ドライバーが不調なときはティーを低めにすると直せる!

ドライバーが不調に陥っても、その原因が良く分からないときは、とりあえず練習でティーを低めにしてインパクトするコツさえ分かれば脱出できる可能性があります。

今回は、たった3日間の自宅練習と2日間の練習場だけで、ドライバーの球筋を安定させる方法を紹介します。

アッパーブローが狂うとドライバーが曲がり出す

ドライバーを使ってティーショットしたボールの行方がバラバラ、その不安から萎縮してしまい余計にトラブルを抱えてしまうことがあります。

そんなときはティーを低めにセットして、何も考えずに思い切りスイングをすれば、意外と簡単に直ってくるものです。

ドライバーのゴルフスイングは、他のゴルフクラブと違って、基本的にアッパーブローでインパクトしなくてはいけません。

慣れれば簡単なようですが、1度でもスイングの歯車が狂うと、正常な状態に戻すのは難しいものです。

元々は普通にアッパーブローで打てていたものが、急にできなくなったのには、それなりの理由があるはずです。

例えばテークバックで上半身が右側に倒れるような姿勢になっているのに、それに気がつかずにダウンスイングをすると、今度は反動で上半身が左側に倒れてくるため、グリップの位置が変わってミスショットに繋がる場合があります。

その原因が分かれば直す手立てはありますが、テークバックでの上半身の揺れが、インパクトに関係していることを自分で見つけるのは難しいものです。

ドライバーショットの乱れの原因が分からなくても低めのティーで解決

気がつかないうちにゴルフスイングが乱れてしまい、それがティーショットで現れることがあります。

ドライバーは飛距離を出そうとオーバーアクションになるので、その分だけスイングの乱れも大きくなり、打ち出すボールに影響を及ぼしてしまいます。

乱れの根本原因が分かればそれを修正するだけで解決できますが、現象だけをとらえて対処すると深みにはまることがあります。

そもそもテークバックで上半身が右に傾くのは、左肩を90度回転させようとしているからです。

自分では左肩をあっごの下に入れて、「回転している」と納得していても、右肩がほぼ動いていないと、背骨を中心に開いた本を閉じるようなフォームになっているかもしれません。

これは左肩を寄せているだけですから、寄せ切れなければ頭だけを残して上半身を右に傾けてしまいます。

根本を修正するためには、正しい捻転を再学習しなくてはなりません。

ところがティーを低めにしてスイングをすれば、この根本原因を突き止められなくても、ほとんどは修正することができるのです。

正しくインパクトできる低めティーでのドライバー練習法

ドライバーで打ち出すボールが暴れるのは、インパクトでのフェースの向きが乱れることと、スイング軌道が安定していないことに原因があります。

正しいインパクトと安定したスイング軌道ができるようになれば、間違いなく打ち出したボールの乱れは収まります。

しかしながらそのためには、もの凄い数のボールを打って、正しいスイングの練習をしなければなりません。

理想としては正しい修正方法ですが、現実的には難しいものがあります。

そこでティーを低めにセットして打つようにしてみましょう。

最初はボールをセットする必要もなく、庭先で素振りをするだけで十分です。

練習をするために、練習マットとして人工芝かパンチカーペットを1枚用意してください。

30センチ角もあれば十分で、500円もせずに手に入るはずです。

ドライバーを構えてスタンスの中央にヘッドをソールし、その下に30センチ角の練習マットを敷きます。

練習方法は、ドライバーのソールを擦るように素振りを繰り返すだけです。

低めのティーのドライバーショットを習得するために必要なもの

庭先でドライバーの素振りを繰り返すと、ソールの擦れる位置が一定になってくるでしょう。

元々ゴルフをしているためスイング軌道が一定にするのは数回の素振りでできるかもしれませんが、最低でも1日100回を3日程度は頑張りましょう。

このとき自分のスタンスの幅や練習マットの擦れている部分との間隔はしっかり把握して、練習場で実際にボールを打つときも同じ「正しい位置」を取れるようにします。

練習マットの擦れているところが、スイングの最下点です。

3日間も素振りを続けていれば、場所が変わってもその最下点の位置は変わらないはずです。

次の練習ステップに移行するために練習場へと場所を変え、最下点より少しだけ左側に低めのティーをセットしてボールを打つようにしましょう。

ちなみに庭に芝が生えていると、練習マットは必要ないと思うかもしれませんが、最初は上手く擦ることができずにドライバーを傷める可能性があります。

そのため、たった3日間の練習のためですが練習マットは準備することをおすすめします。

ドライバーのティーは低めにして最下点の2センチ横にセット

使用しているドライバーの長さを45インチとします。

スイングの最下点がスタンスの中央だと仮定し、2センチ左側に低めのティーをセットします。

これでアッパーブローの打ち出し角はおよそ1度上がりますので、もしもロフト角10度のドライバーを使っていれば、11度で打ち出すことになります。

理想は14度の打ち出し角ですが、フェースセンターまたは下部でインパクトをするため、スピン量はしっかり入り失速することはないでしょう。

しかも構えたときの感覚は、スイングの最下点でインパクトをするのとほぼ同じことから、安心感を得られるはずです。

すでに300回の素振りでスイング軌道はかなり安定していますから、最下点でソールを擦るようなスイングさえできれば、自然と正しいインパクトができてくるでしょう。

もしもフェースが開いてスライスするようであれば、アドレスでドライバーのヘッドを少しフックフェースにセットするだけで修正できます。

なお完全に低めのティーでインパクトができるまで一定の練習は必要ですが、基本的には最初の3日間でスイング軌道を作っているので、習得までにそれほど時間はかからないはずです。

低めのティーでドライバーが打てるようになる練習は2日目が大事

このティーを低めにセットして、スイングの最下点の近くでインパクトをする方法には、大事なポイントがあります。

元々正しいゴルフスイングをしていたのに、何らかの条件が加わったことで、スイングに乱れが生じたことです。

良いときの癖も悪いときの癖も体には残っているもので、「いざ本番!」で突如ぶり返すことがあります。

それを消すための練習が庭先の3日間の練習です。

1日目の練習はスイング軌道を安定させることですが、2日目以降は最初のひと振りが重要になります。

練習場でボールを打つとき、1球目が失敗しても2球目以降で修正し、帰るころには満足のいくショットが打てるようになっているものです。

しかしながら本番のコースでは、常に「最初の1球目」しかありません。

その1球目のために3日間の練習が必要だったです。

1日経つと、元の良い癖、悪い癖に向かって体が勝手に修正しようとします。

最初の1球目を想定して、スイングの最下点が前日と同じであったかを確認し、変わりがなければ合格ですが、もしも違っていれば3日目以降も素振りの練習が必要だと判断できます。

スイングの最下点を重視した素振りでスイング軌道を安定させれば、低めのティーで曲がらないドライバーショットが打てるようになります。

ドライバーの乱れは低めのティーアップで修正できる

ドライバーの球筋が安定しないのは、アッパーブローで打ち上げるイメージが強いため、余計な動作が入ってミスショットに繋がっているからでしょう。

最低3日間の素振りでスイングの最下点を確定し、その横に低めのティーをセットすると、正しいインパクトができるようになります。

アッパーブローに対するイメージが強すぎるようなら、一度リセットする意味も込めて、低めのティーアップ、試してみてください。