ユーティリティとアイアンは距離で使い分けてはいけない

やさしいクラブとして人気のユーティリティですが、フェアウェイウッドとアイアンの中間的なクラブとして使い分けをしようとすると、距離が合わなくて悩むことがるようです。

ユーティリティとアイアンを使い分けるときの考え方についてご紹介していきます。

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やさしいユーティリティはアイアンと使い分けると難しい?

ユーティリティは、フェアウェイウッドやロングアイアンに苦手意識があるときに便利なクラブです。

代用するクラブとして考える場合、どうしても何番アイアンと同じなのかと、飛距離を比較して使うことが多くなります。

ユーティリティはやさしいクラブではありますが、アイアンの距離と比較して使い分けるのには難しいクラブです。

アイアンはロフト角によって、およその飛距離は決まりますが、ユーティリティはヘッドスピードによって飛距離に幅があります。

もちろんアイアンも同じように、ヘッドスピードの速さで飛距離は違ってきますが、ユーティリティのヘッドはウッドタイプなのでアイアンに比べて反発力が強く、速く振るほど飛びに実感があるはずです。

ヘッドスピードは平均とされる40m/sであれば、ユーティリティの5UTの飛距離の目安は170ヤードですが、43m/sになると190ヤードが可能になります。

ですから、自分のヘッドスピードの速さとミートする技術を知っておくことが重要になります。

ユーティリティをアイアン代わりに使い分けするのは無理?

ユーティリティを選ぶときに、アイアンと飛距離で使い分けることは難しいかもしれません。

確かにユーティリティは、「打ちやすさ」としてアイアンの代用として使うことはできますが、まったく同じ弾道で飛ぶわけではありません。

ユーティリティは低い弾道になるので、アイアンに比べると着弾してからのランが長くなります。

つまりユーティリティとアイアンが同じ飛距離であっても、次のショットを打つときの位置は、ユーティリティのほうがグリーンに近づいているということになります。

そうすると仮に180ヤード先にグリーンがあるとします。

アイアンであれば3番アイアンを選択するとグリーンエッジに着弾し、ランによってグリーンの中央にボールを運ぶことができます。

このときの3番アイアンのロフト角が22度であっとすると、ユーティリティでも同じ22度、つまり4UTを選ぶとします。

ロフト角を同じですが、ユーティリティのほうがシャフトは長いため、飛距離は伸びることになります。

3番アイアンのシャフトは38.75インチ、ユーティリティの4番は39.50です。

およそ1インチの違いによって飛距離は5ヤード違ってきます。

ユーティリティとアイアンの性能の違いと使い分けの仕方

ロフト角を基準にしてユーティリティとアイアンを使い分けしようとしても、飛距離やランが違うので、比較するとかえって難しくなると思います。

ユーティリティとアイアンでは、着弾後のランの距離に違いがあります。

これはスピン量の違いなので、スピンが効くアイアンはエリアにボールを運ぶことができますし、ユーティリティはゾーンに落として距離を伸ばすことができます。

もちろんユーティリティも「自分の距離」を把握できれば、フェアウェイウッドのようにグリーンを狙う道具にもなりますが、そのためには精度の高いショットが要求されることになります。

ユーティリティはある程度の練習をすることで、距離感が生まれてくるわけです。

このときアイアンと飛距離を比較しても、意味がないことは分かると思います。

ただし、実際にプレーをするときには、キャディバッグに納められた14本のクラブのなかで、使い分けをしなければなりません。

そのためには14本のクラブに統一感が必要となります。

アイアンとユーティリティを使い分けしなければならない場面

セカンド地点から5番アイアンでは届かない距離であれば、4番アイアンかさらに上の3番アイアンを選ぶことになります。

ところがアイアンの3番や4番で打っても、5番アイアンと飛距離が変わらなかったり、ミスショットになったりと、苦手意識を持っているゴルファーは意外に多いようです。

そこで活躍するのがユーティリティなわけですが、問題はユーティリティの何番にするかの使い分けを考えなくてはいけません。

一般的な5番アイアンの飛距離は170ヤードです。

これに対してユーティリティを選ぶ場合には、5UTで175ヤード、4UTが185ヤード、3UTは195ヤードが目安になります。

ロングアイアンが苦手な理由は、「シャフトの長さ」にあるはずです。

それはユーティリティであっても同じことが言えますので、3UTよりは5UTのほうが扱いやすいと感じるはずです。

この場合は距離が重複しても、キャディバッグに5UTを入れて、さらに4UTも入れておくと使い勝手はよくなるはずです。

無理をしてアイアンとの距離を合わせるのではなく、ライの状況等を判断して使いやすい道具を選ぶようにすると、迷わずにセカンドショットを打てるようになるはずです。

ユーティリティとアイアンの使い分けはラウンド前に決める?

アイアンとユーティリティは、ボールの置かれている状況やターゲット周辺のレイアウトによって使い分けをすることになります。

アイアンショットは、バックスピンの量が多くなるので、低い弾道で打ち出しても浮力が増して途中から急激に上昇し、頂点から真下に落とすことができます。

アイアンはグリーン面をピンポイントに狙えるわけですが、それでもロングアイアンに近づくほど、緩やかな放物線を描き、着弾後のランが長くなっていきます。

一方のユーティリティは、アイアンに比べて低い弾道のまま着弾するためランの距離が長く、手前にバンカーが配置されていると使えない場合があります。

ただし弾道が低いことから風の影響を最小限にとどめられる利点があります。

ロングアイアンを使いこなせるようであれば、コースレイアウトや当日の天候などを考慮して、ラウンド前にアイアンとユーティリティのどちらを選択するかを決めても良いかもしれません。

目的に合うユーティリティとアイアンの使い分けが大事

結果的にユーティリティはユーティリティの役割があり、アイアンにはアイアンの役目があるので、それぞれの目的に合わせて使い分けをすることが重要になります。

ユーティリティは多少ダフリ目で払い打ちをすると、ソールが芝の上を滑って正しいロフト角で打ち出すことができます。

練習場での打ち方と同じようにするだけなので、「やさしい」と感じることが多いようです。

アイアンはボールの中心部に照準を定めて、スイングの最下点を合わせることで、スピンの効いたボールを打ち出すことができます。

練習場であれば、ボールの手前にコインを置いて、弾かないようにボールだけをとらえる練習をすると、正しいインパクトができるようになります。

外形的にはまったく違うゴルフクラブですが、打ち方も違いますし球筋も違います。

また飛距離が一致したとしても、着弾後のランの距離が違うので、それぞれの距離感を覚えることで使いこなすことができるようになるはずです。

ユーティリティとアイアンのデータを確認して使い分けしよう

ユーティリティとアイアンを使い分けするときは、飛距離ではなく「飛距離+ラン」の総距離の違いを確認しておく必要があります。

また弾道の高低差やスピン量なども把握することで、実践で効果的な使い分けができるようになるはずです。