ゴルフ場の稼ぎ時と思われるお盆期間ですが、実は集客するためにあの手この手を使って苦労しています。
オープンコンペの開催や格安料金など、集客のためには特別な期間とも言えます。
そこで格安にお盆期間のゴルフが楽しめる方法について紹介します。
格安のゴルフを探すならお盆期間が狙い目!
土日祝日のゴルフは料金に割高感があって、一般ゴルファーのお財布には厳しいところです。
一般的なゴルフ場の料金は、メンバーとビジターで分かれていて、メンバーは曜日に関係なく同一料金で、ビジターは平日と土日祝日で料金が変わります。
また早い時間や遅い時間のスタートは、早朝・薄暮などの特別料金で割安になっていたり、ゴルフ場スタッフの休日を設けて月曜日だけをセルフ日にして格安料金にしている場合もあります。
また祝日が続くゴールデンウィークや、日本の風習であるお盆休みなども、格安料金にしているゴルフ場があります。
長期の休日ですので、1日くらいはゴルフを楽しむ日があるのではないかと思いがちですが、3~4人のゴルファーを集めることが難しいために、気持ちはあっても予約ができないのが現状のようです。
それを鑑みて、ゴルフ場も集客のための手段として、1人からでも参加できるオープンコンペなどを企画して、利用しやすい態勢を整えています。
格安料金を望むのであれば、お盆期間は狙い目かもしれません。
ゴルフ場がお盆で格安でも避けなければならない日はある
土日祝日しか休日ではなかった時代には、ゴルフ場も「休日」は超満員でしたが、今は休日や出勤時間がバラバラで、同僚とプレイベートを過ごす機会が少なくなってきています。
逆に考えると土日祝日に休める人は限られているということです。
土日祝日を休日にしている代表格と言えば、公務員と銀行員、それに医師や薬剤師などの専門職でしたが、今は曜日に関係なく交代勤務になることがあるようです。
また公務員の官官接待禁止の御触れが出てからは、ゴルフ場の利用が少なくなっていて、とてもお盆にコンペを開くような環境にはないようです。
つまりお盆のゴルフ場は、スタート枠が空いているということになります。
人が集まりにくいときに交渉する余地があるのは市場原理です。
自ら幹事となってゴルフコンペを企画したら、格安で楽しいコンペが開催できるかもしれません。
成功するポイントはタダ1つ、お墓参りの日を外すことです。
お盆に格安のゴルフコンペを企画したら盛況になるかも
日ごろ利用するメンバーは、お盆くらいは家族サービスをするため敬遠する傾向にあります。
ゴルフ場も家族サービスは承知しているので、月例会などで個人参加を募って、1人でもラウンドできるようメンバーに配慮しています。
そうなれば連チャンでラウンドする人もいるかもしれませんが、お盆期間に1回ラウンドできれば十分と言う人も多いはずで、月例日の前後は空いている可能性が高いと思います。
またお墓参りについては、昔は15日前後でしたが、今は週末がピークとなっているようです。
仮に15日が木曜日であったとして、お墓参りを14、15日で済ませる人と、17、18日の週末で済ませる人に分かれることが予想できます。
つまり家族サービスの前後である16日に、ゴルフを入れても問題ないことになります。
あとはゴルフ場と格安料金とパーティ代を交渉して、割安感があれば参加者を増やすことができるでしょう。
またスタート枠の空き状態によっては、組数が増えても受け入れてくれるかもしれませんので、人数制限なしのコンペを開くことができるかもしれません。
ゴルフ練習場にはお盆の格安割引券が出回っているかも!
お盆に格安のゴルフをしたいけれどゴルフコンペをするほどの人脈はなく、オープンコンペに参加できるほどの技量もないという場合があるかもしれません。
ゴルフコンペを主催するとなれば、天候によっては中止することになって、未回収の会費のおかげで賞品や参加賞を自己負担するリスクもあります。
またドタキャンが相次いだことで、ゴルフ場に迷惑をかけるばかりかパーティ代などを負担する羽目になることも考えられます。
そこで3~4人で1組だけのゴルフを楽しむほうが安心でき、気が楽という人もいることでしょう。
格安料金を求めるなら、まずはゴルフ場近くの練習場を探しましょう。
ゴルフ場の多くは集客がヘタで、しかも人任せの部分があります。
飛び込みで企業訪問して、コンペを集客しているのは外資の入っているゴルフ場くらいのものです。
そんなゴルフ場の集客を担うのが割引券です。
周辺の練習場には割引券を置かせてもらっていて、それでも埋まらないお盆シーズンなどは、簡易的なポスターで格安料金をアピールしているかもしれません。
練習場のフロント経由で申し込むだけで、簡単に予約ができ、しかも料金は格安になる可能性大です。
お盆時期のゴルフ場の格安料金はネット検索が確実
割引券を発行しているゴルフ練習場が分からないときは、ネットから情報を集めるしかありません。
ネット情報で大事なことは、掲載されている格安料金が今も適用されているかを確かめることです。
コースを利用してきたはずのブログが、実は他人の情報をアレンジしたもので、実際に問い合わせると違うことがあるからです。
正しい情報はコースのホームページで配信しているものか、もしくは予約ができる大手のサイトに書き込まれたものです。
できれば後者の予約サイトを開き、口コミを遡って前年のお盆を利用した感想を丹念に読み込むと、評価と共に本当に格安なのかも分かってきます。
もちろん納得がいけば、予約サイトの中からスタート枠を探して、利用額に納得してから予約をクリックします。
中には、「格安料金!」と記載されていても、年がら年中その料金でネット予約を受け付けている場合があります。
他コースと比べると割安でも、そのコースの格安とはならないこともあるので、口コミ情報と先の予約欄をチェックするようにしましょう。
ゴルフ場にはお盆期間の中でも格安枠がある
お盆期間にすべてのゴルフ場が空いているわけではありません。
帰省先の地域のゴルフ場は、子供や孫と一緒にゴルフが楽しめることもあって、予約が取れないところもあります。
また地元で同窓会を兼ねたゴルフコンペや、旧友との親睦を兼ねたラウンドもあるかもしれません。
帰省で混み合うゴルフ場のメンバーはこの状況を知っていますので、お盆の前後でラウンドを楽しんでいます。
ところが体調や天気予報、また仕事の都合で予定が変わってしまい、スタート枠に空きが出ることもあります。
さらに8月15日前後は台風シーズン真っ盛りで、早くから進路の予測が発表されているため、台風予想が出た時点でキャンセルしてしまうことも多いようです。
そのためギリギリでもスタート枠が埋まっていなければ、交渉次第では超格安のラウンドができるかもしれません。
特に日没が早くなりつつあるので、「遅いスタート時間でもOK」と条件を付ければ、格安料金の確率は高まってきます。
どちらにしてもゴルフ場は1組でも多く、利用してもらうことを望んでいるわけですから、「お願い」すれば格安のプレーも可能になってくるはずです。
ゴルフ場のお盆期間が格安な理由と値引き額の限度
ゴルフ場は忙しいと思いがちのお盆期間ですが、ゴルファーの高齢化もあって子供や孫の帰省で、客足は鈍ると言われています。
あの手この手で集客しているゴルフ場にとって、いまや多少の割引は許容範囲と考えられています。
ただしメンバー料金が存在している以上、格安とは言っても許容範囲は限られてきます。