ウェッジのロフト角が60度だと飛距離はどれくらい出る?

ウェッジのロフト角が60度のいわゆるロブウェッジをショートゲーム扱えるようになれば、攻めの幅はかなり広がります。

ただフルショットでも使うかもしれないので、その飛距離を知っておきたいという考えがあるかもしれません。

そこで今回は60度のウェッジをフルショットしたときの飛距離、そして使うべき距離を紹介します。

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数あるウェッジの種類の中にある60度ウェッジ

9番アイアンよりもロフト角の大きなクラブを総称してウェッジと呼びますが、そのウェッジの中でもピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジとそれぞれに名称をつけています。

さらにアプローチウェッジは目的に合わせて複数本を持つことが多くなっているので、ロフト角で区分けをしています。

60度もこのアプローチウェッジの区分に含まれますが、その用途からロブウェッジと呼ばれることが多いです。

キャディに「56度と60度をください」と告げて、何度か素振りをしながら最終的に選択した経験がある人もいるでしょう。

そのときの選択する基準は、ボールを打ち出す角度の高低差であったり、着地後のスピン量であったりと、その時々の状況によって変わります。

ただショートアプローチばかりではなく、それぞれのウェッジが持つ飛距離によって使い分けることもあります。

普段はウェッジの飛距離を気にすることはないかもしれませんが、フルショットでどこまで飛ぶか、その飛距離を知っておくことが必要な場合もあります。

確認する方法としては、練習場で実際にボールを打ってみることが確実です。

練習場で60度のウェッジをフルショットして飛距離を確かめる

48度のピッチングウェッジから60度のロブウェッジまで、フルショットしたときの飛距離を確認するには、実際に練習場で打ってみるのが確実な方法です。

ただし練習場は打席のほうが高く作られている傾向があるため、打ち下ろしを想定していなければなりません。

また練習場のヤード表示が正しいとは限りませんので、可能であればコースで使えるレーザー式の距離計測器を使って、正しい距離を確認した上でウェッジのフルショットをすると正確な距離が分かるでしょう。

ちなみに練習場のボールは飛ばないように作られていて、実際の飛距離とは違う言われていますが、ウェッジに関してはそれほど問題ありません。

確かに通常のボールは3ピースや4ピースの反発力の高いものを使っていますし、練習場のボールは耐久性を考えて1ピースや2ピースのボールを使用しています。

しかしながらドライバーからミドルアイアンまでであれば飛距離に差は出ますが、100ヤード以内のショットであればどのボールを使っても飛距離に影響はないのです。

60度のウェッジの飛距離を購入前に知るための計算の仕方

実際に打ってみるとウェッジの飛距離は分かりますが、購入前のものを打ち比べさせてくれることはないでしょうから、データで確認するしかありません。

ただし目安となるヘッドスピードは、フルショットの飛距離を表示しているとは限りません。

そもそも60度のウェッジにフルショットの飛距離を望むことはなく、スピンの効き方やヘッドの抜け方が重視されるはずです。

そのためには軟鉄鍛造のウェッジなのか、もしくはバンス角の大きさが合っているのかといったデータのほうが気になるはずです。

それでも飛距離を知りたいのであれば、ロフト角から推測していくしかありません。

ウェッジの場合はアドレスでの構え方や、インパクトでのフェースの入り方によってロフト角とは違う打ち出し角がなることがあります。

そこでアイアンのロフト角と比較して目安となる飛距離を割り出します。

仮に7番アイアンの飛距離を140ヤードとします。

一般的なアイアンは番手間の飛距離が10ヤードで設定されていますから、8番アイアンの飛距離は130ヤード、9番アイアンの飛距離は120ヤードです。

このように追っていくとウェッジの飛距離も推測することができます。

ロフト角60度のウェッジの飛距離は80ヤード

一般的にアイアンの番手間の飛距離は10ヤード刻みです。

7番アイアンが140ヤードの飛距離であれば、9番アイアンは120ヤードです。

今では旧スペックとしか言えない角度ですが、従来の7番アイアンのロフト角は36度でした。

そして番手間はきれいな4度差でしたから、計算すると9番アイアンは44度になります。

このロフト角と飛距離の関係を、ロフト角60度まで順に追っていくと、飛距離は分かってきます。

9番アイアンは44度で120ヤード、ピッチングウェッジは48度で110ヤード、アプローチウェッジは52度で100ヤード、サンドウェッジは56度で90ヤード、そしてロブウェッジは60度で80ヤードになります。

一方、一般的に60度の使う場面の飛距離の目安としているのは、60ヤードから80ヤードだそうです。

それはロフト角が大きくなるほど、インパクトでのスピン量が増して、強いショットほど打ち出したボールが吹け上がり、飛距離ダウンになってしまうからと言われています。

60ヤードから80ヤードには20ヤードもの差があるため、本当のところは個人差によって飛距離に違いがあるということかもしれません。

60度ウェッジは飛距離を狙う道具ではない!

計算上ではロフト角60度のウェッジの飛距離は80ヤードですが、実際には打ってみると60ヤードでも厳しいかもしれません。

60度のロフト角に合わせてインパクトをすると、ボールには強いバックスピンがかかり、浮力によって打ち出し角以上の高さに上がります。

その高さの分だけ飛距離は減るので、計算上で想定するほど飛びません。

しかもヘッドスピードが速いほどスピン量が多くなって、高くは上がりますが飛距離の伸びは微々たるものです。

ただしボールの位置を右足の前でセットして、ハンドファーストでインパクトをすればフェースは立つので飛距離は伸びます。

それでも60度のウェッジを選択した時点で、その打ち方を望むはずがありません。

つまりウェッジは飛距離を望む道具ではないということで、しかもロフト角60度は飛ぶ距離よりもスピン量のほうが大事なわけです。

一方グリーン周りからのアプローチで60度のウェッジを使う場合には、2~3ヤード先に落とす打ち方も難しく、ミスショットに繋がる恐れがあるため用途はかなり絞られます。

ロフト角60度のウェッジに求められる飛距離とは

ロフト角60度のウェッジをソールすると、フェース面が上を向いています。

ソールしたときのフェースの斜度と、床に置いたボールの隙間がほぼ同じ角度に見えるほどフェース面は寝ています。

その上を向いているフェースでインパクトをすると、前方向に飛ぶよりも上に浮きがるように飛び出します。

もしも2~3ヤード前をターゲットにして、アプローチショットをイメージしたら、振り幅を小さくしなければなりません。

しかし振り幅が小さくて弱いインパクトだと、フェース面にボールが乗っただけで、飛び出すだけのパワーを与えることができません。

結果として、フェースの上を転がってヘッドだけが通過して終了です。

もしも、ある程度のスイング幅でインパクトしても飛距離が出ないようにするには、60度以上にフェースを開いて構えることです。

60度のロフト角を70度まで開けば、ハーフスイングぐらいでも2~3ヤード先にボールを落ちるはずです。

こうして考えると、どこまで飛距離を出すかよりも、いかに短い飛距離を打てるかが60度のウェッジには求められると言えるでしょう。

ロブウェッジで必要なのは短い飛距離

ロフト角60度のロブウェッジは、どこまで飛ぶかを重要視してはいけません。

例え飛距離を知れたとしても、その使い方をする必要はほとんどないはずです。

必要なのは短い距離でもコントロールできるように、60度よりもさらにフェースを開いて打てる技量なのです。