アイアンのシャフト交換を自分でするときの準備と心得

アイアンのシャフト交換を自分でするときには、交換するシャフトのほかにグリップが必要不可欠です。

また取り付けるためには専用の工具も必要になります。

今回は、シャフト交換に必要な部材と工具、また作業の手順と気をつけるポイントを紹介します。

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自分でアイアンのシャフト交換をやってみよう!

シーズンオフになったら、アイアンのシャフト交換をしてみませんか?

シーズンオフでなくてもシャフト交換はできますが、自分で作業をするのであれば、完成まで余裕を持たせた日程を組むことができるシーズンオフがおすすめです。

アイアンのシャフト交換は3番アイアンから9番アイアンまでであれば7本、ピッチングウェッジまで加えると8本になります。

工房のクラフトマンであれば、短時間でシャフト交換作業は完了きるかもしれませんが、初めての作業で専門の工具がないわけですから、じっくり時間をかけて作業工程を組んでいきたいものです。

シャフト交換の作業は大きく分けて3つあります。

1つ目が古いシャフトを抜くこと、2つ目が新しいシャフトを挿すこと、3つ目が新しいグリップを装着することです。

1日目はシャフトを抜き、2日目でシャフトを挿し、3日目でグリップを装着すると、それぞれに使う溶剤や接着剤の乾燥を待たなくて済みます。

あとは作業に必要な道具と新しいシャフトとグリップ、それにいくつかの部材を用意しなければなりません。

自分でアイアンのシャフト交換をするときに購入するもの

アイアンのシャフト交換をするときには、自分で新しいシャフトやグリップなどのパーツを揃えなくてはいけません。

シャフトはメーカーやモデルによって価格が違うので、量販店やネットショップで探しましょう。

一見するとネットのほうが安いと感じても、他のパーツなどを別に注文すると送料が加算されて逆に高くつくこともあるので気をつけなければいけません。

パーツとして必要なものは、シャフト、グリップ、ソケットの3点です。

シャフトは単品でも販売していますが、すべてのアイアンのシャフト交換をする場合にはセットで購入しましょう。

アイアンのシャフトの長さは、一般的に番手間が0.5インチ刻みになっているので、セットで購入すればそれぞれの番手の長さを気にする必要はなくなります。

ただ1本取りシャフトという番手毎にカット量を変えて使うものもあるため注意してください。

またシャフトとヘッドのつなぎ目を覆うソケットには、いくつかのサイズ(内径)があるので、シャフトのチップサイズ(先端の太さ)に合っているものを購入しましょう。

さらにグリップラバーの内側サイズにも違いがあるため、その点も注意して購入してください。

自分でアイアンのシャフト交換するときに必要な工具

自分でアイアンのシャフト交換をする場合には、最低限の工具が必要です。

大きく分けた3つの作業工程を考えると、シャフトを抜くときに必要な工具、新しいシャフトを装着するときに必要な工具、グリップを装着するときに必要な工具があります。

ただし作業工程ごとに使用する工具が重なることはありますし、自宅にも同じ工具があるかもしれないので、すべてを購入する必要はありません。

まずヘッドからシャフトを抜くときには、強力なドライヤーのようなものでヒートガンと呼ばれる熱風を出す機械が必要です。

業務用だと数万円もしますが、安価なものであれば数千円で販売されています。

ただし安価なものは、熱量が少ない場合があるので購入するときは注意が必要です。

熱量が足りないといくら長時間熱しても抜けない可能性があります。

ヘッドにシャフトが接続されているのは、エポキシのような接着剤を使っています。

エポキシは非可塑性なので、ガラス転移温度まで熱を加えて接着剤自体を壊します。

問題はこのときの熱量が低すぎると、3番アイアンから9番アイアンまで抜き終わるのに、気の遠くなるような時間がかかってしまうことです。

