ドライバーのミート率の平均値を上げられるのは技量と性能

ドライバーの飛距離を伸ばしたいときは、まずミート率を計測してみると良いかもしれません。

計測器が置かれている練習場や量販店の試打室で平均値を確認すると、自分に足りないものが見えてきます。

ここからは飛距離とミート率の関係、進化を続けるドライバーについてまとめます。

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ドライバーの平均飛距離を上げるときはミート率を確認しよう

ドライバーの平均飛距離をアップしようと、練習場で一生懸命ボールを打ち続けているのにその効果が現れないとしたら、正しいインパクトができていないのかもしれません。

ボールを打ち続けているということは、強いスイングを繰り返しているわけですから、スイングスピードは日々進化していることになります。

問題はそのスイングスピードがヘッドスピードとしっかりリンクをしていて、正しいインパクトができているかです。

手元を速く動かしてもシャフトの先が同じだけ、もしくはそれ以上に速くなければ、飛距離アップには繋がりません。

飛距離アップに繋げるためには、ヘッドスピードを上げることが必要です。

同時にフェースの芯でボールをとらえることが飛距離アップには欠かせないものです。

どのくらいの確率でボールを真芯でとらえたかは、インパクトのときのヘッドスピードと打ち出したボールの初速を計測すれば割り出すことができます。

「初速÷ヘッドスピード=ミート率」で得た数値で、どのくらい芯でとらえたかを判断することになります。

平均的なミート率の高さでドライバーの飛距離は安定する

練習場やゴルフショップの試打室で、自分のヘッドスピードと初速を計測してみると、ミート率が確認できます。

もっとも最近の計測機器は生データだけではなく、ミート率も瞬時に表示してくれるので、実際には電卓と格闘することなしに、ドライバーのミート率も確認することができるはずです。

ただ表示されたミート率の数値は1.25とか1.30と、小数点の入った小さな数値だけなので、このデータを見てから解析できる知識が必要です。

まずはミート率に関係するスイートスポットについて再確認しましょう。

現在のドライバーヘッドはチタンを使っているものがほとんどですが、この理由は「頑丈」ということにあります。

その硬いチタン合金を薄くして、ヘッドの厚さを2~3ミリ程度にします。

ヘッドの内部が空洞なので、ボールが当たると薄いフェース面はへこみ、そこから跳ね返すように戻ります。

これがインパクトの反発力で、フェース面で1番反発力の高いところをスイートスポットと言い、その周辺のスイートエリアでボールをとらえることで、平均的に満足いく飛距離を出すことができるようになります。

ドライバーのミート率の平均値が重要な理由

ドライバーのミート率は平均値が重要になってきます。

それはコンスタントに飛距離を出せないで、「今日イチのショット」の1本だけではダメだということです。

この平均値こそが、スイートエリアなのです。

本来はポイント(点)である真芯こそが良く弾むわけですが、そこで命中できるのはプロ並みの技量がなければなりません。

そこでポイントから外れても、ほぼ同じ効果が得られるように作られたのがスイートエリア(芯の範囲)です。

インパクトで多少のブレがあっても、相応の飛距離が得られるわけですから、一般ゴルファーにとっては十分飛距離アップに繋がる人がいるかもしれません。

ただし「真芯」と「芯の範囲」では弾む力はわずかながら違うため、技量のあるプロは真芯性能に特化しているものを選び、誤差を持つアマチュアは芯の範囲を選ぶことになります。

その違いを表しているのはミート率の数値なわけです。

プロとアマチュアで違うドライバーのミート率の平均値

ドライバーのミート率を見ると、トッププロの平均は1.5だそうですが、アマチュアの平均は1.3とも言われています。

ただアマチュアの場合には、計測データの対象範囲が不明確なので、ひょっとすると平均はこの数値よりも劣っている可能性はあります。

ミート率の上限は1.56で、これを超えると実質的にはルール違反とされる高反発クラブになります。

製造過程での製品のバラつきによって、違反クラブとはならないように、そもそも上限である1.56ギリギリのドライバーは基本的には作っていません。

例外的に、この「ギリギリ」をキャッチコピーにしているモデルはありますが、もちろん計測で違反認定が出れば、当該試合以外にも失格扱いになるリスクを抱えることになります。

問題なのは、この数値の意味するところです。

アマチュアの場合には1.4を超えれば、十分にドライバーの持っている性能を活かしたことになります。

逆に言うとミート率の平均が1.4を下回ると、性能を活かしきれていないと判断でき、もう少しスイング軌道を安定させるための練習が必要になるということが分かります。

ミート率の平均が0.1上がると15ヤード伸びる!

ドライバーのミート率の平均値がプロとアマチュアで違うことは、単に命中率だけの問題ではありません。

机上論ではミート率が0.1違うと、その飛距離は15ヤード違うと考えられています。

しかもドライバーショットの平均のミート率が上がるためには、コンスタントなティーショットができていることが重要です。

つまりスイング軌道を安定させなければならないのですが、ドライバーはティーアップした高いボールを下から打ち上げる、アッパーブローのスイングが必要です。

長いシャフトを使ってスイートスポットでボールを打つことが大変なのに、ボールの手前でスイングの最下点を通過して、フェースが浮くときにボールをインパクトするわけです。

一般的にスイングの最下点はスタンスの中央で、そこから過ぎてからインパクトを迎えるとしたらボールは左側になければなりません。

つまり空振りした後にボールを打つ、しかも真芯でとらえるように打って、さらにヘッドスピードは最下点よりも加速するようにスイングをしなければなりません。

ドライバーはミート率の平均値を上げ続けている

ドライバーのミート率を上げるためには、アッパーブローのスイング軌道を安定させることです。

変則的なこのスイング法を確実にマスターすることが正しいインパクトに繋がり、スイートスポットでボールをとらえられるようになります。

ここまでは自力でミート率を上げるための方法なのですが、近年はヘッドスピードが遅くてミート率が高いアマチュアが増えてきています。

ミート率は初速をヘッドスピードで割った数値ですから、初速が高いほどミート率の数値も高くなります。

ところがヘッドスピードは遅くても初速が速ければ、ミート率は上がることになります。

スイートスポットエリアが極端に広く、しかも重心深度を深くした通称「弁当箱」のヘッドは、フェースでさえとらえれば反発力のあるインパクトができます。

要するに、フェースのどこに当たっても1.4がマークできるようなドライバーが開発されてきているからミート率の平均値も上がり、コンスタントに飛ぶボールを打てるようになってきたわけです。

ミート率で上限を定めても、ドライバーの性能は進化を続けています。

ミート率の平均を上げる方法は良いドライバーに巡り合うこと

ドライバーのミート率の平均値が高いほど飛距離アップに繋がります。

ミート率の数値の意味が理解できれば、スイングスピードを上げるだけでは飛距離アップしないことが分かるはずです。

自分の技量、打点傾向に合ったドライバーを探すことのほうが、容易に飛距離を伸ばせるようになるでしょう。