アイアンはどのメーカーにする?ヤマハは初心者でも安心

アイアンセットを買うときに、初心者はどこのメーカーの物を選んで良いか分からないと思います。

ゴルフクラブのメーカーは多数ありますが、ヤマハのアイアンは初心者から上級者まで幅広い層に好まれます。

そこで、今回はヤマハについてまとめます。

2018年賞金王はヤマハの契約プロ

ヤマハと言えば、楽器で有名ですね。

実は、ゴルフメーカーとしても有名です。

ゴルフを始めたばかりの初心者は、驚いたのではないでしょうか。

2018年国内男子ツアーの年間賞金王に輝いたのはヤマハ契約選手の今平周吾プロです。

通常、ツアーで複数回の優勝を上げる選手が賞金王になるケースがほとんどです。

しかしながら今平周吾プロはツアー1勝のみで賞金王になりました。

その秘密は、2018年の戦歴を細かく見てみると分かります。

優勝1回、トップ10入りが11回、トップ20入りが4回と安定した成績を残しています。

ゴルフで安定したスコアを残すためにカギを握るのが、ドライバーとアイアンでのショット正確性です。

今平周吾プロはその正確性を武器に1年戦い抜いたのです。

2018年に使用していたドライバー、アイアンともにヤマハのクラブを使用していました。
ドライバー:ヤマハ RMX116 ドライバー

アイアン:ヤマハ RMX 116 TOUR BALDE アイアン(4番~PW)

ヤマハはふたつのラインナップでニーズに答える

複数のラインナップを用意するメーカーが多い中、ヤマハのラインナップはふたつです。

シンプルかつ明確なコンセプトがあるため、初めてヤマハのアイアンを検討される人でも選びやすいでしょう。

まず、『inpres UD+2シリーズ』が有名です。

「ぶっ飛び」を合言葉に、プラス2番手の飛距離を求めたinpres UD+2シリーズです。

ドライバー、FW/UT、アイアン、パターまで一通りのクラブがラインナップされています。

初心者でも扱いやすいように、チップウェイトテクノロジーを用いてシャフトのたわみによるエネルギーロスを軽減するなど、様々なテクノロジーを駆使して飛距離アップを実現しています。

