ドライバーのヘッドは小さいほうが飛距離はアップするの?

ドライバーは飛距離を狙う道具ですから、スプリング効果で反発する大きなヘッドが主流となっています。

ところが実際の飛距離を見て、「あまり変わっていない」と感じるのであれば、小さいサイズを選んだほうが遠くに飛ばすことができるかもしれません。

今回は「小さいヘッドのすすめ」について紹介します。

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ドライバーのヘッドは大きいのと小さいのとどちらが良い?

ドライバーのヘッドは大きいと安定感があり、なによりも「飛ぶ」 ような気がするものです。

ドライバーに限らずウッド系の高性能ヘッドの多くは、チタンでできています。

チタンは非常に硬い性質があるため、肉厚を薄くしても割れないというのが設計自由度の広さにつながります。

およそ3mmの肉厚で作られたドライバーのヘッドは、その薄さからフェースの中心部にボールが当たると、一旦めり込んでから反発して前方に飛び出していきます。

このスプリング効果の大きなものが高反発クラブなのですが、2008年にルールで規制がされて反発係数が0.83を超えると、ルール違反の高反発クラブとされたわけです。

この0.83以上あった高反発クラブと比べると、現行のドライバーの反発係数は0.83未満ですから当然劣ることになります。

ただ真芯に当たらないとこの高反発の数値を活かすことはできないので、打点が安定しない一般ゴルファーはヘッドの小さいタイプを選んだほうが、確実にスイートスポットでボールとらえることができると考えられます。

ヘッドの小さいドライバーのほうが扱いやすい?

ドライバーのヘッドが小さいタイプは安心感はないかもしれませんが、実際に打つとミスの少ないドライバーショットができます。

大きなヘッドはフェース面の真ん中で打とうとしても、数ミリ程度ぶれるのは仕方のないこととして、振り切っていることが多いようです。

現行の低反発ドライバーは、中心部分こそ高反発にはならなくても、フェースの肉厚を1mm程度厚くしてスイートスポットを広げるものもできてきています。

結果的にピンポイントな打点で最大飛距離を得られる高反発ドライバーよりも、スイートエリアを広げた広反発クラブのほうが、スイートスポットの効果は得られるということになります。

ただ低反発といえども真芯で当たれば、当然ですが飛距離は増します。

そこで必ず芯でとらえることができる、小さいヘッドのドライバーの選択があるわけです。

ヘッドが小さいというのはヘッド全体の容積の小さいものと、フェースの上下の幅の小さいものがあります。

どちらもスイートスポットに当てれば飛距離の差はほとんどありませんが、とりわけフェースの上下の幅の小さいタイプをおすすめします。

ドライバーヘッドの上下幅が小さいドライバーは曲がらない

ドライバーのヘッドの上下幅が小さいと、フェースの最下部や最上部にでも当たらない限り、上下はほぼスイートエリアです。

つまりフェース面でボールを打てた時点で、スイートスポットと同じくらいの反発力があることになります。

さらに横幅が広くて上下幅の小さいタイプは、横長のフェース面が反発力を高めてくれるので、多少真芯から外れても飛距離が落ちることはありません。

ヘッドの上から圧力をかけて潰したように、平べったいタイプのドライバーをシャローといいます。

アームローテーションが上手くできていない初心者でも、ドライバーが簡単になるタイプですので、もしも荒れ球が続くようなら、シャロータイプを使うのがおすすめです。

さらにフェース面から奥行きのある後ろに長いタイプになると曲がりません。

奥行きが長くなったことで重心深度が深くなり、打ち出すボールの直進性が増して、曲がらないドライバーとなるのです。

その代わりドローやフェードを打とうとしても、ストレートになってしまうので、球筋を打ち分けたい上級者には向かないかもしれません。

スプーンのほうが飛ぶ人はヘッドの小さいドライバーを使おう

「ドライバーよりもスプーンのほうが飛ぶかもしれない」という人がいます。

その理由はふたつあります。

ひとつはスプーンのロフト角が14度から15度だからです。

ドライバーの最適な打ち出し角が14度から15度といわれていますから、ボールの側面をインパクトすれば、正しい軌道で飛び出していくのです。

本来はボールの手前にスイングの最下点があって、最下点を過ぎてヘッドが浮かび上がるときにインパクトするのがドライバーショットです。

ところがボールの側面をきれいにインパクトしようとスイングすると、ドライバーの11度前後のロフト角ではボールが上がらずに失速してしまいます。

いわゆるレベルブローでスイングする人にとっては、スプーンのほうが飛ぶことがあるのです。

もうひとつの理油は、スプーンはドライバーに比べてヘッドが小さいからです。

どんなにヘッドが大きくても、真芯でインパクトをすることが、飛距離の絶対条件です。

真芯から外れると反発力が落ちるだけではなく、「擦り球」になって曲がり結果的に飛距離ダウンになります。

しかし小さいヘッドのドライバーであれば、打点と重心の距離が短く芯から外れる可能性が低くなると考えられます。

小さいヘッドのドライバーはミートする確率が高くなる?

ドライバーは小さいヘッドでフェース面が狭ければ、否応なく中心部に近いところに当たります。

またヘッドが小さいことで、より遠くに飛ばそうとする気持ちよりも、確実なミートに意識がいくものです。

つまりゴルフスイングの基本である、芯でとらえるスイングをしようとします。

この慎重さが結果的にスイートスポットに近い位置でボールをとらえることができ、ヘッドがスっと抜けるようにボールを打ち出すことができるようになります。

この確実なミートができるようになれば、小さいヘッドのドライバーでなくても、大丈夫ではないかと考える人もいることでしょう。

ヘッドが大きければ、それだけスプリング効果の影響を受けて反発力が高くなり、飛距離がアップすると考えても不思議ではありません。

しかしながら大きなヘッドのドライバーは、技量に合ったスイングとその技量に見合ったスペックが必要になるので、やはり小さいヘッドのほうが扱いやすいといえます。

小さいヘッドのドライバーは安定したショットができる

回転軸を中心としたドライバーショットの前後を分析すると、インパクトの少し前までフェースは開いていて、ボールをインパクトするときにターゲットに面して、その後のフォーロースルーで閉じています。

それが大きいへッドのドライバーは、インパクトの前後にフェースの開閉がスムーズに行えないという問題があります。

これは物理で習ったことがあるはずの慣性モーメントが大きくなることでヘッドが遅れるために、フェースが開いてしまうからです。

簡単に修正するにはノーコックのゴルフスイング、ヘッドスピードを加速させるのであれば逆にコックを使ったスイング、このほかに右手を返すインパクトなどもありますが、いずれにしても技量に合ったもので対応するしかないわけです。

ところが小さいヘッドの場合には、左手甲を上から下に回転させるアームローテンションを取り入れるだけで、だれでも簡単にフェースの開閉を行うことができるようになります。

つまり基本スイングができれば、だれでも安定したショットをできるのが、小さいヘッドのドライバーだということになります。

ドライバーはヘッドのサイズの小さいタイプを選ぼう

高性能ドライバーが乱立していますが、実際に使用すると思ったほど飛距離が伸びていないことがあるものです。

そんなときはヘッドのサイズが小さいタイプを選ぶと、確実にミートができて、しかも正しいスイングができるようになる可能性があるのでおすすめです。