ドライバーで使える英語を海外ゴルフのために覚えておこう!

海外でゴルフをするときに間違った和製英語を使ってしまうと、スタッフやキャディに上手く伝わらずパニックになるもしれません。

特に最初のドライバーショットでそんな事態が起きてしまっては、残りの17ホールを考えると気が遠くなって楽しめなくなります。

海外へ行ってもいつものように楽しく、そして気持ち良くプレーするために、ある程度の英語は覚えておきましょう。

ドライバーショットの際に確認しておきたいゴルフ英語

ドライバーを片手に1番ホールのティーグラウンドに立ったとします。

ゴルファーがまず確認したいのはプレーイング・コンディションです。

バンカーやペナルティエリアまでの距離、打ち上げなのか打ち下ろしなのか、そして風の状況ももちろん気になります。

これらを英語でどう確認すれば良いのか分かりますか?

距離は日本と同じようにヤード(yard)で表現する所もありますが、国によってはメートル(Meter)で表現する国もあります。

事前にどの表記なのかスコアカードやゴルフ場の表記で確認しておくと良いでしょう。

距離を確認する際は「What is the yardage to the bunker?」と尋ねます。

見れば分かる場合が多いですが、打ち上げか打ち下ろしか判断が難しい場合、打ち上げは「uphill」で、打ち下ろしは「downhill」となります。

距離を尋ねた返しで「200yards-slightly uphill」が「少し打ち上げで200ヤードです」となります。

距離を尋ねる英語はもう一つ「How far to the bunker?」もあります。

これらはドライバーに限らずバンカー(bunker)をピン(pin)に変えることでセカンドショットの際に使うことができます。

最も勘違いの多いゴルフの和製英語

ドライバーショットに限らず全てのショットで気になるのが風です。

向かい風なのか、追い風なのか、風が強い場合はショットに大きな影響を与えるのでしっかりと把握しておきたいところです。

日本語で向かい風や追い風と言う人もいますが、多くのゴルファーは「アゲインスト」や「フォロー」と言っています。

確かにアゲインスト(aginst)もフォロー(follow)も英語に間違いはありません。

しかし向かい風や追い風の意味でこの英語は使ってはいないのです。

これはゴルフの和製英語になります。

そのため海外でこれらを使ってもキャディに伝わらないのです。

日本人は和製英語と気づかずに伝わらないのは発音が悪いからだと勘違いする人もいます。

本来向かい風は「a head wind」、追い風は「a tail wind」と言います。

『head=頭(おでこ)』、『tail=しっぽ(お尻)』なのでおでこに吹いてくる風は向かい風ですし、お尻に吹いてくる風は追い風と考えると混乱せずに覚えることができます。

