アイアンのロフト角が1度違うと飛距離はどうなる?

アイアンの飛距離がなかなか伸びなくて悩んでいるゴルファーはどれほどいるのでしょうか。

製造技術が発展している今では、ロフト角が1度違うだけでも飛距離が変わります。

今回はアイアンで飛距離が伸びていない人のために、ロフト角について掘り下げます。

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アイアンのロフト角の標準は変わってきている

今回、アイアンの飛距離について話をしますが、アイアンが番手によって飛距離が変わる理由は知っているでしょう。

アイアンは、同じスイングリズムのままで、シャフトの長さとロフトの角度の違いで飛距離の調整を行っています。

アイアンの基本的な形は昔から大きく変わらないものの、昔に比べて飛距離設定が変わってきています。

それはなぜでしょうか。

まず、番手ごとのロフト角が立ってきていること(ストロングロフト化)です。

ロフト角が1度違うだけで打出し角度と、スピン量が変わります。

昔は7番アイアンで34度程度のロフト角が標準でしたが、今では30度前後のモデルが多くなっています。

もうに、番手間のロフト角の間隔が不均等になってきた傾向があります。

昔は4度ピッチでしたが、最近のアイアンはロングは2度程度からショートとなると6度前後違うものがあります。

つまり、番手間での飛距離感覚が変わってきているのです。

またフェースの反発性能が上がってきたことと、ボールの進化も相まって、平均飛距離が伸びてきているというわけです。

アイアンのロフト角を基準に大きく分けられる

アイアンのロフト角の変化について話をしてきました。

では、現状市場に出回っているアイアンはどのように分類できるのでしょうか。

●飛び系アイアン

飛び系アイアンは、飛距離を重視したアイアンです。

キャビティ型で大型ヘッドのものが多いのが特徴です。

なかなか飛距離が出ないゴルファー向けに作られていますが、7番アイアンで26度といったものもあるくらいです。

そして7番アイアン~PWの4本セット販売が主流です。

●一般的なアイアン

一般的にアマチュア向けに売られているバランスの良いアイアンです。

キャビティ型のものが多く、ロフト角は7番アイアンで30度前後設定です。

5番アイアン~PWの6本セット、または6番~PWの5本セットが主流です。

●上級者向けのモデル

プロゴルファーや上級者が使うマッスルバック型やハーブキャビティ型アイアンが多いです。

ロフト角は昔と変わらず、7番アイアンで34度前後が主流です。

1度は使いたいと憧れるものですが、ある程度飛距離が出せる人やダウンブローでしっかりとインパクトを揃えられる人でないと扱いが難しいです。

1度は自分のアイアンがどうなっているか確認してみよう

ここまでアイアンの変化やロフト角の違いについて話をしてきました。

周りと比べて、アイアンの飛距離が出ないと思っている人は多いのではないでしょうか。

そう感じているのであれば、1度自分のアイアンのロフト角を調べてみてください。

初心者で結構多いケースが、先輩ゴルファーからもらって使ったり、入門で古いアイアンを中古で購入していることです。

そのため、プロゴルファーや上級者がg使うモデルと同じロフト角になっていたり、フェースの反発性能が低いものを使っていたりと、スイングではなくクラブの問題で飛距離に差が出ているかもしれません。

また、中古がゆえにグリップが古くて滑ってしまう、ライ角が自分に合っていなく正しくインパクトができていない可能性もあります。

もちろん、ヘッドスピードやスイング(ハンドファーストでロフトを立てる)によっても飛距離は異なります。

しかし、実際は自分に合った道具を使っていたら、周りとの飛距離の差はあまりないかもしれません。

アイアンのロフト角が1度違うと飛距離はどのくらい変わるのか

では、ロフト角が違うとアイアンの飛距離はどのくらい変わるのかまとめます。

簡易的な計算方法になりますが、一般的に同じヘッドスピードで番手違い(4度差のロフト角)で10~15ヤード変わります。

つまり、1度ロフト角が違うと2.5~3.75ヤード変わるということです。

ざっくり言えばワンピン以上変わります。

ロフト角が1度違うだけでこれだけ飛距離が変わると、コントロールも大変になりますね。

もちろん、シャフトの長さやヘッドの重さが違うのでヘッドスピードも変わりますし、フェースの反発性能も違います。

そうとは言え1度のロフト角でこれだけ違うので、上級者向けのモデルと飛び系アイアンではどれくらい差が出るか考えてみてください。

単純計算で8度ロフト角が違うとすれば、同じ番手表記でも20~30ヤード変わることになるのです。

こうしたことから、今使用しているアイアンで飛距離に悩んでいる人は、ロフト角を見直し飛距離が適正になるクラブを探すこともできます。

もちろん試打も必要ですが、参考になることでしょう。

1度試してみる価値がある飛び系アイアン

上級者になると、飛び系アイアンは番手以上に飛びすぎるので好まない人もいます。

しかし、飛距離で悩んでいる初心者や中級者は、1度飛び系アイアンを試してみる価値はあるでしょう。

最近の飛び系アイアンはロフト角が立っていても、スピンがかかりやすいように工夫されてもいるため、グリーンで止めることも普通にできます。

また、フルスイングしなくても飛距離が出やすいと考えることもでき、18ホール回るには非常に助けられます。

一部の人から、飛び系アイアンは邪道と思われることもあります。

それは、番手に強いこだわりがあるからです。

飛び系アイアンはロフトが立っていますが、見方を変えると優しい5番アイアンヘッドに7番アイアンのシャフトを挿しているだけとも考えられます。

シャフトが短くなれば、ミート率も上がり扱いやすくなるのは当然です。

実際、プロゴルファーでも通常の番手はマッスル型のものを使い、3番アイアンや4番アイアンは飛び系アイアンや一般的なロフト角のものを入れている人もいます。

単にロフトが立って飛距離が出やすいというわけではなく、特徴を理解して使う分には飛び系アイアンでも問題ないと言えるのです。

アイアンはただ飛距離が出れば良いというわけではない

最後に、アイアンは飛距離を出すクラブではなく、コントロールショットを打つものであることを再度認識しておいてください。

実際、アイアンで飛距離が出るほうが、いろいろと有利にコースマネジメントができることは確かです。

ゴルフにおいて、飛距離は重要なファクターです。

しかし、飛距離だけを追い求めて、ロフト角が立っているクラブにしてみたりするのは良くありません。

番手ごとの飛距離が変わると、1度身についた距離感とは大きく異なり、コースマネジメントに苦労するからです。

少しずつ、ヘッドスピードやミート率が上がり、飛距離が伸びてくる分には問題ありませんが、急激な変化は避けるようにしたいです。

飛距離で悩み、クラブの買い替えを検討している場合は、自分に合った振り心地とライ角の調整を行い、そのアイアンで安定したショットが打てるようになるまでしっかりと使うようにしましょう。

新しい飛び系アイアンが出て、すぐに目移りをしてはダメです。

アイアンのコントロールは日々の練習での積み重ねで習得できます。

必要に応じてアイアンを買い替えよう

お話した通り、今の自分のアイアンでの飛距離が妥当なのかどうか、周りとの比較ではなくアイアンの特徴を知った上で考えてみてください。

また、クラブはドライバーからウェッジまで飛距離間隔が大切です。

アイアンが飛びすぎると良いことばかりではありません。

全体的なバランスを見て、必要に応じて買い替えを検討しましょう。