グリップの替え時とゴルフを充実させるおすすめのメーカー

ゴルフのグリップがしっくりこない、替えたらもっと良いスイングができるのでしょうか。

グリップはクラブと自分をつなぐ大事な役割をしています。

合ったグリップを見つければ、クラブの良さも最大限に活かせてボールのコントロールもしやすくなります。

またラバーグリップは経年劣化するため、それほど使用していなくても替えることを検討しましょう。

そういったグリップ替えの必要のあるゴルファーに、メーカーで選ぶ場合の特徴を紹介します。

最適なグリップ選びの参考にしてみてください。

ゴルフのグリップは使用して1年ほどが替え時

ラバーのグリップは使用しているうちに摩耗し、すり切れて劣化します。

硬くなってきたり、表面がツルツルとしてきた、ヒビが入ってきた場合は直ちに交換をすべきです。

また使用しなくても経年劣化するものです。

グリップを他に例えるなら、車のエンジンオイルと同じような感じです。

使用状況にもよりますが、半年から1年ほどで交換する必要があります。

その際に自分に合ったグリップに交換をしたら、スコアも改善される可能性が高くなるためグリップ選びは大切です。

そのためグリップを選ぶ際はポイントがいくつかあります。

まず素材がラバーで良いのか、樹脂系にするのかです。

そして方向性と飛距離をコントロールするために、自分に合ったグリップサイズも考えます。

さらに飛距離を伸ばすために重量を考える必要が出てきます。

その上、色やバックラインがあるのか無いのかなど色々なことを選択しなければなりませんね。

そこで、ここではゴルフのグリップのメーカーの特徴から選ぶ場合の特徴を挙げてみます。

やっぱり選びやすいグリップのメーカーはゴルフプライド

ゴルフプライドのグリップは1947年にアメリカで開発された、初めてのラバーグリップです。

現代においても、世界のトッププロはもとよりゴルファーの間での使用率は1位です。

契約プロが一人もいない中、確かな品質でトッププロから信頼を受けています。

クラブメーカーの標準グリップもゴルフプライド製がほとんどです。

またタイガーウッズは「ツアーベルベットコード」を昔から愛用しています。

その昔からの定番グリップ「ツアーベルベットシリーズ」は多くのゴルファーに好まれているのです。

手に違和感なくフィットする素材から、握りやすさは群を抜いています。

太さも3種類あるので、握った感触から好みの太さを選べます。

ゴルフプライドは、勝つためのグリップを多く開発しているメーカーなので、商品は高いイメージもあります。

しかし実際そのようなことはありません。

アベレージゴルファーにも届く金額だからこそ普及しているのです。

最先端技術による研究により様々なゴルファーに合うグリップを開発しているため、とてもおすすめです。

そして擦れにも強く長持ちするので、まだまだいけると思ってしまい交換の時期を悩むほどです。

イオミックはゴルフのグリップのメーカーで急成長している

イオミックは2004年から急成長しているメーカーです。

そのグリップの特徴は「トルク」でしょう。

シャフトの性能で良く耳にするトルクは、物体の回転軸の周りに働く力のモーメントのことです。

トルクが大きいとグリップが回転してずれてしまいます。

イオミックはそこに注目して、グリップトルクを最小限にしています。

また、今までグリップと言えば黒色だったところ、カラフルな発色系を発売しだしたメーカーです。

心理的にカラーグリップの方が力みにくいということに注目して開発しました。

とても綺麗なため、女子プロをはじめ、女性ゴルファーの間での使用率は高いです。

しっかりしていますが握った感触に特徴があるため万人受けするようではないかもしれませんが、松山英樹プロはプロ仕様の固めの感触のものを愛用しています。

感触だけでなく、水を吸収しない素材はどんな状況でも細かいコントロールを可能にしています。

日本製にこだわるメーカーはナウオンのナンバーワン

このメーカーを使用しているプロの一人はアンシネプロです。

ナンバーワングリップが最優先しているのは、耐久性よりも滑りにくく握りやすいことです。

それによって強いグリップ力を感じます。

しかしゴム硬度がやわらかく2層構造のため、上の層の摩耗が起こりやすいのも特徴と言えるでしょう。

ホールド感を大事にするために、素材をゴムではなく高精度の特殊樹脂にしました。

そして仕上げの段階を手作業で行うことで、独自の質感を実現しています。

その特徴は、軽く握っただけでもフィット感がとても良いので、力まずスイングができること。

フィット感が抜群だと、スイングも力まないで済みます。

濡れても滑りにくいことから、汗をかいたり雨の日でも安心してゴルフのプレーできるのが強みです。

その点はイオミックに似ているかもしれません。

また、全ての工程を日本国内で行っており、メイドインジャパンにこだわっています。

ゴルフのグリップで歴史の浅いエリートも日本製のメーカー

2009年に創業してまだ日が浅いメーカーがエリートです。

様々な行事を行っているメーカーでもあります。

例えばシニアゴルフ大会やゴルフグリップ交換会などを開催しています。

そのエリートも、メイドインジャパンにこだわっています。

グリップの特徴は、他のメーカーにはない重心の位置にこだわりグリップエンドを重くしたことです。

グリップエンドを重くすることで、カウンターバランス効果が働き、スイングスピードが上がります。

またクラブのヘッドが返しやすくなり、振り子の原理を利用したスイングができるのです。

このようにグリップの役割を明確に感じられるようにしているので、エリートグリップの製品は他のメーカーに比べて硬く感じるかもしれません。

しっかりした作り込みをして、グリップそのものの剛性を高めた結果です。

誰にでも合うグリップというよりは、アスリートゴルファー向けの固めのグリップです。

さらにアスリートゴルファーにとっては、バランス調整機能がついたものも魅力に感じるでしょう。

オールメイドインジャパンの信頼できる品質は、選択肢に入る可能性も出てきます。

ひとつ気をつけたい点は、モデルの中でグリップ装着時にクラブ全体の長さが5ミリ程度変わってしまうものがあることです。

ほとんどいないと思いますが、長尺ドライバーでグリップ交換したために上限を超えてしまってルール違反になってしまう可能性があります。

ゴルフ界で歴史のあるグリップメーカーのラムキンも外せない

その他にもゴルフのグリップのメーカーはあります。

中でも外せないのが、初めて皮革製のグリップを製造したラムキンです。

それはなんと1925年のことで、メーカーとしてかなりの歴史があります。

今ではグリップの素材や太さ、硬さ、表面のパターンを色々持っています。

ラムキングリップの多くに採用されているEPDM素材は、手にしっくり馴染み、撥水性が高く雨に濡れてもタオルで水滴をさっと拭えば済むものです。

常に快適に使用できるグリップであり、多くのプロゴルファーからも支持されています。

そしてラムキンの「ソナーツアー」はジャスティンローズと共同で開発したグリップです。

ラムキン社が独自に開発した新素材によって、グリップ力が高まり滑りにくくなっています。

しっかりめの感触でありながら、緊張状態でも手にしっかりフィットするモデルです。

一方、おしゃれを楽しめるようにカラフルなグリップも多く登場しています

ゴルフクラブのグリップはメーカーによって特徴は色々

現在では様々なゴルフのグリップが出ていますね。

その中でもやはりプロの使用率も高くて性能や使用感が良い定番商品はおすすめです。

そうなるとゴルフプライドは外せません。

ただそれ以外にもメーカーの技術の特徴がそれぞれあるので、ゴルフショップで実物を触って自分に合ったグリップを見つけてください。

グリップを替えるだけで、お気に入りのクラブの眠っている性能を引き出すこともできるはずです。