ゴルフトーナメントの観戦は時間ロスのないように満喫しよう

ゴルフトーナメントの観戦に行ったことありますか?

女子は基本3日間、男子は4日間行われます。

1日だけの観戦でもフル観戦でも、せっかくのチャンスを無駄にしたくはありませんよね。

今回は時間ロスのないように効率良く観戦する方法を紹介します。

ゴルフトーナメントの観戦チケットはいくら?

ゴルフトーナメントを楽しむには、まず観戦チケットを購入しなければなりません。

コンサート等のように観戦チケットにランクは無く、全て同じ金額で販売されています。

ただ1日券と初日から最終日まで使える通し券の2種類あります。

大会によっては開催されているゴルフ場の優待券や限定のグッズ等が付いているものもあります。

観戦チケットの料金は均一ではなく大会によって変わります。

1日券で3000~6000円くらい、通し券であれば10000円くらいが相場です。

大会によっては最終日のみ料金が高めになっていることが多いです。

そんな観戦チケットの購入方法は、当日会場で購入することもできますが、事前にチケットぴあなどで前売り券を購入することもできます。

前売り券の購入方法は大会ホームページに記載されているので、事前にチェックしておくと良いでしょう。

前売り券の方が安く購入できるのでオススメです。

受付では長蛇の列が予想されるので、事前に観戦チケットを購入していた方が購入時間を省けるので無駄な時間を省くことができます。

ゴルフトーナメントを観戦する前に組み合わせ表で時間配分

まずゴルフトーナメント会場へ入場する際、「ペアリング」と呼ばれる組み合わせ表がもらえます。

もちろんホームページ等で事前にその日のペアリングをチェックすることもできます。

そのペアリングには選手の組み合わせ、そしてスタート時間が載っています。

そのためペアリングを見て好きな選手の組み合わせやスタート時間をチェックすることから始めましょう。

出場選手の多い大会ではアウトとインの両方からスタートする場合もあります。

それからペアリングの裏面にはコース内の地図が載っています。

その地図で自分の現在地やコースのレイアウトを確認しておくと、効率良く観戦することができるので活用しましょう。

ホールが隣接している場所もあるので、上手く計画を立てれば好きな選手を追いかけながら他の選手のプレーを見ることもできるからです。

地図の中には売店やトイレ、喫煙所や速報板の位置も書き込まれているので、○番ホール付近に何があるかを把握しておくと慌てることなく対応できるでしょう。

特にトイレの数は限られており、ギャラリーが多い場合は待ち時間も考えられるので、余裕を持って行けるようにしておくと良いでしょう。

観戦方法を決めることで上手く時間を使う

ゴルフトーナメントの観戦には大きく分けて2種類の方法があります。

①好きな選手にずっとついて回る

②一箇所に場所を決めて全ての選手を見る

もちろん好きな選手がいる場合は①になるでしょう。

しかし①になると他の選手のプレーを見るのは難しくなりますし、18ホール全てを選手と同じペースで歩くことになります。

追いかけたい選手がいない場合は②の方法になります。

ティーグラウンド付近に場所を定めれば全ての選手のティーオフを見ることができます。

しかし当然ドライバーショットしか見ることはできません。

またティーショットが飛んでくると想定できる場所に定着するのも良いですが、選手によって飛距離は様々なので確実にそこにボールが飛んでくるとは限りません。

それからグリーン付近に定着すると、アプローチやパッティングのみの観戦となります。

そう考えますと、色々なプレーが見たい人は体力は使うけれど選手を決めてついて行くのが一番良いといえます。

前半と後半でついていく選手を変えてもまた違う楽しみ方ができるのでオススメです。

ただ計画無しにウロウロしてしまうと時間の無駄になるので気をつけてください。

進行中のゴルフトーナメントで選手の位置を知るには

ゴルフトーナメントを観戦するのに、選手のスタート時間に合わせていけない人もいるでしょう。

