハンドファーストが良いとされているかというと、ロフトを立てて使うことができるからです。

ロフトを立てると、番手以上の飛距離を出すことができるからです。

・ハンドレイト

ハンドファーストとは逆で、クラブヘッドに対して手が遅れてインパクトする形のことです。

場合によっては、しゃくりやフリップなどと言われることもあります。

ハンドファーストやハンドレイトはインパクトのときの形を表すことが多いですが、クラブの構え方を見て同様の表現をします。

一般的にハンドファーストが良いとされていますが、ハンドレイトが悪いというわけではありません。

状況によってはハンドレイトが良いときもあります。

アイアンの基本的な構え方とボールの位置

それではアイアンの基本的な構え方とボールの位置について説明します。

スタンスは肩幅かやや狭いくらいでOKです。

次に前傾を作ります。

アイアンはシャフトが短いクラブのため、しっかりと前傾姿勢を作る必要があります。

真っ直ぐ立った状態から前傾を作りにいき、踵が浮きそうに感じるくらいの角度を目安にしてください。

注意点は、腰が反り返らないことです。

その前傾姿勢のまま腕を下に伸ばした位置でグリップを握ります。

あとは、シャフトの長さに応じてボールとの前後の距離を調整します。

次にボールの位置を説明します。

アイアンは、大きく分けて3つに分かれます。

・ショートアイアン(8I~9I、PW)

ショートアイアンでは、体の中心になるようにボールを置きます。

人によっては、ボール半個分、左に寄せることもあります。

・ミドルアイアン(5I~7I)

ミドルアイアンでは、体の中心の位置からボール半個、もしくは1個分左に置きます。

・ロングアイアン(2I~4I)

ロングアイアンでは、体の中心の位置からボール1個、もしくは1.5個分左に置きます。

このときの注意点ですが、左手は左股関節の前で統一してください。

そうすることで自然とハンドファーストの形になって構えられるはずです。

左手とクラブが一直線になるように構えられていれば問題ありません。

アイアンでハンドファーストで構えるメリット

構え方の基本として、シャフトを垂直の状態にして、ターゲットにフェースを合わせます。

そこから、ハンドファーストの形に傾けてください。

フェース面はどちらを向いていますか?

右に向いていませんか。

つまり、手が先行する(シャフトがターゲット方向に傾く)ということは、フェースが開いてしまうということです。

そのため、あらかじめハンドファーストの位置でスクエアにしておくことで、フェースの開きを抑えることができます。

次に、インパクトの際にハンドファーストになっていることのメリットです。

ひとつ目は、アイアンのロフトを立てて使えるため、番手以上の飛距離を期待することができます。

ふたつ目は、クラブヘッドが手より遅れて出てくるため、ボールがフェース面に乗っている時間が長くなり、押し出せるということです。

そのため、強い打球を打つことができます。

また、インパクトゾーンを長く取れるため、ボールコントロールがしやすくなります。

ハンドファーストの構え方の注意点

ハンドファーストにするメリットを話しました。

メリットばかりお伝えしましたが、何事もやりすぎはダメです。

そこでハンドファーストの構え方の注意点を話します。

もっとも大切なことは、極端にハンドファーストに構えすぎないことです。

極端に構えると、様々なエラーを引き起こします。

一番の理想は、構えたシャフトの角度とインパクトの角度が同じになることです。

しかし、極端なハンドファーストは、スイング軌道や遠心力の関係で元の位置に戻る前にヘッドが落ちてしまいます。

具体的にどの様なエラーが起こるのでしょうか。

まず、アイアンのフェース面がスクエアにならず、左右に打球がブレる可能性があります。

また、ボールの手前でヘッドが落ちてしまうため、ダブる原因になります。

ボールの位置でタイミングを合わせようとすると、体と地面の距離が近すぎるため、ヘッドが落ちないようにと体が浮き上がることになり、結果ハンドファーストでインパクトを迎えられなくなります

その他、考えられるエラーは多々ありますが、極端にハンドファーストに構えることが良くないことは伝わったでしょうか。

事前にお伝えした「左手は左股関節の前で統一」を守るようにしましょう。

クラブが長くなるほどハンドファーストの角度は浅くなることに気がつくと思いますが、それで問題ありません。

ハンドファーストよりもハンドレイトの構え方が良い場面

ここで、ハンドレイトは全くダメなのかという疑問が出ます。

実際そんなことはありません。

ハンドファーストはあくまでも理想とする形であり、状況によってはハンドレイトの構え方、インパクトが合っているケースがあります。

例えば、極端な左足上がりの傾斜からアイアンで打つとしましょう。

ハンドファーストの意識で打とうとすると、大抵の人はボールが上がらず、ミスショットになるはずです。

これは傾斜があるにもかかわらず、普段と同じように構えスイングしているからです。

このような場合は、傾斜なりに構え、少しハンドレイト気味にすることでボールが上がりやすくなります。

また、アゴの高いバンカーから出す際も同様にハンドレイトのほうが柔らかく高さを出しやすいケースがあります。

実際、プロゴルファーにもバンカーはハンドレイトで構える人もいるくらいです。

基本はハンドファーストで構え、状況に応じてハンドレイトに構えることを覚えましょう。

アイアンの打ち方がうまくいかない人はハンドファーストをやめる

ハンドファーストが良いことは理解したけれど、練習してもうまくいかないという人は多いのではないでしょうか。

構え方をハンドファーストにすることは、多くの人ができるでしょう。

しかし、そこからテイクバック、ダウンスイングを経てハンドファーストにインパクトすることはかなり難しいことです。

ハンドファーストにインパクトをするためには、ラグを作る必要があります。

また、ヘッドをしっかり走らせることです。

しかし、ハンドファーストを意識的にやろうとすると、体とクラブが全て固定する人がいます。

そうすると、ヘッドスピードが上がりません。

また、それを嫌って体だけを無理に回転させて、右肩が落ちてダフる原因になります。

そのような人は、まずハンドファーストでインパクトする意識をあらためて、ヘッドを走らせることに集中しましょう。

ここで、ひとつ有効な練習方法を伝えます。

通常通り、アイアンを構えてボールを打つだけなのですが、フィニッシュを取りに行かないでみてください。

ポイントは頭の位置を固定し続けること、前傾を変えず最後まで胸が地面を向いていること、そして左肩が上がらないことを意識してください。

ここでの注意点は、腰は回すことです。

イメージは回すというより、左腰を後ろに引くイメージでも良いです。

すると無理にハンドファーストの形を作ろうとしてもできなくなり、ヘッドが走る感覚が分かります。

その感覚が分かれば、自然とハンドファーストの形でインパクトができてきますので試してみてください。

ハンドファーストにこだわり過ぎない

理想とされるハンドファーストについて話をしましたがいかがでしょうか。

状況にもよりますが、極端なハンドレイトでなければ問題ないと考えるようにしましょう。

実際、ゴルフは意識と現実に大きなギャップがあります。

構え方はハンドファーストを軽く意識して、インパクトは無理にハンドファーストを意識する必要はありません。

しっかりとボールをインパクトできているかを優先しましょう。