ゴルフ用のキャップをかぶると、なぜか違和感があって似合わないような気がすることがありませんか。
顔の形や大きさ、頭のサイズなどが原因のような気はしても、どんなタイプなら似合うのか分からないものです。
そこで今回は似合わないキャップのチェックポイントを紹介しますので、キャップ選びの参考にしてください。
ゴルフ用のキャップが似合わないと思ったら確認しよう
ゴルフキャップが似合わない人はいませんか?
その理由に、服装と合っていないという初歩的なものから、頭とキャップのサイズが合わない、顔の大きさや形とキャップの形状が合わないといった場合があります。
また自分が似合わないと思い込んでいるだけの場合もあるようです。
特定のゴルファーがかぶっている画像を見てそのキャップを選んだのに、鏡に映る自分の姿にイメージしたものと違って見えてしまうことがあります。
このようなギャップは、髪型や洋服などで学習しているはずなのに、対象とするモデルとの違いが気になってしまうようです。
そこでまずは鏡に映る自分の姿ではなく、スマホなどで自撮りして確認してみましょう。
ゴルフ場のスタートホールで同伴者と記念撮影をすると、他の人と比べることもできるので、「自分だけが…」ということはないかもしれません。
それでも似合わないと思えるのであれば、まずは服装とのマッチングを確認しましょう。
服装と合わなければゴルフキャップは当然似合わない
スーツ姿にベースボールキャップが似合わないことはだれでも想像がつくと思います。
ボタンダウンのシャツにレインハットが似合わないのも同じことです。
仮にポロシャツにニッカポッカ姿であれば、帽子はハンチングが似合うはずです。
このように、服装にあったキャップを選ぶことによって、違和感がなくなる場合がありますので、自分の服装とコーディネートが合っているのかを確かめてみましょう。
また日ごろ見ているかぶり方と、ゴルフのときのかぶり方の違いが違和感になる場合もあります。
ゴルフの場合もっとも多いタイプはベースボールキャップですが、名前の通り野球用のキャップなので、本来は目深にかぶるのが正しいのだと考えられます。
しかしながら日常的にはしっかりかぶる人は少ないかもしれません。
年代にもよりますが、ツバを後ろに向けたキャッチャーかぶりや、ツバを斜めに向けるラップパフォーマーのようなかぶり方が普通だと思う若者もいるのではないでしょうか。
この変化形のかぶり方をイメージしているとしたら、野球のピッチャーのような目深にかぶるゴルフ場での姿を似合わないと思うのは当然のことなのかもしれません。
ゴルフキャップが似合わないならサイズ感を今一度チェックしよう
ゴルフ用の服装とキャップをコーデしても似合わないと感じるのであれば、頭や顔の大きさとサイズが合っていないのかもしれません。
キャップに限らずサイズ違いは違和感があるので、本能的に似合わないと思ってしまう可能性があります。
キャップを選ぶときには、頭のハチ(額から耳の上を通って後頭部の出っぱっている部分の外周)のサイズを測るのが一般的です。
ただこのサイズでキャップを選ぶと、キチキチで小さなキャップに見えてしまいます。
通常は0.5ミリくらい大きなサイズを選ぶものなので、57センチであれば57.5センチを選ばなくてはいけません。
ところがゴルフキャップは、0.5センチ単位で品揃えをしていることはなく、フリーサイズが一般的です。
ただ国内向けのキャップの場合、57.5センチ前後が基準となっていることが多いため、いわゆる標準的な頭のサイズであれば違和感はないはずですが、極端にサイズが違う場合は、S・M・L・LLのサイズ別のものから選ぶようにしましょう。
ちなみにSは55-56センチ、Mは57-58センチ、Lは59-60センチ、LLは61-62センチが一般的です。
頭の大きさに合ったゴルフキャップなら似合う
キチキチのゴルフキャップは小さく感じるので、似合わないと思うのは当然のことです。
日常生活でかぶるキャップは、そんなにピッタリしたものは選ばないで、余裕のあるワンサイズ大きなタイプを選んでいるのではないでしょうか。
ゴルフに限らずスポーツのためのキャップはズレを防止しようと、ピッタリしたものを選びがちですが、実は指1本が入るサイズが格好良く見えるはずです。
ユルユルだとスイングのたびにキャップが動いてしまうのではないかと心配するかもしれませんが、中折れ部分に調整テープを入れてきつくない程度のサイズにすれば問題ありません。
この調整テープを使えば、頭のハチが小さくて顔が大きめの人でも、大きめのキャップで違和感のないものを選ぶことができます。
問題は頭のハチが大きな人です。
LLサイズで約62センチ、最大の5Lでも65センチなので、65センチ以上だとオーダーメイドのキャップにするか、後頭部で留めるサンバイザーに変えれば問題はないはずです。
顔の形と合うキャップタイプを覚えよう
頭のサイズを合わせてもキャップが似合わないと思うのであれば、顔の形とキャップが合っていないのかもしれません。
いわゆる顔のデカイ人とは、総体的な大きさではなく、頭のハチよりも顔が膨らんでいるときに感じます。
コメカミより極端に頬が膨らんでいるのに、ベースボールキャップをかぶると、正面から見てキャップが小さく感じるので違和感があるはずです。
この場合にはトップが平らになっているドゴールキャップのようなタイプか、サイドにもツバがあるハットタイプを選ぶと違和感はなくなります。
また細長い顔の人は、前髪を出してツバを上に向けると、顔の長さが強調されてしまい似合わないと感じるかもしれません。
そのためベースボールキャップを目深にかぶり、ツバも内側に丸めるとスッキリとしたラインになります。
これは現在のゴルフキャップの主流デザインなので、サイズやカラーなども豊富にありますが、特に深めのタイプにすると面長の顔が強調されることはなくなります。
ゴルフキャップが似合わないと気にする場面は2箇所だけ
日本人に多い丸顔のタイプは、ベレー帽やハンチングが似合います。
ただ特別な事情がない限り、その種類の帽子を選ぶことはないはずです。
そのためベースキャップを選ぶのであれば、浅めのタイプでツバが短めのもの、さらにワンサイズ大きなものに調整テープを入れると、違和感はなくなるはずです。
同じく日本人に多いのが、ハンバーグで育ったといわれるあごがシャープな逆三角形の顔です。
髪が極端にはみ出ることがなければ、ベースボールキャップは似合うはずで、アイドルに多い卵型と同じようなシルエットになるはずです。
ゴルフのラウンド中には、何度かキャップをとる場面があると思います。
そのたびに髪型やツバの角度などを気にするようだと集中力が切れてしまいます。
記念写真のときと18ホール目が終了したときに、キャップをとって挨拶したあとに気をつければ、ほかは似合わなくても問題はありません。
なぜなら同伴プレイヤーは、貴方のキャップが似合わないことよりも自分のプレーのほうが気になっているはずだからです。
自分で似合わないと思い込んでいるだけかも
ゴルフ用のキャップが似合わないと、思い込んでいる人は意外に多いようです。
他人の姿を見ても違和感はないのに自分だけが似合っていないと感じるのは、キャップ姿に慣れていないことが多いようです。
顔の形にもよりますが、ワンサイズ大きなものを選んで調整テープを使ってみると、スッキリしたシルエットになるのでお試しください。