アイアンから始める初心者は何番を使うと良いのか?

ゴルフを始めるとき、最初に練習するのは7番アイアンが多いようです。

初心者はスイング作りをしてから、徐々に他のクラブを使いこなせるようにしていくのが常道とされていますが、本当にそうなのでしょうか。

今回は本当は何番アイアンで練習を始めると良いか考察します。

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本当は何番が良い?7番アイアンが初心者に良いとされる理由

初心者が練習するときに何番を使うと良いのでしょう。

伝統的に初心者はアイアンを使ってゴルフスイングを作り、そのあと前後の番手を練習して、徐々に使える範囲を広げていくのが正しい練習法とされています。

初めにアイアンを使う理由はウッドよりも短いからコントロールがしやすい、フェースの角度が分かりやすいといったことではありません。

先達たちの指導書を紐解けば、圧倒的に7番アイアンを提唱しています。

7番アイアンはスタンスの中央にボールを置くのが基本で、スイングを作るときに都合が良いと言われています。

振り子のようにスイングしたとき、そのスイングでヘッドが地面に近づくのは1点だけですから、体の中央にスイングの最下点があれば、便利であることは想像がつくと思います。

アイアンのボールの位置は7番アイアンを基準に、6番アイアンはボール半個分左に置き、5番アイアンは1個分左に置きます。

逆に8番アイアンは右に半個、9番アイアンは右に1個ずらして置くことになります。

実際、初心者が最初に練習したほうが良いアイアンは何番?

初心者がゴルフスイングを作る上で、ボールを中央にセットする7番アイアンが良いという昔ながらの考え方を紹介しました。

これをセオリーだと疑いなくこの7番アイアンで練習を始めるゴルファーがいれば、なぜ7番アイアンのボールが中央なのか、ほかの番手で中央に置いてはいけないのかを疑問に持つ初心者がいるかもしれません。

確かに何番アイアンが良いかは、身長や腕の長さで変わるという考え方もあります。

およそ肩幅に開いたスタンスで膝を軽く曲げてから上半身を前傾し、肩から真っ直ぐに下ろした手でグリップを握るのがアイアンの構え方です。

この構え方でピッタリと合うのが7番アイアンだというのですが、この理論が確立されたのは今から半世紀ほど前のことです。

そのときから比べると、平均的な身長や足の長さが変わり、グリップの高さも合わせて変わっていることは想像できます。

どうせすべてのクラブを練習するのだから、何番で始めても後先の話になるだけで問題はないと割り切ることもできますが、最初が肝心ということもあります。

何番アイアンを初心者用にすると効果的なのか?

7番アイアンを初心者の練習クラブにしたのは、ボールの位置だけではないようです。

3番アイアンからピッチングウェッジまで、番手間は10ヤード刻みで設定されています。

その8本の中間クラブは6番アイアンか7番アイアンだったわけです。

また往時の初心者はハーフセットが一般的で、初心者からフルセットを持つようになったのは、ずっとあとになってからです。

そう考えると伝統的なハーフセットは奇数で番手を揃えていましたから、アイアンは5番、7番、9番の3本、そしてサンドウェッジだけでした。

必然的に中間クラブは7番アイアンになるので、「何番が良い?」といった疑いもなく練習を開始したはずです。

ただ現代のゴルフの道具やプレーヤーの体格は、半世紀前とは様変わりしているので、慣例通りが良いとは限りません。

現に体の小さな子供が集まった「坂田塾」では、6番アイアンを最初のクラブとしていました。

こういったことも知ると、フルセットの中間クラブであることには変わりはありませんが、7番アイアンが絶対というわけではないようです。

初心者は何番から始めても大差ない?

スイングの形を作るだけであれば、番手間の中間のアイアンは都合が良さそうですが、実際にはすべての番手を使えるようにするので、何番を使ったとしても習得する期間に大差はないはずです。

しかも坂田塾では平均身長130センチの小学3年生が6番アイアンで練習をしていたのですから、大人にしたら長尺ドライバーを振り回しているようなものです。

つまり中間の番手や体格などはスイングを作る上であまり関係はないかもしれません。

では初心者は何番アイアンから始めると良いのでしょう。

ゴルフ経験者であれば誰もが思うのは、初心者のうちに「頼りになるクラブ」を見つけることです。

トラブルにあったときに、とりあえず持って走るクラブを最初の練習クラブにすれば実用的であることは間違いありません。

ただし初心者がトラブルを想定することはできないので、難易度の高い番手から始めると、そのあとの習得期間が少なく済みそうです。

変な癖がつかなければ何番アイアンでもOK?

現在のアインアセットで、もっとも番手が上なのは5番アイアンだと思います。

「5番アイアンを制するものがアイアンを制する」とまではいきませんが、わずか1インチ、約2.5センチ差となる2番手の違いであれば、スイング作りに素振りをする上でも問題はないはずです。

現に5番アインから始める指導者もいますが、その多くはハンドファーストでシャフトを左側に倒すアドレスを提唱していることが多いようです。

初心者は基本から学ぶのがセオリーですから、何番アイアンであってもまずは基礎を作って、それから道具に合わせたスイングフォームを練習していくようにしましょう。

つまり5番アイアンを使って練習をするときは、7番アイアンと同じようにスイングをするということです。

ボールの位置は、中心よりも1個分左側に置くようにして、正しいアドレスで構えるようにすれば、変な癖がつかずスムーズなスイングができるようになります。

初心者が何番アイアンを選択するかは「頼りがい」で決める

何番アイアンを使ったとしても、初心者の練習目的がスイング作りだとしたら、それが本当に上達に繋がるのでしょうか。

アマチュアからプロまで、実際に教科書通りのスイングをしているゴルファーは限られています。

特に上手になるほど、独自のスイングフォームを確立していますから、基本のスイングフォームがスコアに繋がらないということなのかもしれません。

仮に基本のスイングが上達に繋がらないのであれば、スイング作りは無駄かもしれません。

もちろん繰り返しスイングをしますから上達はしていきますが、あえてフォームにこだわる必要はなさそうです。

そもそも基本の根底となるのは半世紀前のゴルフ理論ですし、何番アイアンから始まるかの根拠も希薄です。

しかも少しの期間ですべての番手を練習することになるのですから、あえて優先順位をつける必要もないはずです。

唯一あるとしたら「頼りになるクラブ」です。

困ったときに頼りになるのは、もっとも練習したクラブでしょうから、それが最初のクラブであれば最良のはずです。

仮に400ヤードのミドルホールでティーショットが220ヤードだと、残り180ヤードは5番アイアンの距離です。

この辺りがもっとも使えるようにしたい番手ではないでしょうか。

ロングアイアンでもショートアイアンでも良いではないか

初心者が何番アイアンで練習するかは、その後のゴルフ人生に影響を与えるような風潮があります。

しかしながら実際にはスイング作りをしても独自のフォームに変えることになるので、敢えてフォームに固執せず、5番アイアンやピッチングウェッジから始めて上達を目指すのもアリではないでしょうか。