その場合、既にスタートが終わっている選手の位置を把握するにはどうすれば良いのでしょうか。

手っ取り早く把握するには会場に設置されている速報板を見ることです。

しかし速報板は会場内の数箇所にしか設置されていないので、とりあえずその場所まで行かなければなりません。

最も簡単な方法はインフォメーションで尋ねることですが、尋ねる人が多い場合は速報を知る段階で時間を使うことになってしまいます。

そこで選手の位置を自分で把握する方法があるので覚えてください。

それは時間を計算することです。

1ホールの所要時間15分を基準とし、スタート時間からどのくらい時間が過ぎているかでおおよその目安で位置を確認するのです。

もちろん多少誤差は出ますが、目安となるホール付近へ行けば前後の組を確認できるので、好きな選手の位置は確実に把握することができます。

また移動中に他の選手のプレーを見ることもできるので、実は一番上手い観戦方法かもしれません。

時間を有効に使うのは早起きしてフルに行くのが一番

自分のラウンドでもそうかもしれませんが、もちろんゴルフトーナメントも朝が早いです。

ゴルフトーナメントのスタート時間は一般的に8時くらいになります。

そして観戦のための受付時間はスタート時間よりも更に早く、6時半~7時頃になります。

少しでも早く行くことで、受付で並ぶ時間を軽減できる可能性はあります。

ただ土日は早く行く人も増えるので既に並んでいることもあるでしょう。

スタート時間は8時なのに何故そんなに早く行くのでしょうか?

それはスタート前に行われる選手たちの練習を間近で見ることができるのが一番のメリットだからです。

また練習場には出場するほとんどの選手がいるので、好きな選手だけでなく他の選手も同時に見ることができます。

そして時間に余裕があるのでペアリングを確認しながら1日の観戦計画をしっかりと練ることができるのです。

ゴルフトーナメント初日はギャラリーが少ないので余裕で行動できますし、組み合わせがランダムなので人気選手が早い時間にスタートする可能性もあります。

人気選手はギャラリーが多いので観戦に苦戦することもありますが、初日の朝早くであれば堪能できること間違いなしでしょう。

ゴルフトーナメント観戦での持ち物

ゴルフトーナメント観戦での時間の使い方も大切ですが、持ち物もかなり大事です。

1日中ゴルフ場で過ごす上にかなりの距離を歩き回ることになるからです。

まず服装はラウンドで着用するゴルフウェアでも問題ありません。

もちろんゴルフウェアでなくとも動きやすい服装であればOKです。

特に観戦する人へのドレスコードはありませんが、常識の範囲内といったところでしょうか。

また靴に関してもゴルフシューズやスニーカー等歩きやすく滑りにくいものが良いです。

間違ってもヒールのあるような靴を履かないでください。

それは歩くのに問題ありますが、何よりも芝を傷つけてしまうという理由で厳禁となります。

それからゴルフ場にはあまり日陰がないので日傘やサングラスは必須です。

そして春や秋、冬の観戦では1日中屋外で過ごすので防寒対策をしっかりとしましょう。

一箇所に定着して観戦する人は、ビニールシートや簡易椅子を持参すると快適に過ごすことができます。

最近は簡易椅子も軽量化されているので持ち運びも昔と比べたら相当楽なはずです。

そして急な天候の変化にも対応できるよう雨具の準備も必須です。

ゴルフ場は山付近にあるので天候が変化しやすいので気をつけましょう。

ゴルフトーナメントはプレー以上にマナーが大事

ゴルフとはマナーに厳しいスポーツと言うイメージがあります。

プレーする際はもちろんですが、ゴルフトーナメントの観戦にもマナーはあります。

自分がプレーする際に守るべきことはゴルフトーナメントでも同じです。

しかし選手にとって人生が掛かっている大会ですので、無意識にしたマナー違反でも決して許されません。

会場にはマナーに関することが掲示されていますので、入場の際にはしっかりと再確認しておきましょう。