シャフトを選ぶときはRとSの中間となるSRが扱いやすい!

シャフトの硬さを表すフレックスは、一般ゴルファーの場合RかSのどちらかを選ぶはずです。

ただクラブメーカーの多くは、その中間となるSRという硬さのシャフトを用意しています。

その硬さは中間に位置するため、多くのゴルファーにマッチする可能性を秘めています。

今回はRとSの中間となるSRシャフトについてお話しします。

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RシャフトをSRシャフトにすることが曲がる原因になる?

フレックスの基準となるのはRシャフトです。

フレックスは基本的に軟らかいほうから順に分類されていて、L、A、R、S、Xと硬くなっていきます。

その5つのうちの中間にあるRを基準としているのは、一般男性のヘッドスピードと関係があるからです。

一般男性のヘッドスピードの平均値は42m/sと言われています。

ゴルフの場合は秒速で表すため、実際のスピードを実感することが難しいかもしれません。

そこで時速で表し直すと151km/hということになります。

約150km/hでインパクトをするわけですから、かなりの衝撃を与えることが容易に想像できるでしょう。

インパクトしたボールを、正しい打ち出し角とバックスピン量で打ち出すことができれば、およそ230ヤードの飛距離が出ると言われています。

この230ヤードの飛距離に、プラス20ヤードのランを含めると、計算上のセカンド地点はティーイングエリアから250ヤード先が想定できます。

一般的なゴルファーであれば、この計算上の距離よりも下回るかもしれませんが、それはシャフトのしなりを十分に利用できていないからです。

曲がりが気になって、RとSの中間をカバーするSRシャフトやその上のSシャフトを使っていることに原因があるのかもしれません。

RとSの間にSRシャフトが生まれた理由

フレックスの基本的な分類にはないSRシャフトという新たな表示があります。

シャフトの硬さをどれにするかを迷う場合は、多くのゴルファーは大抵Rシャフトを選ぶことになるかもしれません。

安易な決め方のようですが、フレックスを選ぶときの目安となる一般ゴルファーのヘッドスピードの平均値とRシャフトは適合しているからであり、ピッタリとマッチングしてなくても、ハズレになることはないという選択の仕方ですから、それなりに納得のできるシャフトを選ぶことができます。

ちなみにSシャフトの目安となるヘッドスピードは45m/sですから、時速に換算すると162km/hです。

42m/sから時速で10km/hも速くするのは並大抵のことではありません。

しかも、この時速162km/hはSシャフトの最下限の速さで、上限は49m/sつまり時速176km/hまでをカバーするシャフトということになります。

一方でRシャフトに適合するヘッドスピードは40m/sから44m/sなので、時速に換算すると144km/hから158km/hまでということになります。

Rシャフトの上限158/hとSシャフトの下限162km/hの差はわずかなので、スイングリズムが固まっていない人は、日によってRシャフトとSシャフトのどちらにもなる可能性があります。

そこで新たに考案されたのがSRシャフトというわけです。

Rシャフトの次にSRを設けた理由はヘッドスピードに理由あり

ヘッドスピードを目安にシャフトの硬さを考えると、40m/sから44m/sがRシャフトの範囲です。

この中間点となる42m/sが一般ゴルファーの平均値と言われていますが、43m/s以上には新たにSRシャフトを作ったわけです。

Rシャフトが40m/s~44m/s、SRシャフト43m/s~47m/s、Sシャフト45m/s~49m/sと、SRシャフトはRシャフトとSシャフトをシンクロさせることで迷いそうな部分をカバーすることができるようになったわけです。

普段はSシャフトの45m/sに届かなくても、調子が良ければ45m/sを超えることがあるかもしれません。

また上達期であれば、日増しにヘッドスピードが速くなっていくことだって考えられます。

今はRシャフトで合っていても、来月には物足りないと感じるかもしれないわけです。

成長期の子供の制服選びでワンサイズ上にするのと同じように、今はRシャフトで合っていても、すぐにSのほうが合うようになるかもしれないのです。

そんなときにSRシャフトにしておけば、RシャフトからSシャフトに変えなくても、不安なく振り切ることができるはずです。

SRシャフトはどれだけ使いやすい?

