アイアンはライ角で変わる!自分はアップライト?フラット?

アイアンがなかなか上手くいかない人、スイングばかり気にしていませんか?

その上手くいかない原因は、意外にスイングではなく、クラブそのものに問題があるかもしれません。

今回は、アイアンのライ角がアップライトとフラットで何が変わってくるのか考えます。

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アイアンが上手くいかないのはライ角が原因?

簡単にアイアンにおいて知っておきたい情報をまとめます。

まずは、ロフト角です。

ロフト角はフェース面の傾きを表し、打ち出し角度や飛距離に影響してきます。

ここは、もちろん理解している人は多いことでしょう。

もうひとつ覚えておきたいのがライ角です。

ライ角はアイアンのソールを地面に置いたときにできる地面とシャフトがなす角度です。

一般的にシャフトが長いクラブはライ角が小さく、短いクラブはライ角が大きくなります。

特に多く使うアイアンなだけに、ショットは安定させておきたいのが本音です。

スイングは変ではないけれど、安定しなかったり、振り切れなかったりする人はいることでしょう。

その原因をスイングに求め、スイングを変えたことで、より変になってしまった経験はないでしょうか。

シャフトの相性もありますが、意外に『ライ角』が自分に合っていないだけということが理由かもしれません。

ライ角が自分の適性に対してアップライトだったり、フラットだったりするとミスショットを誘発します。

間違ったライ角がもたらすスイングへの影響

アイアンが上手くいかない原因の要素にライ角を挙げました。

それではライ角がなぜそこまで重要になるのか、スイングにどのような影響をもたらすのでしょうか。

スイングのミスは、アドレスのミスが8割を超えると言われています。

スタンス幅や向き、肩のアライメント、フェースの向き、グリップの形など原因は色々です。

こうしたアドレスで重要な要素には、前傾角度や、アーム角と呼ばれるものもあります。

これらにライ角が関係してきます。

初心者やアマチュアの場合、クラブを地面に置いてアイアンのライ角を基準に前傾角度を決める人が多くいます。

それは間違いではありませんが、その通りにインパクトで戻してこれることが前提です。

次にアーム角ですが、ライ角と前傾角度のバランスによって変わります。

アーム角も適正があり、スムーズなバックスイングに入れるかどうかに影響が出ます。

スイング中の動作にライ角が影響することはありませんが、インパクトのタイミングには大きく関わってきます。

手元の高さによってアップライトかフラットか、適正ライ角が異なります。

ライ角がアップライト?フラット?どちらが良いのか

ライ角による影響について、前傾角度、アーム角度、インパクトに影響があると伝えました。

それでは、どのポイントを基準にライ角を考えれば良いのでしょうか。

また、アップライトとフラットどちらが良いのでしょうか。

考え方は色々ありますが、次のように考えれば良いでしょう。

●前傾角度

身長が高いゴルファーは、標準より少しアップライトのアイアンが良いとされています。

これは、アイアンは170cm前後の人を基準に作られているため、それに合わせると身長が高い人は前傾角度がきつくなりすぎます。

また、手の長さが短い(地面から手の位置が高い)人もアップライトのほうが前傾角度に無理が出ません。

●アーム角

ライ角を基準としたときにアップライト過ぎるとハンドアップになり、フラットすぎるとハンドダウンになります。

無理に合わせようとすると前傾角度が自分に合わない形になってしまいます。

しっかりとクラブの重さを感じられる角度の範囲内とし、その範囲を外れる場合は優先したほうが良いです。

●インパクト

特にライ角の適性を考慮しなければならいのがインパクトです。

アドレス時の手元の高さとどれだけ変わってインパクトしているかどうかが重要です。

手元が低く来るゴルファーは、フラット気味に調整をしたほうが良いでしょう。

手元が浮いてしまう人は、アップライトにすると良いです。

最近のアイアンはアップライトが主流

ここで最近のアイアン事情について少しお話します。

先ほどライ角は170cm前後の人を基準に作られていると話をしました。

もちろん前傾角度や手の長さによっても変わってきますが、最近のアイアンは若干アップライト気味に作られているケースがほとんどです。

なぜならアップライトのほうがボールが捕まりやすくなるからです。

フラットは捕まりにくく、アマチュアには扱いが難しいとされています。

特にアマチュアはインパクト時に手元を低く維持することができず、大きく浮き上がる人がほとんどです。

手元が浮き上がるとどのような影響が起こるでしょうか。

ひとつが、トゥダウンの動きが強くなることです。

トゥダウンがきつくなるとフェースは右を向き、開きます。

つまり、右へのミスショットに繋がることになります。

また、トゥだけ引っ掛かって弱いボールしか飛びません。

つまりトゥダウンをあらかじめ考慮してライ角を設定しておけば、インパクトで適性ライ角が保ちやすいため、アイアンをアップライトにするメーカーが増えたようです。

アップライトよりフラットが良いゴルファーの特徴

アマチュアのスイングの特徴からアップライトのアイアンが向いていると記しました。

しかしそれはあくまでも一般論であり、人によってはフラットのアイアンが向いている場合もあります。

ここでいうフラットとは、標準のライ角からフラットへ調整が必要なケースを指しています。

フラットにしている代表的なプロゴルファーでは、2019年全英女子オープンを勝った渋野日向子選手です。

彼女の特徴は、アドレス時から相当ハンドダウンに見える低い手元です。

自然体の前傾角度と手の長さで手元が低い位置にあります。

そのため標準的なライ角だとアップライトになってしまうのです。

つまり、アドレス時やインパクト時に地面と手元の距離が近い人はフラットにすると良いでしょう。

また、ボールの捕まりが強い人やインパクトでヒール側が地面に接地する人も、フラットにすることによって改善されることがあります。

あくまでも標準的なライ角に対してどのようにしたら自分の適正になるかということですから、フラットにしなければいけないというわけではありません。

標準的なライ角が適正であればそれに越したことはありません。

フラットのアイアンは難しい?

プロゴルファーの中には、アイアンのライ角をフラットにカスタマイズしている選手が多くいます。

それに憧れてフラットにしたいと考える人もいるかもしれません。

手元の低いフォームを手に入れるためにライ角の影響を逆転の発想で強制的に使うこともできます。

仮にアップライトからフラットに変えると、前傾角度といったアドレス姿勢へ影響を与えることが考えられます。

アマチュアの場合、この変化を正しく理解しないことが原因で難しく感じてしまうのです。

まず、ボールとの距離感です。

同じシャフト長の場合、アップライトはボールに足元が近づく、フラットは離れることになります。

また、ライ角をフラットに調整したにもかかわらず、前傾角度も変えず、ヘッドのヒールが浮いているアドレスを取った場合、フェースは開いた状態になってしまいます。

そのためフェース面の方向を正しく認識し直す必要があります。

最後にフラットにしたことでわずかながら長さが伸びてバランスが変わり、重く感じるようになります。

つまりクラブセッティングでバランスの統一をしていると、他のクラブと振り感も変わるのです。

このように、フラットにすることで様々な変化があります。

もし、フラットアイアンにする場合はその変化も考慮した上で行いましょう。

ライ角の変化でプラスへ

適正なライ角を見つけることは上達への近道です。

クラブフィティングや検査キットを利用して現状のライ角が適正かどうか、一度調査してみましょう。

そして適正ライ角のアイアンを打ってみると尚良しです。

その抜けの良さを体感できるはずです。