アイアンの飛距離を伸ばす打ち方とその必要性について

アイアンショットで同伴者と比べて飛距離が足りないと、距離を伸ばすためのスイングに変更しようと試みたり、飛ぶアイアンが欲しくなるものです。

技術の進化によって飛ぶアイアンが開発されて久しいところですが、飛びに対して見直しの機運も高まってきています。

ここからは最近のアイアン事情と、スタンダードなアイアンの飛距離を伸ばす打ち方を紹介します。

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アイアンに必要なのは飛距離を伸ばすことではなく止まる球

そもそもアイアンはピンポイントに攻める道具なのですが、近年は飛距離に注目が集まっていて、ゴルフショップの店頭では「飛び」をキャッチコピーにしているものが増えてきました。

少し前のアイアンを選択するときの基準は「バックスピン量」でした。

いかに止まる球を打てるのか、普通にスイングをしてもバックスピンがかかれば、グリーンをオーバーすることはなく、プロのようなピンポイントに攻めるショットが打てるようになるからです。

さらにグリーン上でキュルキュルと戻るボールに憧れて、活用度の少ないアプローチウェッジをたくさん持つのが流行したものです。

ところがアイアンの性能が向上して、どのモデルもバックスピンが効くようになって誰でも打てるようになると、バックスインは特別なショットでなくなってしまいます。

一方でゴルフ界を支えるゴルファーの多くは高齢化が進み、パワー不足は否めません。

アイアンに求める性能が飛距離を伸ばすことになってきたのには、こうしたゴルフ界の高齢化に要因があることは間違いないようです。

アイアンの飛距離を伸ばすのはゴルフ界全体の願いなのか

高齢者の飛距離が若者を凌駕する時代になったことで、ゴルフ界全体がアイアンの飛距離を伸ばすことに注目するようになります。

本来の役割は番手通りの距離を出すことですが、ゴルファー特有の「負けたくない」気持ちが湧き起こると、誰もが飛ぶアイアンでプレーをしたくなってくるものです。

時代はバックスピンからドライビングへと移行していきます。

機を見るに敏なゴルフメーカーは「ストロングタイプ」として飛ぶアイアンを製造しますが、ユーザーのニーズがあるので爆発的に売れることになります。

その結果、猫も杓子もストロングの時代になるかと思ったら、上級者の多くは距離を正確に刻めるスタンダードタイプのままで使用する人達が多かったようです。

アイアンは飛距離を伸ばすタイプと、ピンポイントに攻めるタイプの二極化になったのです。

ところがゴルフ界では50年に1度の大革命が起こったことで、ストロングタイプの過熱した人気は収まることとなります。

それはアイアンとフェアウェイウッドの中間、ユーティリティの爆発的増加です。

アイアンで距離を狙わなくても、ユーティリティで簡単に飛距離を出せるようになったので、正確な距離を刻めるアイアンが必要になってきます。

アイアンの飛距離を1番手分伸ばす方法

結果としてアイアンは、「1周回って」の原点回帰になったわけです。

ただ、アレだけ人気となったストロングアイアンですから、ゴルフ場では混在しているはずです。

自分が5番アイアンでショットしたとき、同伴プレーヤーは7番アイアンでショットする場面は良くあることです。

ただそもそも使っているアイアンが違うのですから、飛距離にこだわる必要はないわけですが、ショートホールのティーグラウンドに立つと、ゴルファーにとって番手の違いは気になるものです。

さすがに番手2つ分、つまり20ヤードアップすることはできなくても、ある程度であれば飛距離を伸ばす打ち方ができるので身につけておきましょう。

番手ごとにアイアンショットの飛距離を分けているのは、フェースの斜度であるロフト角の影響です。

ロフト角が大きいほど、打ち出す角度は高くなり飛距離は伸びません。

つまり飛距離を伸ばすのであれば、フェースを立ててインパクトをすれば1番手くらいは変えることができます。

ちなみにスタンダードモデルのロフト角は4度刻みが多いので、パターのロフト角分を立てれば良いだけです。

アイアンのセット方法を変えるとフェースが立つ

アイアンの飛距離を伸ばすためには、フェースを立てれば良いと説明しました。

そのフェースを立てる方法は2つあります。

1つ目はグリップを握るときに、左手の親指を置く箇所を4度分だけ左側にします。

そのあと親指をグリップの頂点になるように修正すれば、フェース面は立っているはずです。

問題はグリップのどこが4度の違いであるかです。

グリップの位置で探しても、わずか4度の斜度を見つけることはできません。

そこで番手を1つ分上げるときはアイアンのヘッドを見るだけで、簡単にフェースを立てられます。

一般的にヘッドをセットするときは、リーディングエッジの直ぐ上の溝にある1本目スコアラインで合わせていませんか。

なぜならアイアンによっては白色や赤色の線が入っていて、フェースをスクエアに合わせやすいようになっているからです。

フェースを立てる場合は、このセットの仕方をスコアラインからトップラインに変えるだけです。

グリップの握りと構えを変えて飛距離アップ

トップラインはフェース面の上、アイアンの厚みの頂点になる部分のこと。

スコアラインでセットすると、トップラインは右斜め上に傾いていますが、この斜めを垂直にするだけです。

つまりヘッドを合わせるとき、トップラインをスクエアにすれば良いのです。

トップラインに合わせてヘッドをセットしてからグリップを握ると、フェースは立っています。

これで飛距離を伸ばすことはできますが、フェース面が左を向いているので、引っ掛かりそうな気がするはずです。

そこでグリップの位置を左腿の前にずらせば、フェース面はスクエアになります。

トップラインでセットしてからハンドファーストで構えると、違和感なくアドレスができ、しかもインパクトのときにはフェースが立った状態になるのです。

もしもハンドファーストの構えに違和感があれば、ボールの位置を右側にしても同じようにフェース面はスクエアになりますが、ダウンブロー気味のスイングになるので、バックスピンによる吹け上がりに注意が必要です。

フェースを立てずにアイアンの飛距離を伸ばす!

フェースを立てなくても、アイアンの飛距離を伸ばすことができます。

先ほど説明したように、フェースを立てて打ち出す角度を低くすることで1番手上のアイアンと同じ飛距離を打つのは可能です。

しかしながら飛距離は打ち出す角度だけではなく、スピン量も構成要素になっています。

そのためバックスピンの量を減らすことができれば、飛距離がアップするのです。

ただアイアンはバックスピンが増えるように作られているので、普通にスイングするとバックスインを減らすことはできません。

そこでサイドスピンを増やすことで、バックスピンを減らしていきます。

簡単に言うとドローボールを狙うわけです。

そのためにフェースはターゲットに向けてセットし、クローズドスタンスで構えます。

こうしてインサイドアウトのスイング軌道でインパクトをすると、ボールに左回転がかかるため逆回転の量が抑制されます。

ただドローボールは飛ばしても止めることができないので、アイアンの特性を考えるとあまりおすすめもできません。

やはりロフト角に見合った距離を狙っていくことがスコアに繋がります。

アイアンの飛距離を伸ばすことと止める球の関係が大事

アイアンの飛距離を伸ばすには、フェースを立ててインパクトをすること。

ロフト角を小さくすれば番手が上がったのと同じことになるので飛距離はアップします。

ただしアイアンの役割はピンポイントにボールを運ぶことですから、飛んで止まらなければ意味はないのです。

そのためにはバックスピンがかかったショットが必要になるので、極端にフェースを立てないことも大切です。