ドライバーの低い弾道の原因は?上がるようになる方法はこれ

ひたすら練習しても、ドライバーでなかなかボールが上がらない。

低いボールが上がるようになれば絶対飛距離が出るのに。

これは、多くのゴルファーが悩むことのひとつではないでしょうか。

ボールが上がらない原因はいくつかありそうです。

その原因を特定して対策をとれば、必ずボールは上がるようになります。

ドライバーの弾道が低い原因のひとつは打ち方にある

ドライバーはロフトが10度前後です。

そのため他のクラブに比べてボールは上がりづらいです。

しかしアイアンと違い、高さのあるショットでボールを止めるという必要はないので、本来それほど上げる必要はありません。

ただロフトが小さいため、アイアンに比べてスイングを工夫しなければ思い通りの高さのボールが打てません。

弾道が低すぎてイメージと違う場合は、原因を探し改善する必要があります。

ドライバーの弾道が低いのにはいくつか原因があり、打ち方もそのひとつです。

遠くに飛ばそうと力が入ってしまい、突っ込んで打っているかもしれません。

もしくはグリップを強く握りすぎて、ストロンググリップが過ぎているのかもしれません。

そうするとフェースが「閉じた」状態でインパクトを迎えてしまいます。

ロフトが立ってしまい、本来の自分に合っているロフトのクラブの良さを活かせず、ボールは低く飛んでしまうのです。

弾道の低いドライバーの原因を知って上げるようにするには

もし打ち方に原因があって、ドライバーで低い弾道が出る場合、まずはドライバーの芯でボールを捉えることを最優先にしましょう。

芯に当たれば、ドライバーのロフトによりボールはおのずと高く上がります。

フェースの下の方に当たってしまうと、ボールは高く上がりません。

フェースの真ん中かそれより少し上に当たるようにするだけです。

それを練習するには、できるだけ高めにティーアップしてみてください。

ヘッドを地面につけず、浮かせてボールの後ろにくるように構え、5~6割程度のヘッドスピードで芯でボールを捉えるよう練習をします。

これはあくまでも芯を捉える練習なので、遠くにボールを飛ばす必要はありません。

また、最近ではフェースに貼るシールで、どこにボールが当たっているか調べられるグッズもあります。

ゴルフショップなどで売っているので、それを活用してみるのも良いでしょう。

ドライバーが低い弾道なのはクラブにも原因があるかも

ドライバーの弾道が低い原因が、打ち方によるものではない場合もあります。

もしかすると、使用しているクラブの影響があるのかもしれません。

自分に合っているロフトのはずなのに上がらないという場合があります。

実のところ、ボールが上がりやすいかどうかを決める要素はいくつかあります。

ロフトだけでなく重心の位置、ヘッドの形状やシャフトの硬さなどです。

ただ、それだけでは分からないものもあります。

例えば、同じスペックの違うメーカーを試打してみると、ボールの上がり方が違うのに気づくことがあります。

理屈では分かりにくいこともありますよね。

そうなると、単純にクラブを買い換えれば良いということですが、なかなかそうもいきません。

もし機会があるなら、同じスペックの違うメーカーのドライバーを試打してみてください。

ゴルフショップに出向いて相談するか、今ではネットでレンタルも気軽にできます。

自分に合ったクラブに変えてボールが上がるようになるのは良くあることです。

それが原因なら、クラブを変えることも視野に入れてみてください。

自分に合ったドライバーで低い弾道を変える

ボールの高さを決めるのは、打ち出しの角度とバックスピン量です。

打ち出しの角度が高いとボールは高く、またバックスピンがかかるほどボールは高く上がります。

このバックスピンはヘッドスピードが速ければ速いほど多くなります。

それを踏まえて、自分の力に合ったロフトを選ぶ必要があると言えます。

例えばヘッドスピードが男性より遅い女性ゴルファーなら、ドライバーは12度以上がおすすめです。

初心者の男性ゴルファーは11度以上で、中級者でもヘッドスピードが速くないゴルファーでしたら10度以上がおすすめです。

そうなると、実力がついてきたらクラブのロフトも変える必要が生じます。

ドライバーが低い弾道の原因なら、自分に合った道具はボールを上げるのに一役買ってくれます。

一般ゴルファー向けに、やさしくボールが上がりやすいというモデルもあります。

一方上級者向けは、抑えたボールを打ちやすいモデルが多いです。

ロフトが調節できるモデルも便利ですね。

ドライバーの性能の違いを見比べて、低い弾道を高くする、自分に合ったモデル選びもするのも必要です。

ボールが低い原因はドライバーを打つときのティーアップのせい

ドライバーで打つときのティーの高さはゴルファーによって様々です。

そのティーアップの高さが、ボールの上がり具合を決めているかもしれません。

ちょうど良いティーアップの高さの基準は、クラウンの上からボールが半分ほど出る感じになります。

それよりもティーが低いとボールは低くなり、高いとボールは高くなるのです。

そして構え方は4つに分かれます。

ティーアップを高くして、ヘッドを地面につけるのかつけないのか。

ティーアップを低くして、ヘッドを地面につけるのかつけないのか。

それぞれにメリットがありますが、低い弾道を高くする場合、どのようにすれば良いのでしょうか。

ドライバーでボールが低すぎるというゴルファーは、ボールを芯で捉えるようにするのが大前提です。

そうなると「ティーアップを高くしてヘッドを浮かせて構える」がおすすめです。

このやり方をするとボールを芯で捉えやすくなるからです。

しかしフックを打つゴルファーでボールが上がらない原因は、極端に高いティーアップにして下からあおることかもしれません。

インパクトでフェースが閉じるので、いくらティーアップしてもボールは上がりづらいです。

ドライバーは力いっぱい打っているなら6~7割の力で

ドライバーショットは遠くに飛ばそうとつい力が入ってしまいますよね。

フルスイングすると、全身に力が入って余計な動きをしてしまいます。

突っ込んでしまっているという意識がなくても、飛ばそうという気持ちのせいで前のめりになっているはずです。

そうするとドライバーのロフトが立ってしまって、本来のクラブの力が活かせません。

それが低い弾道の原因となってしまいます。

その場合、6~7割の力で軽くスイングしてみてください。

軸が安定して、ドライバーの芯で当たる確率が高くなるのに気づきます。

それだけでボールが上がり、飛距離もアップするのです。

軽い力で振るコツとしては、先にインパクトの形を憶えておくと、とても振りやすくなります。

本来スイングの途中でボールが当たってくれるのが理想なので、インパクトを意識するのはためらわれるかもしれません。

しかし軽くドライバーを振って厚みのあるインパクトを感じられるので、是非試してみてください。

芯を捉えられるようになれば、フルスイングでなくてもボールが上がり飛距離がアップします。

地道ですがしっかり芯を捉える練習は効果があります。

上がらないドライバーの原因と対策

ドライバーが低い原因は、シンプルに考えると芯に当たっていないということです。

またロフトを立ててインパクトを迎えているなども影響しています。

それから、合わないロフトのドライバーを使用しているかもしれません。

こうしたことを意識したスイングや、クラブを見直すことだけでボールは上がります。

本来自分に合ったドライバーで、そのロフトが活かせる自然な高さの弾道が理想です。

是非色々試してみてください。