別の表現では向かい風を「upwind」、追い風を「downsind」と言います。

これはどっちだったかなと混乱してしまう場合があるので、先に紹介した表現をオススメします。

補足ですがサイドの風は「a cross wind」と言います。

ドライバーショットの後に使えるゴルフ英語

さて1打目のドライバーショットを打ちました。

真っ直ぐ、そして良い弾道で打てたときに一言「ナイスショットー!」

これがゴルフの定番です。

この「Nice shot」は海外で伝わらないことはありませんが、正しい英語ではありません。

正しい英語では「Good shot」、もしくは「Beautiful shot」と表現します。

気持ちは伝わりますが英語でナイス(nice)は感覚的主観的な評価の際に使うので、ドライバーの良いショットに使うのは違和感があるのです。

「ナイス」のほうが日本人は良く使う英語ですし、発音し易いこともあってナイスショットのほうが浸透してしまったのかもしれません。

もちろん18ホール、グッドショット続きではないでしょう。

緊張して思わず出てしまったミスショットの英語表現は次の通りです。

ドライバーの代表的なミスはチョロ、テンプラ、チーピンです。

チョロは「dribbled」で水などが滴ると言う意味なのですが、ボールが滴るように転がると表現しています。

テンプラは「skied」で高く打ち上げたボールとテンプラをそのまま表現しています。

チーピンは「duck hook」で飛距離が出ないことは短いアヒルの足に例えた表現になります。

ドライバーショットで使えるスラング英語

スラングと英語と言うと下品であったり過激なイメージがあります。

しかしゴルフで使うスラングはゴルフ特有で決して下品や過激ではありません。

ドライバーショットで大きく曲がってOBに行くような酷いショットをした場合「Flab」と言います。

これは「What a flab」のように名詞でも動詞でも使うことができます。

逆に今日イチと言うくらい飛距離が出た場合は「Kill」と表現します。

殺すと言う悪い意味のイメージですが、ゴルフでは「I killed」とポジティブな意味で使うことができます。

同じような状況にはなりますが、芯を捉えたショットの場合は「On the screw」と言います。

フェースの芯を捉えたことをネジ穴にしっかり入ったと例えています。

あまりないかもしれませんが、万が一空振りした場合は「Fan」と表現し野球でバッターが三振に打ち取られるという意味から来ています。

ちなみにスラングではない普通の英語では「missed」や「whiffed」と言います。

最後に今日はドライバーやアイアン、アプローチにパター全てが絶好調だというときは、「You are in the zone」です。

同伴競技者に格好良く言って上げると更に気持ち良くラウンドできるでしょう。

グリーン上で使えるゴルフ英語

ドライバーショットで使えるゴルフ英語はセカンド以降のショットでも使えるものが多いです。

しかしやはりゴルフで一番大事なのはグリーン上でのやり取りでしょう。

フックやスライスはドライバーやアイアンは和製英語ではなく正しい英語です。

しかしグリーン上で使うフックやスライスは和製英語で海外では通じないので要注意です。

ボールが右から左へ転がるフックラインは「right to left」、左から右へ転がるスライスラインは「left to right」と実はそのままの表現をします。

そのためゴルフを始めたばかりの人は和製英語のほうが混乱するかもしれません。

右から左、左から右と説明するように言ったほうが正直分かり易いです。

加えて下りのパットは「downhill putt」、上りのパットは「uphill putt」。

順目は「with the grain」、逆目は「into the grain」。

早いライは「fast putt」、遅いライは「slow putt」。

これらのように意外と英語の表現のほうがそのまま言葉にしているので分かり易くなっています。

ラインを表現する際はカップの真ん中を「Dead centre」と言います。

これ以外のカップ右寄り「Right centre」やボール2個分右「two balls right」のように日本語とほぼほぼ同じ表現をします。

実は基本的なところに和製英語を使っている

ドライバーショットやアイアン、グリーン上での英語は和製英語もありますが、英語と同じ表現をしていたり、日本語の表現をそのまま英語にしていたりと勉強すればすんなりと入ってきます。

しかし多くのゴルファーが和製英語と知らない基本的な部分があります。

それはホールの呼び方です。

パー3を「ショートホール」、パー4を「ミドルホール」、パー5を「ロングホール」と呼んでいませんか?

確かに「short hall」「middle hall」「long hall」と英語です。

実のところこれらは海外では使いません。

パー4でも短いホールや長いホールと言ったときに使う場合はあります。

しかしパー3や4、5のことをそう言った表現をすることはないのです。

特に「middle」は絶対に使うことはありません。

ではどう表現するのでしょうか。

そのままPar-3、4、5と言うだけです。

中には日頃からそう呼んでいる人もいるかもしれませんが、そうでない人は海外では通じないので気をつけてください。

また勘違いしている人が多いのが、最初に打つ人を「オーナー」だと思っていることです。

「主」と考えると確かに合っているような気がしますが、正解は「オナー(honor)」です。

「honor」の意味は栄誉で前のホールのスコアを称える呼び名となります。

色々な文化を上手く取入れてる日本だからこそ

日本は食べ物でもスポーツでも言葉でも色々な国のものを上手く取入れています。

代表的なのが言葉なのですがイメージ等を繋げて和製にしています。

韓国語のチゲを辛いイメージで使用してますが、本当は「鍋」ですから、韓国人からしたら「チゲ鍋=なべ鍋」ということになります。

アゲインストやフォローも同じでアゲインストは逆らう、フォローはついて行く。

これをイメージすると風の方向が分かり易くなります。

和製英語と英語を混乱することもありますが、覚えてしまえば数多くの言葉を身につけることができます。

それが得なのか、損なのかどちらなのかは分かりませんが、ゴルフを楽しむためには覚えるべきでしょう。