内部が空洞のチテンヘッド、そしてカーボンシャフトや軽量スチールのお陰で、パーシモンヘッドとスチールの時代に比べると、はるかに軽量化されて平均的にヘッドスピードは速くなっています。

一般ゴルファーでも、一昔前のプロゴルファーの飛距離をマークできるようになったのは、ゴルフクラブの進化があったからです。

この軽量化に伴って、シャフトの硬さについても考え方が変わってきています。

以前はヘッドスピードが速くなるほど、シャフトのしなりが大きくなってフックするため、多くのプロゴルファーはXシャフトを好んでいました。

ところが軽量化されたことで、シャフトは長くなり、しなりを利用したスイングが当たり前となっていきます。

一般ゴルファーも、「上級者は硬いシャフト」だったものが、軟らかめのシャフトを上手に使うことで飛距離を伸ばすことができるようになります。

Sシャフトがピッタリと思っていたのに、Rシャフトを選ぶことでより遠くに飛ばすことができる可能性が広がったわけです。

結果的にSシャフトとRシャフトに差はなくなっていき、必然的に中間のSRシャフトが使いやすいと感じる人が増えてきたのかもしれません。

RとSRのシャフト選びはしなり戻りのテクニックで考える?

RシャフトとSRシャフトに差がなくなってきているのは、「硬さ」に対する考え方であって、硬度はそれぞれの区分通りになっているのは間違いありません。

ダウンスイングでトップの位置からのインパクトまでゴルフクラブを振り下ろすと、シャフトは硬くても必ずしなります。

ただ硬さによってシャフトのしなり幅は違うため、プロが使用するようなXシャフトだと、大きなしなりを感じないだけのことです。

当然スイングスピードが速ければ、アマチュアでもしなりを感じるわけですが、問題なのはそのしなりを戻すことができるのかということなのです。

ムチのようにしなるシャフトとは、振り下ろすスピードよりしなり戻りが大きいため、ヘッドスピードは速くなりますが、それにはしなり戻りが使えるテクニックが必要なのです。

ムチであれば、腕の振りのスピード以上に手首を返す動作を速くすることで、遅れていたムチ先を先行させることができます。

それと同じようにゴルフスイングでも意識的にしなり戻せるのであれば、シャフトの硬さはSRよりもRを選んだほうが飛距離を狙う可能性は高くなるはずです。

クラブに合わせてシャフトのRとSRは使い分けるべきか?

飛距離を狙うドライバーであれば、シャフトのしなりを最大限に活用できるRシャフトを選んで、ピンポイントにボールを運ぶアイアンであれば、ヘッドの動きが抑制できるSRシャフトのほうが良いかもしれません。

ドライバーの場合は、シャフトのしなりを利用して、グリップのスピードを超えるヘッドスピードを出すことで強いインパクトが可能になるからです。

ここで大事なことは、ヘッドコントロールができる範囲での軟らかいシャフトを選ぶことです。

極端に軟らかいシャフトは扱いが難しくなりますが、フルスイングをしてもチーピンやプッシュにならないのであればRシャフトのほうが良いでしょう。

一方でアイアンは距離感と方向性を重視するので、距離調節をしたショットの場面が多くなるはずです。

そのためダウンスイングとヘッドの可動域が同調しているほうが扱いやすく、確実なミートが可能になります。

フルショットにも対応できて、しかもコントロールショットが可能になるSRシャフトが向いていると言えます。

ドライバーとアイアンのシャフトの硬さ違いが気にならないのであれば、ウッドはRでアイアンはSRを選び、2つのしなり戻りのタイミングをつかむのが難しい場合には、すべてのクラブをSRに合わせると使い勝手の良いシャフトになるでしょう。

RとSの中間のSRシャフトにすれば不安は解消される!

一般的にシャフトのフレックスはRとSのどちらかを選ぶことになりますが、メーカーによってはその中間となるSRを用意しています。

Rの中間から上限までと、Sの中間から下限までを網羅するSRシャフトを選べば、思い切り振り切ったスイングでも、コントロールショットでも使いやすさを感じられます。

SRシャフトが用意されているのであれば検討の余地は大いにありです。