次に、『RMXシリーズ』です。

こちらのシリーズもドライバー、FW/UT、アイアンなど一通り揃っています。

RMXシリーズは「勝つために、進化」を合言葉に、実際に契約プロが試合からのフィードバックした内容を取り入れて開発が進められています。

ラウンド中は、様々なライに出会うため、そのいずれでも振り抜きやすいようにスコアアップにつながる工夫がされています。

RMXシリーズは、それぞれのレベルに応じてモデルがいくつか用意されています。

アマチュアでも、レベル問わずコースを攻めたい人にはおすすめのシリーズです。

初心者のアイアンショットでの悩み

ヤマハのラインナップを紹介しましたが、ヤマハのアイアンは初心者に合うのでしょうか。

まずは初心者がアイアンショットで悩むポイントは具体的にどんなところなのでしょうか。

・番手通りの飛距離が出ない

初心者が、番手通り飛距離がでない理由は大きく3つあります。

一つ目は、ハンドファーストになるスイングができず、ロフト角を正しく使えていない(ロフトが寝てしまう)ことです。

二つ目がシャフトのしなりがうまく使えず、アイアンのヘッドが走らずヘッドスピードが出ていないことです。

三つ目がうまくアイアンの芯でボールをインパクトできていないことです。

・実際のラウンドで練習通りにできない

練習場だとうまくアイアンショットができるのに、ラウンドに出ると失敗してしまうケースは良くあります。

練習場の場合は、フラットかつ人工芝のため、ダフってもクラブが引っかからないことが原因にあります。

実際のラウンドは傾斜やライの状況により、スイングを変えていく必要があります。

傾斜やライへの対応は、経験と知識を積み重ねることが重要です。

初心者でもぶっ飛び?ヤマハのinpres UD+2アイアン

お伝えした悩みがアイアンセットを変えるだけで解消できたらどうでしょうか。

今回、そんなニーズに答えられるヤマハのアイアンを紹介します。

まずは、前項で飛距離の悩みに対応できるシリーズとして紹介したinpres UD+2シリーズのアイアンを紹介します。

inpres UD+2アイアンは、初心者が飛距離で悩む根本的な原因を解消してくれます。

まず、フェースは「新L UNITフェース」を搭載し、反発エリアを拡大し確実に芯をとらえてくれます。

超低重心、超深重心設計にこだわることで、ボールのつかまりを良くし、また高初速ロフト設計でボールが上がりやすく飛距離アップを実現してくれます。

そして、なによりおすすめのポイントに、しっかり振り抜け、クラブヘッドが走る工夫があります。

それは、シャフトのたわみをコントロールしエネルギーロスをなくす「チップウェイトテクノロジー」と重心点をフェースセンターに移動させたことです。

それにより、クラブヘッドへの遠心力向上と初速アップにつなげています。

シャフトは以下の2種類です。

・オリジナルカーボンMX-519i(フレックスSR/R)4本セット(#7~PW)

・N.S.PRO ZELOS 7(フレックスS)4本セット(#7~PW)

初心者から上級者まで使えるヤマハのRMX 118アイアン

次に紹介する「RMX 118 アイアン」はヘッドスピードが速い初心者におすすめです。

inpres UD+2アイアンはドライバーヘッドスピードが45m/sを超えてくると対応していないため、こちらを検討してみてください。

ヤマハの契約プロも利用しているRMXシリーズは、実際のラウンドでの悩みを解消してくれます。

プロゴルファーが利用するモデルは、どのメーカーもマッスルバックが多いですが、RMX 118はキャビティモデルのため、アマチュアでも扱いやすくなっています。

もちろん飛距離やミスへの寛容性も最新テクノロジーでカバーしてくれています。

RMX 118アイアンは、『鋭い抜け味、アクティブソールが搭載』されています。

これにより、どんなライでもしっかり振り抜け、直進安定性もアップしています。

また、軟鉄を用いたフォージドアイアンの打感も、気持ち良く扱える理由の一つです。

シャフトは2種類です。

・N.S.PRO MODUS3 TOUR 120(フレックスS)6本セット(5I~PW)

・オリジナルスチールN.S.PRO RMX95(フレックスS)6本セット(5I~PW)

ヤマハの契約プロと利用アイアン

最後にヤマハの代表的な契約プロと利用アイアンを紹介します。

・藤田 寛之プロ

藤田プロは、国内男子ツアー18勝を誇る大ベテランです。

利用しているアイアンは、「2018 RMX 018 TOURMODEL」です。

・谷口 徹プロ

谷口プロも、国内男子ツアー20勝を誇る大ベテランです。

利用しているアイアンは、初心者向けに紹介した「2018 RMX 118」です。

実際に、プロも利用しているほどの良いアイアンです。

・今平 周吾プロ

今平プロは、初めに紹介した通り、2018年の賞金王です。

現在の利用アイアンは「2018 RMX 018 TOURMODEL」です。

・有村 智恵プロ

ヤマハの契約プロの中で女子の看板と言えば、国内女子ツアー14勝の有村プロです。

利用しているアイアンは「2018 RMX 118」です。

・福田 真未プロ

通算2勝を挙げている福田プロです。

有村プロと同じ「RMX 118」を利用しています。

ヤマハは初心者から上級者、プロでも利用できる

ヤマハのアイアンが、幅広いターゲットに合うことは間違いありません。

今回、細かく紹介はできていませんが、ヤマハのアイアンは打感はもちろんのこと、打音にも力を入れています。

音楽に関わるヤマハらしいですね。

アイアンを購入検討の際には、ヤマハを候補に入れてみてください。