ヒートガンの熱量を考えて選びアイアンのシャフト交換をスタート

自分でアイアンのシャフト交換をするときは最低1000W、効率良く作業をするのであれば1800Wのヒートガンを使いましょう。

ヒートガンの口を10センチ程度離して1分程度、エポキシ接着剤が壊れる130度まで熱してからヘッドひねると外れます。

シャフトが外れたヘッドの内部についている接着剤の残りカスを、棒ヤスリやマイナスドライバーで掻き出し、仕上げに灯油をつけた布で拭き取れば綺麗になります。

新しいシャフトをつけるためには、事前にヘッドとシャフトを順に並べておき、エポキシ接着剤が硬化する前に、シャフトの先端とホーゼルの中に手早く塗ることが大切です。

ただし基本は1本ずつ確実に作業を終わらせていくので、大量に接着剤を混合させないようにしましょう。

接着剤を塗る前に、シャフトのセンターとフェース面が一致するように、ホーゼルの入り口とシャフトに油性ペンで印をつけておくとスムーズに作業ができます。

また接着剤を塗る前に、シャフトにソケットを差し込むことを忘れないようにしましょう。

自分でアイアンのシャフト交換するときは養生が大切

自分でアイアンのシャフト交換するときは、自宅のリビングや自室で作業をする場合が多いようですが、面倒でもしっかりと養生をしましょう。

養生が新聞紙を敷く程度だと、灯油がこぼれて新聞紙を濡らしてしまい、そのまま床材まで染み出すと、床材の塗装(クリア剤)が剥がれたり変色する場合があります。

そのため面倒でも、養生用のブルーシートかビニールシートを敷いて、気兼ねなく作業ができるような環境を作ることが大切です。

またテーブルを作業台にするのであれば、接着剤がついても良いように養生するようにしましょう。

さらに灯油を扱うわけですから、火気厳禁なのは当然のことですが、換気も必要不可欠です。

季節によって外気温は違いますが、エアコンで室内を冷やす暑い時期だと窓を開放するのは厳しいでしょうし、暖房が恋しくなる寒い時期だと窓を開けて作業するのはもっと厳しいかもしれません。

そんなときは意外にもバスルームが便利です。

換気扇はついているでしょうし、養生シートも最小限で済みます。

またシャフト交換したアイアンを立てかけておくのにも便利な場所ですから、接着剤が硬化するまでの1日間シャワーを使わないのであれば、おすすめの作業場所です。

アイアンのシャフト交換を自分ですると無保険状態と同じ

自分でアイアンのシャフト交換をするときに気をつけなければならないのが、ヘッドが抜けてしまうことです。

しっかり接着したつもりでも、ホーゼルの置くまでシャフトの先が入っていないために、使用中にヘッドが抜けて飛んでいってしまうことがあります。

また接着剤不足ということもあるでしょう。

逆にヘッドの抜けを心配して大量に接着剤をつけてしまうと、かえって先まで入りきらないこともあります。

まずは接着剤を塗る前にホーゼルの中にシャフトを挿して、スポっと入り、ぐらつくようなら抜ける可能性が高いため、接着剤を塗った上からアルミの粉やガラスの粉をまぶして滑り止めにします。

ちなみに多くのゴルファー保険は、ヘッドが抜けて人身事故を起こしたときには適用されますが、シャフト交換をした場合には改造とみなされ適用が除外されます。

つまり自分でシャフト交換した場合は、無保険状態でアイアンを使うことになることも知っておくことは重要です。

また接続部分をカバーするソケットをつけても水が浸入する可能性はあるので、普段からバケツなどにヘッドを浸けることのないように扱うことも大切なことです。

自分でアイアンリシャフトをするときは準備と確認が大事

アイアンのシャフト交換を自分でする場合には、新しいシャフトやグリップはもちろんのこと、最低限の工具や専門工具を用意しましょう。

効率的な作業をするための手順を把握して、作業場所を確保することが大切です。

とにかくヘッドが抜けないようにすることが大前提であり、しっかり接着しているかを確認してから使うようにしてください。