2つあるアイアンの角度の意味と目安として使う番手とは?

アイアンのフェース面にはロフト角があり、シャフトと作るライ角があります。

それぞれの角度の意味を知ることで、新たに購入するときに最高の目安にできるでしょう。

自分に合ったロフト角とライ角の見つけ方と、基準となる試打用クラブの選定方法を紹介します。

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自分に合うアイアンの見つけ方はフェースの角度を目安に!

自分に合った最高のアイアンを見つけることができれば、ゴルファーにとっては宝物以上の価値があると言えます。

プロが使用するクラブとは違い、市販のアイアンはロフト角やライ角が決まっているので、自分に合っているものにめぐり合えるのは稀なことです。

さらにアマチュアゴルファーは、どの角度が自分に合っているのかを知る機会すらないので、数値で善し悪しを判断することが難しいとも言えます。

つまり「打ってみないと分からない」わけですから、ただでさえめぐり合う機会が少ないのは、砂浜で指輪を見つけるようなものです。

またアイアンを購入するとき、試打用クラブがあり試打室があれば、試打ちである程度は納得できるかもしれませんが、短時間でクラブが持つ距離や角度の目安を知ることは難しいかもしれません。

そこで事前にアイアンについて数値で押さえておくと、めぐり合うチャンスは広がるのではないでしょうか。

試打用アイアンの目安となる番手とロフトの角度

店頭でアイアンを試打するチャンスがあれば、迷わず7番アイアンを選びましょう。

基本的に番手が変わってもスイング軌道は一緒なので、素振りだけなら何番を使っても大丈夫ですが、試打ができるのであればスタンスの中央にボールをセットする7番アイアンがベストです。

多くのゴルフショップはそれもあってか7番アイアンが試打用になっていることが多いようです。

7番アイアンのボールの位置は体の中央ですが、6番アイアンであれば半個左側、8番アイアンであれば半個右側を目安にセットします。

スイングの最下点が体に中心になれば、スライスやフックなどの擦り球を見分けることができますし、ボールの打ち出す角度も分かりやすいはずです。

その上で確認してもらいたいのは、タイトリストの『MB716』かブリヂストンの『TOURB X-BLADE』です。

どちらも7番アイアンのロフト角は35度ですが、市販されている7番アイアンの中でもっともロフト角のあるタイプです。

その上でプロギアの『eggPC』の7番アイアンを試打したら、驚きの結果を得ることができるはずです。

7番アイアンのフェースの角度の目安は当てにならない

アイアンのフェース面の角度をロフト角と言い、このロフト角の違いを番手で表していて、ソールに数字を刻印して区分しています。

番手間の飛距離はおよそ10ヤード刻みになっていますが、同じ番手でも飛距離には違いがあります。

タイトリストの『MB716』やブリヂストンの『TOURB X-BLADE』の7番アイアンのロフト角が35度ですが、プロギアの『eggPC』の7番アイアンのロフト角は25度です。

一般的な番手間の角度は4度刻みなので、2番手以上違うことになります。

ちなみにTOURB X-BLADEの5番アイアンが27度ですから2番手から3番手上が目安になりますし、MB716だと4番アイアンが24度なので3番手の違いということになります。

一方、eggPCの35度をみると、9番アインアが32度でピッチングウェッジが37度ですから、ウェッジの境界線上にあると考えることもできます。

これらを試打したときに弾道が気になるようなら、片や4番アイアン並みのロフト角で、片やピッチングウェッジのロフト角ですから、好みを越えたところで選ぶ必要があります。

7番アイアンのロフトの角度は140ヤードが目安ではない!

ロフトの角度は、飛距離にとって重要です。

一般的に7番アイアンのロフト角は140ヤードを目安にしていますが、これはロフト角35度のアイアンを想定しています。

ロフト角25度のアイアンなら170ヤードが目安になるので、その差は30ヤードです。

もちろんヘッドスピードの違いで飛距離は変わってくるので、例えば35度のアイアンでヘッドスピードが40以下なら130ヤード、ヘッドスピードが43なら140ヤード、45以上なら150ヤードです。

実際にヘッドスピードが45をマークできるゴルファーは限られているので、ヘッドスピード40以下で150ヤードが必要であれば、25度の7番アイアンを選べば良いです。

基準となる7番アイアンの飛距離を自分で決めることができていれば、あとはヘッドスピードを測るだけで、およその距離が換算できるので、クラブ選びには役に立つはずです。

ちなみに3番アイアンからピッチングウェッジまで8本あり、その中間が6番アイアンと7番アイアンの間になりますが、現行のアイアンセットの多くは5番アイアンから9番アイアンまでの5本で、中間の番手は7番です。

7番アイアンの使い勝手が良ければ、他の番手も簡単に使いこなせるようになります。

アイアンのライ角を角度調節するときの目安は1度以上

アイアンの角度ではロフト角のほかに、ライ角も注目しておかなければなりません。

アイアンのヘッドをソールしたときのシャフトの傾きを表すのがライ角です。

シャフトが寝ている(フラット)ときはグリップの位置が低くなりますし、シャフトが立っている(アップライト)ときはグリップ位置が高くなります。

身長の高さや腕の長さによって、グリップの高さに違いがあります。

また前傾姿勢やスタンスの幅によっても、グリップを構える位置はさらに変わってくることになります。

そのためアドレスのときライ角に合わせてグリップを握ってしまうと、スイング中に本来の高さに修正されて、ソールの接地部分が変わってしまいます。

身長が高いのにグリップの位置を低くして構えると、インパクトでは自然とヘッドのトゥ側だけが接地することになる可能性があるのです。

するとトゥに抵抗を受けることからヒールが先行し、フェースが開いてスライスボールを打ち出されてしまいます。

ライ角の誤差の目安は1度程度までが許容範囲とし、2度以上違うようならライ角調整をするか、リシャフトやシャフトの長さ調整でグリップの高さを変えるしかありません。

アイアンの角度表示は自分なりの目安でしかない

ロフト角度は飛距離を表すことになりますが、通常は「番手」の数値を距離に置き換えます。

残り140ヤードであれば7番アイアンを選択しますが、打ち下ろしやフォローの風が吹いているときは8番アイアンを選ぶ場合もあります。

またライが悪くヘッドを打ち込まなければいけないときは、フォロースルーが取れずに飛距離ダウンすることが考えられます。

この場合には7番アイアンをやめて、1番手大きな6番アイアンを選択することもあります。

さらに前下がりや前上がりの斜面では、フルスイングの姿勢を保つことができず、スイング幅を小さくしなければならないときがあります。

そこではアイアンからフェアウェイウッドに持ち替えて打ち出す場合や、距離に関係なくウェッジでフェアウェイに出すことを選択する場合もあります。

ラウンド中は練習場のショットのように、アイアンが持っている角度をそのまま使えるとは限りません。

フルショットする番手の距離は一定の目安にはなっても、実践ではさまざまな条件を考慮して、自分なりの距離感を持つ必要があります。

目安となる7番アイアンの角度が最良と感じればOK

アイアンが持つロフトやライの角度は、新たにアイアンセットを選ぶときに重要な数値となります。

基準となる7番アイアンの飛距離を確定し、それを目安に自分に合ったロフト角のものを選ぶと、最良のクラブにめぐり合うことができるはずです。