ドライバーの劇的飛距離アップ法はコックのリリースの活用!

ドライバーショットの飛距離を確実に伸ばすためには、スイングスピードを速くする練習よりも、コックを使ってリリースするタイミングを覚えた方が効果的です。

今回はそんなコックの作り方、そのコックをリリースする方法、そしてリリースの効果について解説します。

ドライバーのスイング理論はノーコックのリリースの二極化?

大袈裟なようですが、現在ドライバーのスイング理論は山のようにあります。

すべてのスイング法が「正しいスイング」なのですが、内容をみると正反対になっていることもあります。

アドレスのときの両肩とグリップの三角形を維持するスイングは、グリップを高いトップの位置で掲げるようにして、手首の角度を変えずにダウンンスイングをします。

これによってインパクトではフェースが合わせやすくなり、女子プロを中心に多くの選手が実践しています。

一方でテークバックの捻転によるスイングは、いまやスタンダードなスイング法です。

両肩が常に対角線になるように回転させて、左肩があごの下まで来たとき、右肩は後頭部の下にあるようなテークバックで、そこから横のスイングをしているのが多くの男子プロです。

こうしたノーコックもボディーターンもスイング法としては正解なのですが、スイング理論で比べるとまったく逆のことをいっています。

片やノーコックでフェースを合わせて、片やコックをリリースしてヘッドスピードを加速するといった違いがあるようです。

コックのリリースでドライバーの飛距離は伸ばせる

そもそもドライバーの役割は飛距離を求めることです。

飛距離を伸ばす方法は科学的に分析されています。

ミート率+打ち出し角+スピン量が飛距離の3大要素です。

このうちミート率は、ボール初速をヘッドスピードで割った数値です。

さらに初速は、打ち出したときのボールのスピードなので、ヘッドスピードとスイートスポットのスプリング効果による反発力が初速となって現れます。

つまり飛距離を伸ばすためには、ヘッドスピード上げることと、スイートスポットでボールをとらえることが重要だということになります。

ヘッドスピードを上げるためには、スイングが速いことはもちろんですが、スイング技術が必要です。

習得しなければならないポイントはいくつかありますが、コックの使い方を覚えるとヘッドスピードは加速させながらインパクトすることができます。

インパクトのスピードがマックスなのではなく、インパクト後もヘッドスピードは速くなっていくスイングができるのです。

そのためにはコックをリリースするタイミングを習得することが必要です。

コックのリリースの仕方を覚えるとドライバーは飛ぶ!

ドライバーでボールを打つとき、衝撃が強いほど反発力が増して打ち出す力は強くなります。

そのためにはヘッドスピードを上げなければなりませんが、スイングスピードを速くするのには限界があります。

筋トレをして毎日たくさん素振りをすれば徐々にスイングスピードは速くなっていきますが、それには並大抵ではないトレーニングと、日々怠らずに素振りを続ける必要があります。

それでも部活やプロの卵であれば可能かもしれませんが、一般ゴルファーにとってプロ並みの練習メニューは高いハードルのはずです。

そこで練習量を増やさなくてもコックのリリースの仕方を覚えるだけで、今までと比べると格段にヘッドスピードを速くさせられるのです。

手首の曲げと回転をするだけなので、身体的なトレーニングは必要ありません。

ただしコックをリリースするタイミングが重要になるので、スイングにバラつきがある場合は、最初にスイングそのものを安定させておく必要があります。

そのためには、やはり素振りを繰り返すしかありません。

ドライバーの飛距離を伸ばすためには、素振りだけは避けて通れないと理解しておくことが大切です。

コックを固めてリリースするのが正しいドライバーショット

コックをリリースするタイミングを覚える前に、コックを固めることについて確認しましょう。

スタンスをとってドライバーを構えたとき、グリップを握っている左手首の角度が重要になります。

親指を伸ばすと手首は真っ直ぐに感じるかもしれませんが、若干ですが親指側に曲がっています。

このまま状態で、左手甲が飛球線と平行になるように、右に90度回転させてみてください。

手首の力だけでヘッドを上げて、シャフトが地面と平行になると、手首は親指側に曲がり直角になっているはずです。

この左手首の直角が「コックが固まる」状態です。

通常コックはテークバックの中で徐々に形成されて、トップの位置で固まります。

この流れは意識しなくても、ドライバーを自然に引き上げたら行われるのですが、90度という角度は意識しないとできません。

さらに左手首が甲側や手のひら側に折れていると、ダウンスイングの軌道が歪むので、トップの位置では左手甲がフラットになっていることも確かめる必要があります。

ドライバーショットのコックをリリースするタイミング

ダウンスイングに入る前に、左手甲がフラットで直角なコックになったことを確認します。

急激なテークバックをするとヘッドに加重がかかり、ダウンスイングへの切り返しで振り遅れになることがあるので、ゆったりとしたリズムでドライバーをトップまで引き上げるようにしましょう。

コックを最大限に活かすダウンスイングをするためには、斜め下に向けて振り下ろさずに、グリップを真っ直ぐ下に落とすようにします。

振り降ろすのではなく、脱力して落とすイメージにすると捻転がほどけて、捻れた身体は正面を向きグリップは右腿の前に下りてくるでしょう。

このタイミングでコックをリリースします。

ドライバーの長さや前傾姿勢の角度にもよりますが、右腿の前後でコックをリリースすると、タイミング良くインパクトができるはずです。

リリースは、左手首の直角をアドレスの形に戻して、左手甲をターゲットの方向に回転させることです。

ただし意識的に左手の小指側に曲げる必要はありません。

トップからグリップが落下したとき、ヘッドの重みで左手首は自然に小指側へ曲がるからです。

タイミング良くコックをリリースすればドライバーのヘッドスピードは加速する

コックを小指側に曲げてリリースするのは、ドライバーヘッドの重みによってできるので意識をする必要は全くありません。

ただし手首に力が入っていると、自然に元に戻ることができずにリリースは失敗します。

グリップを強く握ってしまうと手首は硬くなるので、ギュッと握り締めることのないようにしてください。

もう1つの左手甲の向きを変える動作は、ヘッドが落ち始めたとき同時に行います。

グリップエンドはそれまで左側を指していましたが、自分を指すようにするのです。

この動作によって左手甲は方向転換をするので、開いていたフェースはアドレスと同じ状態に再現されます。

これが「コックをリリースする」ですが、この動作がどれほどヘッドスピードを加速させているかはアーリーコックで確かめることができます。

ドライバーを構えたら、腕を動かさずに左手甲を飛球線と平行にして、ヘッドを上げてコックを固めてみてください。

そのままコックのリリースだけでボールを打つと、そこそこの距離が出ているはずです。

スイングスピードを速くすることなく、コックのリリースが加わった分だけヘッドピードを加速させることができたことが理解できるでしょう。

コックをリリースしてドライバーの飛距離を伸ばす!

意識的に「コックのリリース」を取り入れると、現在のスイングスピードのままでもドライバーの飛距離を伸ばすことができます。

コックを使ったスイングで大事なことは、トップでコックを固めることと、リリースのタイミングをつかむことです。

そこをポイントに習得していきましょう。